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旧統一教会が会見で“おわび” 補償原資として最大100億円国に

2023-11-07 20:52:32 | ニュース
NHKWEB
旧統一教会が会見で“おわび” 補償原資として最大100億円国に
2023年11月7日 19時16分 旧統一教会
旧統一教会「世界平和統一家庭連合」は7日、会見を開き、田中富広会長が献金に際して法人の指導が不足していたとして「つらい思いをしてきた2世や国民の皆様に心からおわび申し上げます」と述べました。

そのうえで元信者らに補償が必要になった場合の原資として、最大100億円を国に預ける方針を明らかにしました。

旧統一教会をめぐる問題では先月、文部科学省が教団への解散命令を請求しましたが、国会では教団側が命令の確定前に被害者救済に充てるべき財産を海外や別の団体に移転させるおそれがあるとして、財産を保全するための法整備の議論が行われています。


こうした中、7日、教団は都内で会見を開き、解散命令請求後初めて出席した田中富広会長は「献金に際し、家庭事情や経済的状況に対し配慮が不足していた」と述べ、法人の指導が行きわたっていなかったとしたうえで「国と国民を巻き込んだ事態になり深く反省している。私たちの不足さゆえに、つらい思いをしてきた2世や国民の皆様に心からおわび申し上げる」と述べました。

会見では、去年の安倍元総理大臣の銃撃事件以降の教団の対応について説明し、先月までにあった返金の要請のうち、664件、合わせて44億円を支払ったことを明らかにしました。

“60億円~最高100億円の特別供託金を準備”
また国会などで教団による「財産隠し」の懸念が示されていることについて触れたうえで「解散命令の裁判が確定するまで法人の資金を海外に移転することは考えていない。財産保全措置法の必要性は全くないと思う」と主張しました。

そして、解散命令は出ないと確信しているとしたうえで「それでも不安を持つ方のため60億円から最高100億円の『特別供託金』を提案したい。現行法では制度はないが、特別措置として国に制度を用意してもらえれば準備させていただく」と述べ、元信者らに補償が必要になった場合の原資として、最大100億円を国に預ける方針を明らかにしました。
教団所有の総資産については言及控える
 
会見の質疑の中では「心からおわび」と述べたことについて「『謝罪』と捉えていいのか」と記者に問われると「『謝罪』ということばとは距離を置かないといけない。『おわびの会見』だ」と述べたほか、「被害金額も不明なため『被害者』ということばは簡単に使わないようにしている」と述べる場面もありました。

一方で、教団が所有する総資産がどれほどあるのかについては、言及を控えました。

今回教団が示した「供託」について法務省は「将来起こりうる補償に充てる」という理由には法令上の根拠がないとしていて、今後、資金を国に預けるという対応が実際に進められるのか注目されます。
《2世信者は》

両親が信者 30代男性 “まず資産公表すべき”
 
両親がともに旧統一教会の信者だという30代の男性は、親が教団への献金を続けたことによって家庭が経済的に苦しく、進路や結婚など、人生のさまざまな局面で制約を受けてきたということです。

会見で教団が親の信仰が原因で苦しんできた「2世」に対しても「おわび」を表明したことについて、男性は、「これまでもタイミングはあったのに、解散命令請求が出たとたん、おわびをされても、命令を出されたくないという形だけのおわびにしか思えません」と話しました。

将来、元信者らへの補償が必要になった場合の原資として、教団が最大100億円を拠出するとしていることについては、「本当に被害者への謝罪の気持ちがあるのなら、国にいきなり金を預けるのではなく、教団が持っている資産を公表したうえで、高額献金の被害を訴える元信者や家族に返還を求める意思がないか確認するべきだ」と話していました。
《被害者は》

元妻が信者 橋田達夫さん「自分たちのことしか考えていない」
 
旧統一教会の記者会見を受けて、立憲民主党や共産党などは7日夕方、国会内で会合を開きました。

この中で、元妻が信者で、多額の献金被害を訴えている橋田達夫さんは「自分たちのことしか考えていない記者会見で本当に腹立たしい。解散命令を受けないよう、自分たちの財産をこれ以上に減らさないように必死にやっていると思えた」と述べました。

母親が多額の献金被害 60代女性「深い怒りがわきあがる」
また、母親が多額の献金被害を受けた60代の女性は「深いところから怒りがわきあがってくる。教団が示した100億円は不当であり、潜在的な被害額は桁違いに大きい。そのほかの資産を隠すつもりではないか」と訴えました。

