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札幌・円山生活日記

神宮のリスの新居です‼?~「北海道神宮」~

「北海道神宮」は「花見や初詣で賑わう北海道の総鎮守」で道内最強のパワースポットです。北海道民、札幌市民に親しまれ外国人観光客も含め参拝客が絶えません。境内で生きる“神宮のリス”たちにも頻繁に出えます。

今日は「北海道神宮」です。先週末の恒例の「円山公園」と「北海道神宮」の散策【今週もエゾリスたちは元気なのですが・・(後編)】の際に巣作りをするエゾリスに出会いました。何と外国人観光客等が大型バスで乗り付ける「第3鳥居」近くの参道脇の外灯の中に巣作りしているのです。場所が場所だけにその後の様子が気になり本日様子を見に行ってきました。すると外灯の巣は取り払われていました。あのリスはどうなったのだろう?と周囲を眺めていると今度は近くの石灯籠に新居を準備しているようです。


「北海道神宮」の「第3鳥居」。外の駐車場には外国人観光客(主に韓国と台湾から)などを乗せた大型バスが多く停まっています。


「第3鳥居」から「拝殿」へ向かう参道。先週末に来た際には参道脇の正面の〇位置の外灯のかさ部分にエゾリスが巣を作っていました。

こんな感じです(先週末撮影の写真です)。
外灯のかさの中から巣材の木の枝がたくさん出ています。リスが何度も往復して巣材を運んでいました。


本日来て見ると巣材の木の枝などは全て取り払われていました。熱源近くなのでボヤが出たのかも知れません。焦げた跡も感じられます。リスが巣を作る場所としては無理があったようです。

気になるのは巣作りをしていたリスです。また一から巣作りを始めるのか・・と周囲を眺めていると・・今度は近くの石灯籠にリスがいます。
石灯籠のかさ部分のすぐ下の「火袋」部分で巣作りをしているようです。脇から木の枝などの巣材が見えます。

周囲の木に移動し枝を器用に折っては・・。
口に咥えて・・。
新居に運んでいきます。
周囲の木から石灯籠に移動する際に口に咥えた木の枝が邪魔になり巧く移動できないことが度々あります。それでも何度も挑戦し巣材を運んできます。“頑張れ!”と応援したくなるほどの奮闘ぶりです。

時折は地面に降りて森の中へ向かいます。
森の中では木くずなど大量の巣材を調達してきます。



顔が見えなくなるくらいの大量の木くずを運びます。

この作業を何度も繰り返していました。この小さな身体で新居と地面を何度も往来するのは体力を消耗する仕事なのでしょう。「火袋」部分の中に長く篭もる時間もありました。

新居から顔を見せた神宮のリスです。今回の場所は前回よりは安定でしょうが人通りの多い参道近くです。無事に子育てができる新居になるのか心配です。今後も気にかけて見守ることにします。ちょっとリス話が続き恐縮です。ありがとうございました。

「北海道神宮」
札幌市中央区宮ヶ丘474 011-611-0261(北海道神宮社務所)
開門時間 夏期 6時〜17時 冬期 7時〜16時
※期間により異なる ※正月期間は別途 拝観料無料
祈祷時間 4月1日~10月31日 午前9時から午後5時まで
     11月1日~2月末日 午前9時から午後4時まで
     3月1日~3月31日 午前9時から午後5時まで
http://www.hokkaidojingu.or.jp/
(2023.3.24訪問)

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