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札幌・円山生活日記

「札幌市時計台」訪問

「毎正時に鐘の音が街に時を告げる現存する日本最古の時計塔」である「札幌市時計台」。「札幌市の定番観光スポット」です。北海道や札幌の歴史を感じ学ぶことのでき一度は訪問する価値大と思います。

札幌市の観光需要喚起を目的とする「さぁ!まわろうSAPPORO~見どころ施設無料化月間~」 (2020年8月1日~8月31日)の終わりが近づく中、「さっぽろテレビ塔」(【展望台入場料】800円 → 無料)や「旧札幌農学校演武場(時計台)」(【観覧料】200円 → 無料)の無料化の恩恵を受けよう出かけてまいりました。残念ながら「テレビ塔」は2週間前に来た時と同様「待ち時間が40分~60分」のため諦めました。歩いて数分の「時計台」は客数こそ多めでしたが入場制限もなく無事入館できました。



「札幌市時計台」その正式名称は「旧札幌農学校演武場」。北海道大学の前身である札幌農学校の施設として、初代教頭であるクラーク博士の構想に基づき明治11年に建設されました。これまでに教育団体の事務所や軍用施設、昭和には市立図書館として活躍してきたこの建物は、昭和45年6月に国の重要文化財に指定。幾度かの修復工事を経ながら、現在は札幌市を代表する名物スポットとして、そして市民に時を告げる時計塔として愛され続けています。

館内に入ると1階の大部分は「旧札幌農学校演武場」や「札幌市時計台」の歴史や歩みを知ることができる資料やパネルが展示されています。2階は明治時代に授業などを行う講堂として使用されていた場所がホールになっていて(上)、クラーク博士とともにベンチに腰掛けて記念撮影ができる場所(奥正面)として旅行者に人気のようです。
 
実際の時計機械と同じ型が展示されています。原始的な仕様が特徴的だとか。

「札幌市時計台」は、以前の北海道旅行の度に訪問した記憶がありますが住民となって初めての訪問でした。展示の昔の地図等を見ながら「この辺が我が家だよね」とか言いながら鑑賞するのが新味ではありますが、改めて感じたのは(北海道大学の総合博物館でも同様の感想を持ちましたが)北海道開拓に携わった先人の卓越さでした立派なものと感嘆するほかありません。

「札幌市時計台」
札幌市中央区北1条西2丁目 011-231-0838
営業時間 8時45分~17時10分 ※入館は17時まで
定休日 1月1日〜3日
料金 大人200円、高校生以下は無料
(2020.8.24訪問)

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