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番外編・ハングタンの日常

岩手県盛岡市に住む「ザ・ハングタン」のみなさん。そのくらしは如何なものか。

学校の仕事を終えた牧村環先生は、バスケ部の教え子高橋弥生を連れて河南のほうにあるマンションへ。今日は酒飲みの予定もないので車で行くことにした。
環「しかし盛岡の道路って狭いよね。東京や新潟より狭いもん」
弥生「あたしも、確かに福岡のほうが広いなって思いますよ」
ぼやきはその程度にして、牧村環と先輩の横田夏子が共同生活を送っているマンションの一室。そこには夏子と友人の原俊彦がいた。
環「あら」
俊彦「マッキー、それにキャプテンも」
夏子「やぁ、あなたが弥生ちゃん?」
弥生「はい」
そして俊彦はみんなのために麺料理をごちそうすることにした。それはじゃじゃ麺だったが盛岡のじゃじゃ麺とは少し違っていた。
俊彦「弥生ちゃんに合わせたから」
ということで、福岡出身の弥生のために地鶏の卵と麦味噌を用意してつくったのだ。
夏子「おいしい。それにいつもの店より細い」
俊彦「それも計算済みだよ、博多っ子は細麺だからね」
弥生がおいしそうに食べていると、俊彦がいきなりストップをかけてしまう。
弥生「んも~、人がせっかく食べているところに…」
俊彦「いいものごちそうしてあげる」
すると丸鶏スープに卵と丸鶏の肉を加えたスープが完成。
俊彦「チャンチータン、つまりすべて鶏のスープさ」
弥生「うわぁ、おいしそう」
弥生はこのスープも平らげた。
俊彦「水炊き風味だよ。岩手じゃなかなか食えないから」
夏子「鶏肉も柔らかくていいわ」
環「中華スープって本当はこんなシンプルな味なのね」
俊彦「一昨日取材した養鶏場から、丸鶏と卵もらったからさ」
夏子「すごい」
環「では、ありがたく頂戴します」
俊彦「10個までですよ」
環「いいもん」
先生と俊彦のハチャメチャをよそに、弥生はスープを飲み干しましたとさ。

翌朝、環と俊彦は弥生を連れて朝市へ。そこで地物を買いに行こうというわけだ。
俊彦「この時期は大根とか出回りますよね。うちでもやってるけど」
環「そっか、普段は家庭菜園もやってるんだっけ」
弥生「ええ~?」
そう言ってるうちに環は野菜や魚を購入。俊彦は自販機の野菜ジュースで覚醒するというわけだ。
弥生「先生、お持ちしましょうか?」
環「べ、別にいいですよ」
俊彦「じゃ、俺が」
環「そう?それじゃお願い」
環は俊彦に魚のバッグを渡した。もっとも野菜の籠は自分で背負ったが。
弥生「先生、今日は何をご馳走してくれるかな~」

こんな人たちです。

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