猫伝染性腹膜炎(FIP)はやはり難しい病気とあって、治療法はまだ確定至っていないとのことです。
アメリカでは、FIPのワクチンがにあるそうです。でも、日本で認可されていないとの事。
どうも、効果は今ひとつだそうです・・・。
FIPは腹水が溜まるウェットタイプ(晶はこっちでした)と、溜まらないドライタイプがあるそうです。
当然個体差もあるでしょうし、治療法も違ってくるんだと思います。
晶ちゃんが、FIPを発症し行ってきた動物病院での治療・検査を書いてみようと思います。
一つの例として参考にして下さい。
検査 注射治療 内服治療 で色分けしています。
晶ちゃんのFIP治療経過
2012.8.4
腹部膨満、やや呼吸苦みられ動物病院受診。
胸腹部X-P・腹部エコー・血液検査・腹水細菌培養検査
インターキャット(インターフェロン)静脈注射(1回目)
ビクシリン(抗生剤・朝・夕) ラシックス(利尿剤・朝)
3日分 内服薬処方される。
2012.8.6
診察 インターキャット静脈注射(2回目)
ビクシリン(朝・夕)ラシックス(朝)3日分処方
2012.8.8
診察 インターキャット静脈注射(3回目)
ビクシリン(朝・夕)ラシックス(朝)3日分 内服薬処方
プレドニゾロン(ステロイド剤・朝)3日分 処方開始
2012.8.10
診察 腹水減少傾向。
ビクシリン(朝・夕)ラシックス(朝)プレドニゾロン(朝)
5日分 内服薬処方
2012.8.14
診察 腹水減少傾向。
ビクシリン(朝・夕)ラシックス(朝)プレドニゾロン(朝)
5日分 内服薬処方
2012.8.20
診察 腹水やや増量?→様子観察。
血液検査→正常値でないものの改善傾向。
インターキャット皮下注射(4回目) →今後1回/週へ。
ビクシリン(朝・夕)ラシックス(朝)プレドニゾロン(朝)
7日分 内服薬処方
2012.8.27
診察 インターキャット皮下注射(5回目)
ビクシリン(朝・夕)ラシックス(朝)プレドニゾロン(隔日朝)
7日分 内服薬処方
※ステロイド剤は隔日内服に変更。
2012.9.1
診察 インターキャット皮下注射(6回目)
ビクシリン(朝・夕)ラシックス(朝) 7日分 内服薬処方
2012.9.10
診察 腹部エコー → 腹水なし!
インターキャット皮下注射(7回目)
ビクシリン(朝・夕)ラシックス(朝)プレドニゾロン(隔日朝)
10日分 内服薬処方
※腹水↓にてラシックス減量。
2012.9.20
診察 腹部エコー → 腹水なし → ラシックス中止。
インターキャット皮下注射(8回目)
ビクシリン(朝・夕)プレドニゾロン(隔日朝)10日分 内服薬処方
2012.9.30
診察 ビクシリン(朝・夕)プレドニゾロン(朝)1日分 内服薬処方
2012.10.1
診察 インターキャット皮下注射(9回目)→中止。
2012.10.10
診察 血液検査→正常値。
2012.10.25
診察 完治と診断される
※インターキャットの1回量は5MUです。(体重3,7㎏)
お問い合わせがあったので、2017.9.29追記。
発症から完治までおよそ2か月半でした。
晶ちゃんはずっと食欲があったので、点滴を受けることはありませんでした。
下世話な話ですが、正直気になるのは治療費だと思います。
治療費はトータルで10万円弱掛かりました。
やはり、インターフェロンの費用は大きかったです。
掛かり付けの動物病院では1回4200円でした。
人間の様に保険がききませんもんね・・・。
ネットで調べると、動物病院によって、3000~5000円と金額は変わるようです。
獣医さんによっては、
「どうせ治らないし、高額な治療費を払ってもらうのも悪いから」
と安楽死を勧めるところもあるらしいです・・・。
こんな話を読むと、本当に難しい病気なんだと感じます。
晶ちゃんが助かったのは奇跡の様に思います。
もしかしたら、黒ちゃんが見守ってくれてたのかもしれません。
あんまり言うと怪しい宗教みたいですね。
もう何年かしたらもっと治療法も出てくるのかな。
そうなってくれるといいな・・・。
本日うちの愛猫がFIPドライタイプと診断されてしまいました。まだ6ヶ月で、うちに来て一ヶ月しか経っていない子猫です。家族皆で可愛がっていたので、諦めたくないです。
それで突然なのですが、kukiaさんが通われていた病院はどちらにありますでしょうか?東京近辺でしょうか‥是非紹介して頂きたいと思っております、よろしくお願い致します!
