見出し画像

札幌・円山生活日記

「DAL1982」訪問

北海道産の素材の味を活かした料理を提供する「DAL1982」。生産者との信頼関係からくる食材への自信と拘りを感じさせます。和風イタリアンとも呼ぶべき優しい味わいに南円山の奥深さを感じます。

今日は近くの店のご主人から教わった店の一つイタリアンの「DAL1982」に参りました。南円山の数少ない銭湯「円山温泉」(下)の向かいにあり、隣は小規模スーパー「まるやすマート南円山店」 です。地下鉄東西線「円山公園駅」から南へ徒歩10数分でしょうか。11時30分に予約し我が家からのんびり歩いて参りました。

シンプルな外装の店舗で仲々イタリアンの店とは気付かない佇まいです。


店内でメニュー見ているとご店主から「最近店内で深刻なトラブルがあった」とかで店内での撮影禁止を求められます(よって本日は以下画像なし)。

セットメニューは、PLANZO A、B、C、Dの4種類。「PLANZO A」は前菜2種、パスタ2種、ドルチェ、カフェで2,000円、「PLANZO B」は更に魚or肉のメインが付いて3,000円、「PLANZO C」は魚and肉のメインが付いて4,000円、そして「PLANZO D」はおまかせコースで5,000円です。

メニューに書かれている料理にはすべて素材の生産者や産地が書かれていて素材への深い拘りが感じます。注文はAとBを1つずつでメインの魚をシェアすることとしました。以下が本日の料理です(写真がとれないので以下省略して記します)。

前菜1:ズッキーニのスープに真蛸のマリネを添えて。さっぱりとしたスープです。真蛸のマリネは日本料理の「真蛸のやわらか煮」のようです。
前菜2:温野菜。石のような器に色鮮やかな野菜が積まれています。上から食べていくとビーツ、牛蒡、ブロッコリー、カリフラワー、ニンジン、ロマネスク、パプリカ、椎茸、エリンギ、カブ、インゲン、長いも等々が登場しました。味付けは塩とオリーブオイル等で極めて控えめ。素材の味が直接的に感じられます。他の良い店でもそうですが「北海道の野菜は美味しい!」
パスタ1:マンボウのトマトソースのスパゲティ。マンボウが北海道でも揚がるのかと聞くと「南かやべ」からとか。マンボウは筋肉質の魚で歯ごたえが強い魚ですので酸味の感じられるソースでの煮込みに合うのかと。
パスタ2:真フグとナスのリゾット。真ふぐも北海道でも揚がるのかと聞いてしまいました。これは日本料理の「ふぐコース」の最後に出てくる「ふぐの雑炊」の味わいで和風イタリアン」との印象を強くしました。
メイン:モンキソイのソテー。ソース名を聞き損じてしまいましたがそいの白身の味が塩で引き締められた素直な味わいです。
ドルチェ:ココナッツのブランマンジェ と巨峰のソルベ。
カフェ:コーヒー、エスプレッソ、紅茶、ハーブティー等からの選択。
お支払いは、PLANZO A、PLANZO B、生ビール×1、白ワイン・グラス×1で合計6,400円でした。

ソースがリッチなイタリアンも美味しいですが、この店のような素材の味を活かした優しい味付けの店も良いものと思いました。こんな店が普通に佇む南円山は奥が深いですね。ご馳走様でした!!

なお、帰宅途中の「北の漬物庵」(https://kitanotukemono.jimdofree.com/ )で「にしん漬 酸味あり」を、「ボーノボーノ」(https://www.buono-buono.com/ )で「チーズケーキ」を購入して帰りました。

DAL 1982
北海道札幌市中央区南6条西22丁目3-39 011-513-1982
営業時間 11:30~14:00(L.O.13:00) 18:00~22:00(L.O.21:00)
定休日 月曜日(祝日の場合は火曜定休)
席数 4人掛けテーブル×4、カウンター4席
(2020.8.20訪問)

最新の画像もっと見る

最近の「イタリアン」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事