旧年中は大変お世話になりました。本年も何とぞよろしくお願い申し上げます。
新潟市にとって平成27年は、「東アジア文化都市」として活動する年となります。2月27日のオープニングセレモニーの開催を皮切りに、ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日音楽祭)、水と土の芸術祭――と文化芸術イベントが目白押しの一年となります。
一方、秋葉区は平成25年9月にオープンした当館をはじめ、昨年は鉄道資料館、新津図書館などのリニューアルなどを終え、文化関連諸施設の充実が目に見えた形となりました。
さらに、新潟薬科大学の駅前キャンパスの整備が始まる年でもあります。ラインナップが揃いつつあります。「学生が街にやってくる」というだけでラ・フォル・ジュルネの今年のテーマ「パシオン」(=フランス語で魂の奥底からあふれる思いのこと)のような気分ですね。
今年も皆さまとご一緒に秋葉区ならではの「パシオン」を創出する空間を提供し続けます。
館長 山北一司