gooブログ、リニューアル!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

国連安保理、「ラマダン停戦」決議案を採決へ…非常任理事国が提案

2024-03-24 06:46:44 | ニュース
国連安保理、「ラマダン停戦」決議案を採決へ…非常任理事国が提案
2024/03/24 00:52
22日、米ニューヨークで、イスラエルとハマスの即時停戦を求める米国提案の決議案に拒否権を行使するロシアのワシリー・ネベンジャ国連大使(中央)=金子靖志撮影 【読売新聞社】

(読売新聞)
 【ニューヨーク=金子靖志】国連安全保障理事会は近く、パレスチナ自治区ガザでのイスラム教のラマダン(断食月)期間中の即時停戦を求める非常任理事国提案の決議案を採決する見通しだ。イスラム主義組織ハマスによる人質解放を条件に即時停戦を求めた米国案が中露の拒否権行使によって否決されたばかりで、決議案が採択されるかは不透明だ。

 読売新聞が入手した非常任理事国の決議案では、イスラエルとハマスの即時停戦によって恒久的な停戦につなげることや人質全員の無条件解放を求めている。危機的な人道状況に陥ったガザへの支援拡大も盛り込まれた。米国案のような停戦の条件は設けていない。採決は25日を軸に調整を進めている。

 23日時点で非常任理事国10か国のうち、アルジェリアやスイス、マルタなど8か国が共同提案国となっている。日本と韓国は入っていない。安保理は23日、この決議案を採択する予定だったが、当日になって急きょキャンセルとなった。安保理筋は「採択の見通しが立たなくなった」という。

 22日の安保理会合で、米国案には日本や米英仏など11か国が賛成し、中露とアルジェリアが反対、ガイアナが棄権した。中露は「停戦に条件を設けるべきではない」と反発し、拒否権を行使した。イスラエルの国連大使は22日、「恒久的な停戦を実現する唯一の方法はハマスの排除しかなく、ラファへの軍事作戦以外に選択肢はない」と強調した。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