一方、会合に出席した文化庁の担当者は、教団が提案した最大100億円の「特別供託金」について「旧統一教会は解散命令請求の対象であり、その動向や発言へのコメントは控えたい。ただ、解散命令を請求している法人からの『制度をつくってくれ』という提案に対応するのは難しいのではないか」と述べました。
《専門家は》

専門家「供託金出すこと自体 筋が通らない」
 
宗教社会学が専門で、旧統一教会をめぐる問題に詳しい北海道大学の櫻井義秀教授は「教団として信者に過度な献金要請をしたわけではないが、一部の信者が行き過ぎたという主張は、従来どおりだ。自分たちの行為のどこに問題があったのかという具体的な説明もなく、おわびはことばだけだと受け止めた」と述べました。

櫻井教授は教団が「特別供託金」として国に最大100億円を預ける考えを示したことについて「自分たちが加害者だと認めず、被害者の存在も認めていない中で、供託金を出すということ自体、筋が通らない」としたうえで「与野党が教団の財産を保全する法整備などを議論する中、自分たちの活動が制限されないようにするねらいや、情状酌量で解散命令を避けたいという考えがあるのではないか」と指摘しました。

そのうえで「教団側は『特別供託金』を受け取る制度を作るよう国側に求めているが、国ではなく教団が元信者らの救済を進めるべき話だ」と話しました。
《政界の反応は》

盛山文科相「コメントは差し控えたい」
盛山文部科学大臣は、閣議のあとの記者会見で「旧統一教会の動向について逐一コメントすることは差し控えたい。供託ができるかどうかについては法的な検討を関係者でしてもらわなければならないのではないかと思う。いずれにしろ詳しい内容が何もわからないので、それ以上のコメントはできない」と述べました。
小泉法相「電話相談など最大限活用し対応」
小泉法務大臣は閣議のあと記者団に対し「旧統一教会の方針や動向が報じられているがコメントは差し控えたい」と述べました。

そのうえで被害者への対応について「法テラスが行っている電話相談などを最大限活用し適切な体制を組んで対応していきたい」と述べました。

松野官房長官「供託は法令に沿って判断」
松野官房長官は午後の記者会見で「旧統一教会の主張や動向の一つ一つにコメントすることは 差し控える」としたうえで「一般論で言えば、供託は法令に規定されている場合のみ行うことができ、認められるか否かは具体の事実に即して法令に沿って判断される」と述べました。

そして「政府としては、速やかに被害者の救済が図られるよう、現行法上のあらゆる制度を活用し、被害者救済に最大限、取り組んでいく。議員立法の法案や被害者救済の実効性確保について与野党各党にさまざまな動きがあるので注視していきたい」と述べました。
自民 世耕参院幹事長「被害者救済に資する制度を」
自民党の世耕参議院幹事長は記者会見で「教団側の記者会見を聞く必要があるが、100億円の根拠が分からない。被害者救済をしっかり行うために必要なものを確保していくことが重要だ。議員立法は自民党内でも検討しているので被害者救済に資する制度をつくっていきたい」と述べました。
立民 安住国対委員長「法律つくらなければ責任放棄」
立憲民主党の安住国会対策委員長は党の代議士会で「旧統一教会は100億円を国に供託することで『財産保全の法案は勘弁してくれ』ということではないか。よもや自民党がこれに乗るとは思えないが、今国会で法律をつくらなければ責任放棄だ」と指摘しました。

そのうえで「法律がなければ解散命令が出たあと、被害者への補償が本当にできるのかという話になる。自民・公明両党はいろいろとあるのは分かるが、成立に向けて働きかけをしていきたい」と述べました。
維新 音喜多政調会長「財産保全を求める」
日本維新の会の音喜多政務調査会長は、記者会見で「60億円から100億円で十分な被害者救済ができるのか大いに疑問だ。裏にはもっと大きな資力があることが想定され、海外に散逸させない保証はどこにもない。政府・与党は、教団側のアクションに惑わされず、被害者の救済を第一にぶれずに対応してほしい。われわれは宗教法人法の改正による財産保全をしっかり求めたい」と述べました。
共産 小池書記局長「反省のない姿が浮き彫りに」
共産党の小池書記局長は、記者会見で「『解散請求逃れ、財産保全逃れ』のための、言い繕った記者会見で、全く法的責任を認めず、反省のない姿が浮き彫りになった。いよいよ解散命令を出すことが必要になってきているし、財産保全のための法整備が必要だ。与党が旗を振り、急いで政党間協議を行って特別な立法措置をとるべきだ」と述べました。

