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札幌・円山生活日記

「そば處 盛朗庵 (せいろうあん)」(その2)

“そば通をうならせる創業41年を迎えた老舗。都会の喧騒から離れてのんびりしませんか?”をうたい文句とする「そば處 盛朗庵(せいろうあん)」。店名は創業者の“盛りのいいそばを食べて明るく朗らかに帰って欲しい”との思いを込めて付けられたとか。厳選素材の本格蕎麦で人気です。

「札幌芸術の森美術館」で「アート×コミュニケーション=キース・ヘリング展」を鑑賞した後のランチです。前回「THE ドラえもん展 SAPPORO 2021」で来た際には「白樺山荘 真駒内本店」にしたのですが今回は2軒隣の洋食屋にしようと地下鉄南北線「真駒内駅」へ向かう北海道中央バスを駅の2つ手前「柏丘8丁目」 で下車しました。 ところが店の前まで行くと無情にも「CLOSED」表示が。それならばと隣の素材自慢の「そば處 盛朗庵 (せいろうあん)」です。特に前回食べることができなかった「知床どり」を試すべく暖簾をくぐりました。

「そば處 盛朗庵 (せいろうあん)」 の外観。右隣は「白樺山荘 真駒内本店」です。
店内に入ると12時前でテーブル席は満杯。入口脇の「座敷席(下写真)ならすぐご案内できますよ」と言われたのですが座敷は苦手だし奥のテーブル席客が会計のようなので準備ができるまで待つことにしました。

座敷席。掘りごたつ式になっていれば良かったのですが・・。
準備ができるまで待つ間に周囲を観察。お勧めメニューに・・。

北海道新聞の切り抜き。ひと昔前の黄ばんだ紹介記事を自慢げに張り出している店がありますがこれは2019年4月のものです。

更に「続・北海道のおいしいおそばの店」。本屋でチラ見したことがあり南円山の「香季清流庵」が載っており感心した覚えがあるのですがこの店も紹介されていたのですね(後刻改めて立ち読みすると栄町の「本格手打そば 長庵」も載っていました)。

席の準備ができ奥のテーブルに着席。メニュー(そば・うどん(冷・温))を拝見。妻はこちらから「大えび天ぷらそば」を注文。表のお勧めメニューの「当店自慢の大えび天ざる」の「大えび」を期待です。

「盛朗庵の厳選素材」の説明書き。前回はこれを見て明らかに「知床どり」が自慢でお勧めと思ったのですがつい好物の「鴨せいろ」を頼んでしまいました。今回は迷わず「かしわせいろ」を注文。
更に単品の天婦羅も注文可能です。

こちらが「かしわせいろ」税込み1,150円。
“盛朗庵では選び抜いた上質なそば粉を使った自家製麺で、その日の作りたてを味わえるのが魅力。コシのある上品な味わい麺はそば通をうならせます”という蕎麦。グレーかかった少し太めでコシのある噛み応えのある味わいです。
太目の蕎麦と温かいかしわ汁は良く合います。
「かしわ汁」。知床どりの切り身5切れと牛蒡、ネギ、シメジの濃い味の汁です。牛蒡の香りが良い感じで味を深めます。
「知床どり」は淡白さが特徴とかで薄目の味を予想したのですが噛みしめ感と鶏の旨味が感じられます。店の素材自慢にも納得です。

しっかり白濁した蕎麦湯で〆ます。美味しい蕎麦でした。

こちら単品の「小えび天」同230円と「ちくわ天」同100円。海老は「小えび」と言いますがそこそこの大きさです。ちくわは魚の風味感じる味わいでともに揚げたてのサクサクでした。

「大えび天ぷらそば」同1,400円。さすが存在感の「大えび」です。個人的には蕎麦は冷たいのが好きですが出汁の効いたツユ味が柔らかな温かい蕎麦も良いものでした。

今日は「かしわせいろ」が美味しかったです。来客が途切れない人気の程にも大いに納得しました。さすが老舗です。今後も「芸術の森」訪問時にはお世話になると思います。ただもう少し店の選択肢を増やしたいものです。ご馳走様でした。

「そば處 盛朗庵 (せいろうあん)」
札幌市南区真駒内柏丘3-1-41 011-582-6111
営業時間 11:00~15:00 日曜営業
定休日 元日~3日
https://www.facebook.com/sobadokoro.seirouan1212/
(2021.8.11訪問)


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