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歯科技工士・岩澤 毅

権丈善一 制度派経済学としての医療経済学 : ガルブレイスの依存効果と医師誘発需要仮説の類似性

2000年09月30日 | 医療経済研究・権丈善一・二木立
タイトル 制度派経済学としての医療経済学 : ガルブレイスの依存効果と医師誘発需要仮説の類似性
別タイトル The Economics of Health Care as Institutional Economics : Similarity between "The Affluent Society" Written by Galbraith and the Market of Health Care

著者 権丈, 善一(Kenjho, Yoshikazu)
慶應義塾大学商学部

形態

上位タイトル 三田商学研究 (Mita business review). Vol.43, No.4 (2000. 10) ,p.33-

識別番号 ISSN 0544571X

DOI

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抄録 経済学のなかで,消費者需要の神聖不可侵性は,先験的公準-論理体系の基本的な前提として措定せざるを得ない証明不可能な先験的な命題-として取り扱われる。ところが,この消費者需要の神聖不可侵性という経済学上の約束事に対して,ガルブレイスは『ゆたかな社会』のなかで異議を唱えた。この本のなかで彼は,消費者の欲求は,自立的に決定されるものではなく,依存効果によって創られるもの-すなわち,生産の過程で,生産者による宣伝や消費者相互間の見栄の張り合いに依存して創られるもの-という論点を用いた。そしてガルブレイスは,依存効
キーワード 医療経済学
制度派経済学
医師誘発需要
依存効果
医療技術


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