国民 玉木代表「一部供託では筋が通らない」
国民民主党の玉木代表は記者会見で「教団がまず最初にやるべきことは、寄付額や返還請求額を公開することだ。全体像を見せずに一部を供託して『許してください』では筋が通らない」と述べました。

そのうえで「教団の対応に惑わされず必要な立法作業は進めていくべきだ。財産を保全する法体系をつくるほうが国民や被害者のためになる。与野党協議の場で議員立法により憲法違反にならないような法案をつくり、速やかに成立させるのが筋だ」と述べました。

福島県の過去と現在は 最新情報

2023-11-07 10:36:26 | ニュース
福島県の過去と現在は 最新情報 日本が福島第一原発原子力発電所から、原発処理水が破裂し太平洋に流れ出てから、世界中の多くの場所から警告や反感をかいました。2011年3月、原子力施設が激しくダメージを受けました。激しい地震、津波、潮流などによりダメージを受けた後、強大な力により、防壁を突破し、プラントの原子炉建屋 が洪水になりました。このことにより、停電が発生し核燃料棒が加熱し、一部が溶けてしまいました。12年後、福島第一原発は、廃墟の過程を辿っています。 しかし、東北大震災や津波による最新の物語では、再び話題に上がってきています。では、その致命的な日では何が起こり、今後どうなって行くのか?

京アニ裁判

2023-11-07 00:40:38 | 日記
京アニ裁判 責任能力めぐり検察と弁護側が対立 中間論告・弁論
2023年11月6日 20時30分 アニメ会社放火
「京都アニメーション」の放火殺人事件の裁判は、青葉真司被告の責任能力について、検察が中間論告で、「犯罪だと理解したうえで計画的に行動するなど完全な責任能力があった」と主張しました。一方、無罪を主張している弁護側は、中間弁論で、「10年以上にわたる妄想の中の体験や怒りが善悪の区別や行動を制御する能力を失わせた」と述べました。
目次
  • 最大の争点「責任能力」 検察と弁護側が真っ向から対立
  • 検察 “被告のパーソナリティーによるもの 責任能力あった”
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最大の争点「責任能力」 検察と弁護側が真っ向から対立
 
青葉真司被告(45)は、2019年7月、京都市伏見区の「京都アニメーション」の第1スタジオでガソリンをまいて火をつけ、社員36人を死亡させ、32人に重軽傷を負わせたとして殺人や放火などの罪に問われています。

6日、京都地方裁判所で開かれた裁判で最大の争点になっている責任能力について、検察の中間論告と弁護側の中間弁論が行われました。

「京アニに小説のアイデアを盗まれた」などと主張する被告に、妄想の影響があったかどうかについて、検察は、「犯行直前にためらうなど、犯罪だと理解したうえで計画を遂げるため、みずからの判断で行動していた」としたうえで、「動機は、小説の落選などうまくいかない人生に直面した結果、他者を攻撃するという思考や行動パターンがあらわれたもので、妄想の影響は小さく、完全な責任能力があった」と主張しました。

このあと、遺族と代理人の弁護士が被害者参加制度を利用して法廷に立ち、「被告は36人の命よりも自分の小説のことしか考えない極端に自己中心的な性格傾向があり、犯行に妄想が影響したとは考えられない」などと意見を述べました。

青葉被告は遺族のほうを向き、ときおり目をつむりながらじっと話を聞いていました。

一方、無罪を主張している弁護側は、「被告には犯行当時、重度の妄想性障害があった。小説の落選だけでは犯行にはつながらず、10年以上にわたる妄想の世界の中での体験や怒りこそが善悪の区別や行動を制御する能力を失わせた」と述べ、被告に責任能力はなかったとしました。

今後、裁判員と裁判官が非公開で中間評議を行い責任能力について判断したあと、刑の重さに関わる情状の審理に移り、12月、最終論告と求刑、最終弁論が行われ、判決は来年1月25日に言い渡される予定です。
検察 “被告のパーソナリティーによるもの 責任能力あった”
 
検察は「犯行は、まさに不満をためて攻撃するなどの被告のパーソナリティーによるもので責任能力が著しく減退していたとは到底言えない」として責任能力があったと主張しました。

その理由の1つとして、裁判で被告が「こんな悪党でも良心のかしゃくがあった。何度もやろう、やめようと行ったり来たりのラリーを繰り返した」などと発言したことを挙げています。

これについて検察は、「放火殺人は重大犯罪とわかっており、引き返すという選択肢もあったにも関わらず、『やはり京アニは許すことはできない』と怒りを強め、みずからの意思で実行することを決断した。思いとどまることが期待できる状態だった」と主張しました。

