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若手教員とのコミュニケーション方法など

2024-03-13 09:47:56 | ニュース

 感情的、高圧的な態度をとる先輩や上司は尊敬されません――。若手教員の離職が課題となるなか、東京都教育委員会は職場内での適切なコミュニケーションの取り方などをまとめたガイドブックを作った。

職場での円滑な意思疎通によって、若手の離職防止などにつなげたい考えだ。

【写真】臨床心理士と面談をする東京都内の公立小学校の新任教諭。離職防止に向けて、各地で取り組みが進む

 ガイドブックは全17ページ。作成にあたって、採用3年目までの小中高、特別支援学校の教員にアンケートを実施し、5280人から回答を得た。「生の声」を集め、若手が職場に求めることや、抱えている悩みの傾向などをまとめた。

 「先輩や上司を頼りたいと感じる時」をたずねたところ、「児童生徒への生活指導」や「保護者対応」と答えた人が、全体の約6~8割だった。ガイドブックでは相談を受けた際の対応方法として、「思いを否定せず、まずは受け止める」「対話で悩みを整理する」などと具体的に示した。

 さらに、高圧的な態度をとると、若手の行動や発言が抑制されると指摘した上で、「NG例」も紹介。「これじゃ全然だめだ、これでは指導案になっていないので作り直して」と突き返すのではなく、「できていることを評価しつつ、改善案について事実と理由を示し、相手が納得するよう指導」するよう促す。



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