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札幌・円山生活日記

紅葉めぐり2022〜豊平峡ダム&定山渓温泉~

「豊平峡」は支笏洞爺国立公園内にあり「豊平峡ダム」を中心に雄大な自然あふれる札幌有数の景観スポット。「定山湖」と名付けられたダム湖からの豪快な観光放流とともに紅葉の名所としても高い人気を誇ります。また「定山渓」は歴史ある温泉と秋の紅葉など美しい渓谷で人々を魅了する“札幌の奥座敷”です。本日はともに見頃100%の紅葉と素晴らしい景観美を多くの人が楽しんでいました。 

今日は「豊平峡ダム」から「定山渓温泉」の紅葉めぐりです。札幌や小樽の紅葉めぐりが続くのですが「はやり紅葉と言えば豊平峡/定山渓でしょう!」と「紅葉名所情報」や「豊平峡電気バス」のウェブサイトをチェックしながら訪問時期を探ってきました。どうやら先週末が最盛期で人出も多かったようですが小樽の「住吉神社」の花手水に合わせて小樽散策/天狗山紅葉めぐりに出かけたため今週にずれ込みました。各種情報では今週末まで見頃が続きそうなので天候の良さそうな本日出かけてまいりました。アクセスは地下鉄南北線「真駒内駅」バス乗り場から「じょうてつバス・12(定山渓車庫前行)」で「定山渓神社前」まで約40分で到着です。


車窓から見た「八剣山」。


「定山渓神社前」バス停前の定山渓観光案内所から豊平峡ダムまで往復する「豊平峡ダムライナー(無料)」。昨年に続いての利用です。

バス停から「豊平峡ダムライナー」の整理券を求めて「定山渓観光案内所」に直行します。
案内所入口「紅葉深度」が掲示されており「豊平峡ダム」も「定山渓」も100%でした。
無事9時30分発の第1便をゲット。併せて「ハイブリッド電気バス」のチケットも購入。往復税込み700円のところネットで入手した割引券を提示して同640円でした。 

案内所前から「豊平峡ダムライナー」に乗車。「豊平峡ダム駐車場」で「ハイブリッド電気バス」に乗換え2つのトンネル(「冷水トンネル」「豊平峡トンネル」)を抜けて「豊平峡ダム」へ。「豊平峡ダム駐車場」から「豊平峡ダム」までは距離にして約2㎞、徒歩30分ほどだそうです。

【豊平峡ダム】
「豊平峡ダム」に到着しました。駐車場より電気バスで所要約7分です。

まずは「リフトカー(無料)」に乗って「展望台」へ。
「リフトカー」は定員10名なので行列の際は徒歩5分で同じ場所に着きます。
「リフトカー」を降りると目の前には展望レストラン「だむみえ~る」。

支笏洞爺湖国立公園「豊平峡展望台」。実はダムの観光放流が10時開始なので待つ人達です。 
「豊平峡ダム」と「ダム湖」に紅葉の山々。見事な景観ですがダムから水がまだ出ていません。

10時に放流開始です。激しく放流される湖水です。

「渓谷展望台」に向かう遊歩道ですが閉鎖中でした。 

次に「豊平峡ダム」に向かいます。
ダム天端は遊歩道になっています。雄大な景色を眺めるに絶好のポイントです。

ダム天端の遊歩道から見た下流方向。色付く山々です。

そして遊歩道から見た上流方向のダム湖「定山湖」と山々。

遊歩道から見た「だむみえ~る」のある「展望台」の方向。
丁度この位置からはダムを横から眺める形になります。
「展望台」からのよりも放流が見やすいかも知れません。

続いて電気バス車窓から見た「九段の滝」「千丈岩」見物に「豊平峡トンネル」へ。

6~7分歩くとトンネルを抜けます。奥は「冷水トンネル」。

「水源の森100選」に選ばれた「九段の滝」に到着。
紅葉に囲まれた「九段の滝」です。

滝の向かいは同じく「水源の森100選」に選ばれた「千丈岩」。
「ハイブリッド電気バス」がこの辺りを通過する際にはスピードを緩めてくれますが是非徒歩で来て鑑賞したい場所です。


「豊平峡ダム」に戻ります。
電気バスで駐車場まで戻り「豊平峡ダムライナー」に乗り換えて「定山渓温泉」に戻りました。 

【定山渓温泉】
「北海道三景の碑」。北海道三大紙といわれた小樽新聞社が設立30周年記念事業として1923年(大正12年)に公募を行い選定したものの一つ。その際の三景とは「利尻富士」、「洞爺湖」と「定山渓」の三カ所だそうです。 
「北海道三景の碑」の背後から見た定山渓温泉。

温泉の中心「月見橋」から見た上流の景観。奥に「二見吊橋」が見えます。
「二見吊橋」の上にも紅葉見物の人が確認できます。
カッパ「ミスジョウザンケイカッパ」(阿部典英氏作) 。

「月見橋」から見た下流の風景。

「定山渓二見公園」の入口付近。
「定山渓二見公園」内の「カッパ大王」(作者不明)。

「二見公園」河畔のカッパ「ころんころん」( 永野光一氏作)。


「二見公園」河畔から上流側を見た「二見吊橋」。
「二見吊橋」と紅葉です。 

紅葉に囲まれた「二見吊橋」。
「二見吊橋」から上流方向を見たところ。伊勢の二見浦(夫婦岩)に由来するという「二見岩」やかっぱ伝説が残る「かっぱ淵」が望めます。

「かっぱ淵」から見た「二見吊橋」と紅葉。



次は「かっぱ淵公園」へ。
「かっぱ淵公園」。

「かっぱ淵公園」から見た上流の風景。

「かっぱ淵公園」から下流方向を見たところ。奥は「二見吊橋」。

「かっぱ淵公園」から散策路へ戻ります。

散策路を「いこいの広場」や「赤岩の潤(かん)」周辺まで行こうとしたのですが落石等の関係で通行中止でした。

「二見吊橋」に戻ってきました。橋脇にはカッパ「アー・イタイタ」(阿部典英氏作)。

「月見橋」脇のカッパ案内板。

「定山源泉公園」。定山渓温泉の開祖「美泉定山翁」の生誕二百年を記念し平成17年(2005年)に開園し開祖と温泉が出合った風景を再現しているとか。
手軽に楽しめる「足湯」が人気で人がたくさんいました。

最後にバス便の時間待ちで「定山渓神社」へ。
「定山渓神社」の拝殿でした。以上で本日の紅葉めぐりは終了です。大変々充実な散策でした。来年もまた時期を見逃さずに訪問することとします。ありがとうございました。

「豊平峡ダム」
札幌市南区定山渓840番地先
電話011-598-3452(豊平峡電気自動車)
電気バス運行期間 5月1日(日)~11月3日(木・祝)
運行時間 8:45~16:00(上り最終便16時00分)
料金 大人…700円(往復)、小人…350円(往復)ほか
http://www.houheikyou.jp/index.html

「定山渓温泉街」
住所 札幌市南区定山渓温泉東3丁目
電話 011-598-2012(定山渓観光協会)
http://jozankei.jp/
(2022.10.20)

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