札幌・円山生活日記

小さな春の訪れと花手水と。〜中島公園&札幌護国神社〜

自然が織りなす都会のオアシス「中島公園」。公園内には明治初期の洋風建築で国指定重要文化財の「豊平館」、北海道初の音楽専用ホールとしてオープンした総ガラス張りの「札幌コンサートホールKitara」などが点在し、四季を通じて大勢の市民や観光客に親しまれています。また周囲には「札幌護国神社」や「彌彦神社」など由緒ある神社が鎮座します。

今日は小さな春の訪れを感じに「中島公園」と周辺の散策です。園内からはすっかりと雪も消え「菖蒲池」ではダイサギとアオサギが見られました。青空の下では「豊平館」も一層色鮮やかで暖かい陽射しの下での散策自体に春を感じた次第です。併せて「中島公園」に隣接する「札幌護国神社」では4月1日から今年初の花手水が奉納されているとのことで足を延ばして訪問し楽しんできました。アクセスはいつもの通り自宅から地下鉄利用で「大通駅」で南北線に乗り換え「中島公園駅」下車です。

地下鉄南北線「中島公園駅」を出て公園に入ったところ。

まずは「菖蒲池」を周ります。池の北側から「藻岩山」をのぞみます。
池の南側には「札幌コンサートホールKitara」、奥は雪の残る「藻岩山」。
「札幌パークホテル」と「中島公園ボート乗り場」。貸しボートは現在は冬季休業中で営業期間は4月下旬から10月中旬頃だそうです。
「プレミアホテル中島公園」と中島。 中島には大きな鳥が見えます。
羽の白い1羽とグレーの1羽。調べるとダイサギとアオサギのようです。
幸福を運んでくると言われる白い鷺《ダイサギ》。

もうⅠ羽は《アオサギ)。
ともに堂々たる姿でした。
マガモもいます。もうしばらくすると園内での子育てを見ることができるでしょう。

「中央広場(百花園跡地)」。緑の芝生で遊ぶ人、犬を散歩させる人などみな寛いでいます。
同広場のアート。山内壮夫氏・作《鶴の舞》。
同《猫とハーモニカ》。
《笛を吹く少女》。
同じく山内壮夫氏・作《母と子の像》でした。

「中央広場(百花園跡地)」脇に咲く《フクジュソウ》。

藤棚辺りから見る「日本庭園」。庭園は冬季閉鎖中で4月下旬にはオープンだそうです。奥は「プレミアホテル」。
「日本庭園」の庭には遠目でも《フクジュソウ》がたくさん咲いているのが見えました。

「豊平館」。
青空の下での「豊平館」はひと際鮮やかです。
立派なバルコニーと三条実美公(さんじょう さねとみ 正一位大勲位公爵・元内閣総理大臣)揮毫の「豊平館」に開拓使のシンボル・赤い「五稜星」 。屋根飾り等も一連の明治開拓に建物と同じデザインです。
「札幌コンサートホール・Kitara」。

「札幌護国神社」の拝殿。
神門内から見た拝殿など。
神門傍らの花の蕾は桜色に色づいていました。
手水舎へ。
花手水です。
桜も生けられています。

今年初で久しぶりでもあるので大層華やかに感じられました。ありがとうございます。

社務所へ。
御朱印とお御籤の頒布所。
御朱印は多くの種類が取り揃えられています。
期間限定(4月1日~)の春の切り絵御朱印(写真はウェブサイトより拝借)。
境内社の多賀神社の切り絵御朱印は「桜と花見団子」のデザイン。
 
4月1日より頒布が始まった「🍑開運桃みくじ🍑」。桃🍑には魔除けの力があるとされているそうで多賀神社の御祭神であるイザナギノミコトとイザナミノミコトの古事記で伝えによるものだとか。
新しいお御籤にも心が動いたのですが吊り上げるのが楽しいのとネーミングが良いので「一年安鯛みくじ」をいただきました。
「末吉」。願い事は「にわかに事をなさんとすれば災いあり」との戒めでした。

続いて境内社の「多賀神社」。

拝殿前に「花手水」の水鉢が置かれていました。
鯉と花手水です。縁結びの神様だからコイでしょうか。
綺麗な花手水です。
「一年安鯛みくじ」と外見は似ていますが「多賀神社」は縁結びの神様なので「恋登鯉(こいのぼり)みくじ」もちろん我が家が結んだものではありません

最後は「彌彦(弥彦・伊夜日子)神社」。
「彌彦神社」には花手水はありませんでした。以上で本日の散策は終了し「幌平橋駅」から帰路につきました。暖かい陽光の下での仲々結構な散策でした。ありがとうございます。

「中島公園」
札幌市中央区中島公園 011-511-3924(中島公園管理事務所)
料金 無料(テニスコートは有料)
http://www.sapporo-park.or.jp/nakajima/

「札 幌 護 国 神 社」境内社「多 賀 神 社」
札幌市中央区南十五条西五丁目1-3
TEL 011-511-5421
FAX 011-511-5422
https://s-gokoku-jinja.sakura.ne.jp/

「彌彦神社」
札幌市中央区中島公園1番8号
社務受付時間:9:00-17:00
TEL:011-521-2565
https://www.iyahiko.or.jp/about.html
(2023.4.2訪問)



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