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おおむねごはんばかり。

それは暖かな陽光に似て

2011年06月01日 | 八戸


思うところがあるわけじゃなく、無目的に街を歩く。

視線はひどく曖昧なまま、夢遊病者に近しい歩みはすれ違う子ども連れの親から怪訝な視線を向けられる。

それは暖かな陽光に似て、風よりも無理やりこちらの外套を剥ぎ取ろうと企てる。

理解できない者を誰もが怖れてしまうのならば、そのものになってしまうことが、怖れを乗り越える最も単純な方法であると。

実演しながら、気取りを消せないでいる。
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