さらに、事件を起こした方法や計画を完遂するための行動にも着目し、「ガソリンを使ったのは、過去に起きた事件の知識からで、午前10時ごろに犯行に及ぶと決めたのは、従業員が着席しており妨害されにくいと考えたからだ。また、下見や道具の準備までの判断も含め首尾一貫して妄想の影響はない」と述べました。

そして、精神鑑定を行った医師2人がいずれも「犯行が犯罪にあたると理解できていた」という見解で一致しているとしたうえで、「被告は犯行当時良いことと悪いことを区別する能力があり、刑事責任を追及されることも考慮に入れて行動できていた」と述べました。

また、事件の動機は、被告のたどってきた人生と価値観に根ざしているとして、「幼少期の不遇な環境や仕事が続かなかったことなどから、『真面目にやっているのに他人が足を引っ張るせいでうまくいかない』という思考を持ち、他者に攻撃を向けるという行動パターンが現れたものだ」と主張しました。

さらに、京都アニメーションに応募した小説が落選したことが大きなターニングポイントだったとして、「作品は人生を詰め込んだいわば『分身』で、それが落選したことで小説家の道が事実上断たれ、一筋の希望がなくなった。かねてより秋葉原の無差別殺傷事件を起こした元死刑囚に共感し、『社会の底辺の人間』としての境遇を重ねて共感を強め、京アニ事件の前に大宮駅で大量殺人を計画した。計画は失敗したが、『最後に殺したいのは京アニだ』と考え、人生最大の復しゅうとして殺害を決意した」と述べました。

そのうえで、「落選という受け入れがたい現実から生まれた怒りの感情を持って、自身の作品に似たシーンを見つけ、『落選させられた上に盗作された』と解釈した。盗作されたといった妄想は、被告の怒りや焦燥感を強化した程度で、動機の本質は『自分はすべてを失ったのに京アニや女性監督は成功していて許せない』という筋違いの恨みである」と主張しました。

また、弁護側の「犯行は闇の人物への対抗手段だった」という主張に対しては、「被告自身が『一番狙いたい相手は京アニ』と公判で話していることから、犯行は京アニへの復しゅうだった」と反論しました。
子どもを亡くした父親 “極端に自己中心的な性格傾向が現れた”
検察の中間論告のあと、被害者参加制度を利用して、遺族と、遺族の代理人の弁護士が意見陳述を行いました。

この中で、事件で子どもを亡くした父親は、「小説を盗まれたと思うことと、ガソリンによって放火殺人を行うという重大な犯罪を起こすことには大きな飛躍がある。京アニ大賞への応募は人間関係を回避していた被告が現実世界へチャレンジを試みた数少ない機会だったが、絶対的な自信作の落選によって尊大な自尊心がくじかれてしまい、京アニに対して大きな恨みを抱いた。36人の命より自分の小説のことしか考えない極端なまでの自己中心的な性格傾向が現れている」と指摘しました。

その上で、「犯行は、被告の偏った人格傾向が現れたことによって起きたもので、妄想が影響したとは考えられない」と述べ、完全な責任能力があったと主張しました。
弁護側 “重度の妄想性障害で責任能力はない”
 
弁護側は、「被告は重度の妄想性障害だった」としたうえで、「検察が依頼した医師の精神鑑定は、信頼することはできない」とし責任能力はなかったと主張しました。

その理由について弁護側は、「被告が小説を落選させたと話す『闇の組織のナンバー2』に対する情報が欠けている。『ナンバー2』という妄想は、被告の精神世界や現実を大きく支配しているが、その妄想が抜け落ちている」と述べました。

具体的なエピソードとして、弁護側は「事件の4か月前に『ナンバー2』からスマートフォンを操られたため解約したというのはとても重要で、被告にとって当時、インターネットは現実世界との大きな接点だったが、それを解約するというのは、妄想が影響していたという何よりの証拠だ」と述べました。

ほかにも、「『闇の組織に目をつけられている』とか、『警察の公安に監視されている』といったものも妄想に関連している。被告の妄想が現実の行動に影響しているのは明らかで、検察が依頼した医師の鑑定はこれを除外しており、信頼することはできない」と主張しました。