いきなり診断されてご心配の事と思います。
よろしければこちらのメルアドに個別にご連絡下さい。
kume_kias☆yahoo.co.jp(☆を@にして下さい)
よろしくお願い致します。
と思ったらすでに同病の子をお持ちの方が・・。
晶ちゃん、ほんと、早く治りましたね~。
10万・・仕方のない金額ではありますね。
いつもありがとうございます。
FIPといきなり立ち向かわなくてはならなくなった飼い主さんがイメージ出来ればと一つの例として書いてみました。
本当に、治ったんだなあ・・・としみじみしてしまいます。
治療費は・・・こればかりは飼い主の宿命ですね。
どのサイトも悲しい結果ばかりなので、久々に希望の涙を流しました。
まだ疑いの段階ですが、希望をもって頑張ります!!
ありがとうございます!
はじめまして。kukiaです。
私も晶がFIPと診断された時は、話しには聞いていたのですが、頭が真っ白になりました。
そして、完治例はないのかと必死でネットで検索しました。
少数ながら完治例があることを知り、希望を持ちました!
大変だと思いますが、猫ちゃんお大事にして下さいね。
胸水検査結果10/24にFIPと診断されました。ステロイドと抗生剤(バイトリル)を1日1回内服。退院サポート缶の強制給餌で10/26日に退院。29日胸水なし。11/5 胸水は心臓の上に少しあるが抜くほどのことはなし。お願いしてインターフェロンの注射を始める(皮下注射)。
A/D缶ほかはビスケット猫缶など少しずつたべるようになる。11/7 2回目インターフェロン。11/9 3回目インターフェロン。胸水は11/5と変わらず、少量。入院時2.4キロでしたが、26.5キロまで増えました。現在、元気が戻ってきています。11/16日に4回目のインターフェロンで体重、胸水をエコーでみるのですが、心配なのが胸水です。
で、お聞きしたいのは 胸水には ブログで書いてあったように「利尿剤」(ラシックス)が効果があるのでしょうか。脱水症状にはなりませんか?獣医さんは利尿剤は出してくれていません。
お話をしてみようかと思いますが、アドバイスをください。お願いいたします。 長々とすみませんでした。
猫ちゃん体力が戻って来てるようで良かったです。
FIPのウエットタイプの場合、胸水のみ・腹水のみ・胸水と腹水両方と症状も違うようですね。
ブログにも書いてるので重複になりますが、晶がFIPの時は、胸水はなく腹水だけでした。
利尿剤の内服で普段の倍量の排尿が続き、少しづつ腹水も減りました。運よく脱水症状にはなりませんでした。
私は獣医ではありません。
あくまでも、いち猫の飼い主として晶の場合の経験談でしかお伝えできません。
「こんな例がネットにあったけど、うちの猫の場合はどうでしょうか?」
と、分からない事はどんどん動物病院の主治医の先生とよくお話して下さい。
猫ちゃん、お大事にして下さいね!
はい。先生にこんな例がありますが、先生のお考えを聞いてきました。16日のエコーで胸水は増えてなく とるほどのことはないので、利尿剤は今後 増えたりした場合 試してみることもあるかもとおっしゃってました。
胸水が変わらずうれしかったです。2.65キロの体重も増えて2.8キロになり、元気が日に日に出てきています。
抗生剤が中止となりました。(1か月過ぎたからということ)
23日に5回目のインターフェロンです。
a/d缶は日に3回食べさせて 他も猫缶などビスケット 品をかえとにかく栄養から免疫を高めようと思ってます。
どん底だった気持ちでしたが、こちらのブログで勇気を頂いて、もしやこの子も奇跡をおこすのではと思うくらい 今は元気です{。第2の晶ちゃんをめざし がんばります。 ありがとうございました。
お話を読んでいると、猫ちゃん良くなってきているようですね!
胸水も増えていないようだし、食欲があるのはうれしいですね。
このまま良くなってくれる様願っています。
猫ちゃん、お大事に。