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札幌・円山生活日記

「ristorante SOLARE (リストランテ ソラーレ)」

南円山の「タオルミーナ(シチリア島)料理」を中心としたイタリア料理店「ristorante SOLARE (リストランテ ソラーレ)」。「見えない食材にこそ気を使い、全ての素材が持つ本来の味を大事にしながら、季節ごとの最良な素材の組み合わせを考えて美味しさを追求した料理」がコンセプト。素材の旨さ活かした料理が魅力です。

今日は近所の「ristorante SOLARE (リストランテ ソラーレ)」でランチです。ここは我が家の散歩ルートの一つ「円山南回りルート」の途上にあり以前からチェックしていた店で当日予約の電話を入れて参りました。場所は地下鉄「円山公園駅」を裏参道に出て「西18丁目駅」の方面へ数分歩き「西25丁目通り」との交差点を南下、セブンイレブンのある交差点から「南三条通り」に入って更に東方面に5分程歩いたところにあります。隠れ家的な蕎麦屋の「香季清流庵」の手前です。


「南三条通り」に面し南側に向いた店頭。
店内は白壁と白木を基調とした落ち着いた雰囲気。4人用テーブル×2、2人用×3にカウンター3席。手前右側の「隔離」されたカウンター席に案内していただきます。
カウンターにはイタリア・シチリア南部にワイナリーを持つ「プラネタ社」からの「「日本におけるプラネタ大使」称号を授ける」旨の賞状がPLANETAワインの空き瓶とともに飾られています。シチリア・ワインを飲みたいところですが酒類終日提供自粛のため我慢です。
マダムよりメニューの説明をいただきます。コースのみでサラダに3種類のパスタから選ぶ「Aコース」、前菜+肉or魚メインの「Bコース」、前菜+パスタにメイン料理が入った「おすすめランチコース」の3種類、全てにデザート、自家製パン、コーヒーが付きます。Bコース(税込み2,420円)×2でメインを肉と魚で注文。
前菜は「イタリア産モッツァレラチーズのサラダ仕立て」。フレッシュな風味と独特の歯ごたえのモッツァレラチーズにシャキシャキ野菜。特にNKKアグリドリーム「スーパーフルーツトマト」が甘い!味付けはシンプルな胡椒と塩味ドレッシングにオリーブオイルが少し。健康になりそうな前菜です。
メインの魚料理「魚介のスープ仕立て/ズッパ ディペッシェ」。

具は真鯛、ホタテにアサリ。ニンニクと白ワイン香る魚介出汁にフレッシュ・トマトのスープ 。魚介の風味豊かで濃厚な味わいです。美味いです。
メインの肉料理「赤井川村 サラダポーク 香草パン粉焼き」。付け合わせは通常イタリア料理ではあまり使われない万願寺とうがらし、しいたけ、薩摩いも等です。特に産地等は聞きませんでしたが何れも拘りの野菜なのでしょう。

「赤井川村 サラダポーク」は厚切りロース肉で引き締まった濃い味です。香草パン粉がカリっとして噛みしめ感のある肉にマッチします。全体的には味付けはシンプルながらも塩使いが絶妙で素材の旨味感じる深い味わいの料理でした。

デザートは「パンナコッタ パッションフルーツソース」。パンナコッタは舌ざわりの滑らかな爽やか味で酸味の効いたパッションフルーツ・ソースも良い味です。「パッションフルーツ」は好物で個人的には種のプリっとした触感が好きなのでソースに入っていれば嬉しかったのですが余り万人好みではないかも知れません。

最後にコーヒーをいただき満足感一杯で会計を済ませました。

店を出てどんよりした天気の中を歩いて帰宅します。「南三条通り」から「円山」方向を見たところ。右奥の民家の藤棚が綺麗に咲き進んでいました。

途中の「南三条通り」の1本南「さくら通り」。桜もそろそろ終わりで風が吹くと桜吹雪でした。

大変結構なランチでした。素材重視の姿勢や素材の味わいを大事にするという店の方針を実感したようなランチでした。シンプルな味付けながらも深い味わいの品々を美味しく頂きました。近所でもあり今後も折に触れ訪問したく思います。ご馳走様でした。

「ristorante SOLARE (リストランテ ソラーレ)」
札幌市中央区南3条西22丁目2-2 011-611-0155
営業時間 ランチ;11時30分から14時ラストオーダー
ディナー;17時半から22時ラストオーダー
*5月12日(水)~31日(月)は20時閉店で酒類の提供なし
定休日 水曜日

(2021.5.17訪問)

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