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白骨の語り部

まずはあらすじ。

遠野。1982年に美しい娘のいた家があった。娘は馬と夫婦になり、それを父は殺してしまった。

それから28年、作家の六波羅一輝は遠野に向かっていた。13時から昆家に向かう一輝。しかし遠野駅で一輝は一組のカップルの喧嘩を目の当たりにした。

昆家についた一輝は駅で女性に叩かれた男を目撃。そして当主の雅代のあいさつ。昆家には4姉妹がいた。
だが、次女有希子の婚約者が来ると言うことで取材は明日に延期。一輝は三女千秋の案内で馬屋を拝見することに。しかし雪子が蛇を見て驚き悲鳴を上げた。
「蛇が神様ですか?」
千秋が蛇に手を合わせた。

一輝は昼間の男にホテルまで送ってもらった。しかしホテルで書く設定に行き詰まり、徘徊していると有希子と昼間の女がすれ違った。

一輝は荒神神社、カッパ淵、コンセイサマを回る。しかしコンセイサマの近くの血泣き地蔵で血を見てしまう。
その血痕をたどると、白骨死体が見つかった。そこで遠野署に連絡した。

一輝はこの白骨死体は殺人だと断言する。


昆家にて一輝はオシラサマを見る。冒頭のオシラサマの話である。
オシラサマは曲がり家のある遠野だから生まれた話だと雅代。

そこで雪子が失踪したことを知る。仙台の勝部(昼間の男)も知らないという。

翌朝、姉が戻らないのを心配する雅代は千秋の頬を叩く。千秋が泣くのを使用人の高坂も見ていた。

そこへ有希子が殺されたという知らせ。四女のはるひが携帯電話を持ってきた。
そこで一輝がいろいろと言う。白骨化した死体が有希子なはずはない、という。そして雅代は一輝に土下座し、事件解決へ協力して欲しいという。


翌朝、一輝は馬場にいた。千秋はロンドン留学から帰ってきたばかり。そして四女のはるひから話があるとかで家に。
一方、雅代は遺言書を手にした。なにを思っていたのか?
はるひの案内で長女の市子に会う一輝。そこで有希子が1年前に愛馬を亡くして以来おかしくなったことを話す。
「もしかしたら、先生にも不幸が降りかかるかもしれません」という市子。
今度は遠野署からの電話。有希子は前夜仙台のホテルに泊まっていたということがわかった。
つまり一輝の仮説(白骨死体≠有希子)が真になったわけだ。


一輝はあくる朝、祠でオシラサマを見た。すると雅代は特別なオシラサマを祭っているから開けるなと警告した。

はるひが遺言書を見つけた。そして遺言書には三人の娘に遺産を渡すと書いてあった。

夜、DNA鑑定で白骨死体は有希子であると警察の報告。
しかし仮説が違うという現実を否定したい一輝は一卵性双生児の可能性を示唆する。が、警察はそれは違うという。

その後、親族や周囲の人から話を聞く一輝。そこで千葉園子から有希子の秘密、さらに市子の目が不自由な理由を知る。
夜、一輝は葬儀の喧騒を避けて再びオシラサマの祠へ。そしてオシラサマに彫られた「咲子」の字を怪しんだが、そのとき背後から殴られた。

咲子と言う文字について一輝は雅代を問いただす。しかし雅代は知らないとバッサリ否定した。


一輝は高坂の車で遠野駅へ一旦向かうが、最後までやり通すと釜石へ。
釜石で産婆のタツさんについて話を聞く一輝。そしてタツさんは「オシラサマに連れ去られた」と言った。

雅代は28年前に咲子はオシラサマに連れ去られたという。実際には武藤と言う使用人の仕業らしいが。
そこへ連絡。女性の水死体が上がったのだ。今度こそ本当に有希子だ。

遠野署で一輝は色々言うが、22日のアリバイ聴取で昆家の全員が話をした。

その後、昆家で雅代は遺言書を燃やしていた。そこで一輝は姉妹が片方1年前に殺されたと推理した。

そして咲子の消息を求めて盛岡へ。すると咲子がヒットした。その写真は有希子そっくりだった。
咲子は病院で働いていたが、院長と関係を持ったらしく解雇。そして1年前に失踪。そこで遠野での昆家の写真を見た。
写真の有希子が醜い傷だらけになったことを知り、一輝はこれで事件の本質が明らかになったと直感した。

しかしどうしてもわからないことがあると、一輝は岩手山を見ながらつぶやいた。

その頃、遠野では高坂に逮捕状が出た。そこへ一輝が…
高坂の髪の毛のDNAが一致したためというのが警察の逮捕理由。しかし高坂に犯行は不可能だと一輝。

一輝は水死体が咲子で、白骨死体が有希子だと結論を出した。
咲子は有希子、そして昆家に恨みを持つようになった。それがやがて昆家に入り込んでの復讐に。

咲子は1年前に有希子を殺した。そして咲子を殺したのは…馬を殺して、入れ替わったことを知っている人だ。
そして仙台で借りたレンタカーから物証が出たところで高坂が自分がやったと言う。しかし一輝は千秋が犯人だという。
3人の生んだ娘のことに触れると、雅代は詫びた。そして千秋の母が高坂であると一輝が告げる。「だから、いつもそばにいてくれたのね…お母さん」
千秋が咲子に呼び出され、咲子が刃を向けたところで千秋が刺した。それから高坂が沼まで死体を運んだのだ。

雅代は窓を見ながら泣いた。
咲子がどんな思いで過ごしてきたか、それを思うと殺したかったのは本当は自分だというのだ。
「僕は、よけいなことまでしてしまったかもしれません」
一輝は自分のしたことを悔やんでいた。

できることなら人生も、小説みたいに書き直せたらいいのに。遠野のホテルには破り捨てられた原稿「白骨の語り部」があった…
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つ~ことは、これは鯨先生本人がモデルですか?一輝って。


個人的に宮本真希の二役は何度見ても好き。裏表がはっきりしてるもん。


なお、遠野物語には釜石の話もありますし、宮古のネタもあり。

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