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「剝がさないで」水筒の底にあるのはただの“シール”ではない!メーカーが注意喚起…剥がすと…

2023-04-16 18:14:52 | ニュース
https://news.goo.ne.jp/                                                                                     「剝がさないで」水筒の底にあるのはただの“シール”ではない!メーカーが注意喚起…剥がすとどうなるのか聞いた
2023/04/16 11:40

水筒の底にある“丸いシール”を剥がしてしまった経験はあるだろうか。
実はそのシール、剥がしてはいけない部分だとTwitterに投稿され話題になっている。
「剝がさないで」関連でもうひとつあります。
ステンレスタンブラーや水筒の底面シールも剥がさないでください。これは保護シートという名称で、本体の真空処理をした「口」の溶接部分を保護するフタの役割をしています。
調理用品メーカー「和平フレイズ」の公式アカウント(@waheifreiz)が投稿した内容。
ステンレスタンブラーや水筒の底部分。
役割を知らずに、購入後つい剥がしてしまいがちな部分である。

実はこの部分、剥がしてしまうと溶接部分があらわになるため、保冷・保温効果が失われてしまう原因になるそうだ。
剥がしてはいけないと知ったTwitterユーザーからは、「とても勉強になりました」「小学生のころ頑張って剝がしてたわ」「どうりでベッタリくっついているはずだよ」などとコメントが寄せられ、3万いいねが付いている。(4月13日時点)
「底面シール」はどの部分?
投稿画像を見ると、「底面シール」とは、どうやら品番が書かれた白い部分だけではなさそうだが、改めて和平フレイズの担当者に話を聞いた。

ーー「底面シール」は、どの部分のことなの?

赤丸部分全てが、「底面シール」(保護シート)になります。黄色丸部分は「ロットナンバーシール」といい、品番と製造管理番号が記載してあります。

ロットナンバーは、「保温不良品」などのお申し入れがあった際に、生産時期/出荷先を追跡するための管理番号です。
品番は、蓋やパッキンなどの交換部品を購入した時、商品を判別する番号です。
弊社アフターサービスまたは、直営ECサイトで品番を元に部品を入手できます。
ーーどうして剥がしてはいけない?

真空断熱二重構造のステンレスタンブラーや水筒は、製法状、底面に空気を抜いた溶接跡が残っています。そのままでは塞いだ箇所が破損する恐れがある(もちろん見た目もよくない)ので、保護用の丈夫なシールを貼ってあります。
ーー剥がすとどうなっているの?

中央部の黒いところが、空気を抜いて溶接で塞いだ穴の部分です。
ーー剥がすとどのような影響がある?

剥がしてもすぐに保温機能が損なわれることはありませんが、使用中やお手入れ時に保温機能が損なわれる可能性が高まります。ちょっとした破損から保冷・保温効果が失われてしまいます。
また、真空構造内部に水などが侵入し、腐食(サビ)や故障の原因となります。
2年前にも同様の投稿、今回は100倍の反応
ーー「ロットナンバー」は剥がしてもいいの?

使用上は品番シールだけ剥がしても問題ありませんが、交換部品を購入するときに識別のために「品番」が必要になります。番号を控えておくか、剥がれたシールを保管してください。
ーー「底面シール」を剥がしてしまったら、どうしたらいい?

市販の防水シール(樹脂製のもの)やアルミテープなど、水濡れに強く破れにくいシールを元に、底面シールのサイズに合わせて丸く切り抜いて貼ってください。


ーー投稿が話題になったけど、どう思う?

2年ほど前に同様の投稿をした際、反応が良かったので再掲しましたが、今回は、その100倍くらいの反応があり、非常に驚いています。

がんばって剥がそうとしていた方が意外に多く、「知らなかった!勉強になる!」などのコメントが寄せられ大変ありがたく思います。たくさんのご意見と興味を持ってくださりありがとうございます。
「剝がさないで」関連でもうひとつあります。
ステンレスタンブラーや水筒の底面シールも剥がさないでください。これは保護シートという名称で、本体の真空処理をした「口」の溶接部分を保護するフタの役割をしています。

このシールを剥がすと溶接箇所があらわになり、
続きます↓ pic.twitter.com/9dXv2kR3DS
— 和平フレイズ【公式】🍳🥘 (@waheifreiz) April 7, 2023
今回の注意喚起で、「底面シール」は重要な役割をしているとわかった。
ちなみに、今回の投稿前には「剥がさないで」関連として、ガラス蓋に貼ってあるシールは強粘着のりを使用しているため、剥がす際に工夫が必要なことを発信していた。

他にも和平フレイズは、編集部でも以前紹介した「使用後すぐにフライパンを急冷しないで」という注意喚起など役立つ情報を随時紹介している。



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