そのうえで責任能力の有無を判断する3つのポイントを挙げました。

▼1つめは、事件を起こすことをためらったことと、善悪の区別ができることは同じではないこと。

▼2つめは、妄想の内容が直接事件を起こすことを命じるものでなくても、妄想の圧倒的な影響で事件を起こすことはありえること。

▼3つめは、「今はやりすぎた」と思っていることと事件当時に責任能力があったことは同じではないこと。

裁判員や裁判官はこうしたことを踏まえて、被告が置かれていた状況を具体的に検討して評価すべきとしました。

そして、弁護側は「京アニ大賞に落選したという現実の出来事だけで、事件にはつながらない。10年以上、あらがえない妄想の世界で翻弄され、苦しみ続けてきた。被告は、自分がやろうとしていることがやってはいけないことと認識し、思いとどまる力がなかった」として責任能力はなかったと結論づけました。
中間論告・中間弁論とは
 
多くの刑事裁判の審理では、検察の論告と弁護側の弁論が1回行われますが、今回の裁判では、中間論告・弁論と、最終論告・弁論の、2回に分けて行われます。

裁判が4か月余りと長期にわたるため争点を整理するのが目的で、裁判の関係者によりますと、最大の争点になっている被告の「責任能力の有無や程度」を審理する際、「犯人を許せない」といった感情が裁判員の判断に影響を及ぼさないようにする狙いがあるということです。

今回の裁判では、被告の刑事責任能力について被告人質問や被告の精神鑑定を行った医師2人の証人尋問などの審理が行われたあと、6日に中間論告・中間弁論が行われ、これまでの15回の審理を総括して、検察と弁護側が責任能力の有無や程度について意見を述べました。
今後、裁判員と裁判官は、11月下旬までに非公開で「中間評議」を行って、まず責任能力について結論を出します。

この「中間評議」の結果は、判決まで明らかにされません。

このあと、遺族の被害感情の立証や被告が犯行に至るまでのくむべき事情など、刑の重さに関わる情状について審理し、12月上旬に、検察の最終論告と求刑、弁護側の最終弁論が行われ、結審する予定です。

その後、裁判員と裁判官が非公開で「最終評議」を行い、判決は、来年1月25日に言い渡される予定です。
遺族の思いは

“36人殺害でも無罪という主張は受け入れられない”
 
事件で亡くなったアニメーターの石田奈央美さん(当時49)の母親は、「法廷で現場の写真などを見ると当時のつらい気持ちが思い出されると思うので、傍聴に行くことはできませんが、裁判の内容はニュースで確認しています。被告の発言からは反省のかけらも見えず、謝罪のことばもなく、腹立たしい気持ちです。『過去の放火事件を参考にした』という話が出ていましたが、その事件ですら数人の方が亡くなって死刑判決が出ているのに、36人を殺害しても無罪だという主張は、気持ちとして受け入れられないです。計画的な犯行だったことを裏付ける発言もしていたので、責任能力はあったと思っています」と話していました。
“被告側の主張 認められてほしくない”
 
事件で亡くなった武本康弘さん(当時47)の、母親の千惠子さん(75)は、「裁判の内容には必ず目を通していますが、被告は全然反省していないのだろうなという印象です。遺族の代理人弁護士に逆質問をするなど、京都アニメーションに恨みしかないのではないかと思いました。自分のしたことを正当化しているので、謝罪の言葉は期待していないです。責任能力しか争えないのはわかりますが、被告側の主張が認められてほしくはないです」と話していました。

LINEの「かんたん引き継ぎQRコード

2023-11-07 00:38:56 | 日記
LINEの「かんたん引き継ぎQRコード(QRコードログイン)」は、2022年6月のアップデートで追加された新しいデータ移行方法です。
これまでLINEではさまざまなアカウント引き継ぎ方法が追加されてきましたが、今回のQRコードログインによる引き継ぎは歴代のなかでも圧倒的にシンプル。ユーザーの状況や端末の環境を問わず、手元に旧スマホさえあれば誰でも簡単に引き継ぎがおこなえます。
本記事では、LINEのかんたん引き継ぎQRコードの特徴をまとめたうえで、実際のやり方を解説します。
目次
  1. 「かんたん引き継ぎQRコード」の特徴
    1. 旧スマホと新スマホの両方を手元に用意する必要がある
    2. 電話番号認証もパスワード入力も不要、スマホの画面ロック解除だけで引き継げる
    3. バックアップなしで過去14日間分のトーク履歴を引き継げる
  2. QRコードログインでLINEを引き継ぐ手順
    1. 1. LINEアプリを最新版にアップデート
    2. 2. トーク履歴をバックアップ
    3. 3. 新スマホにLINEアプリをインストールして「QRコードでログイン」を選択
    4. 4. 古いスマホで表示したQRコードを新しいスマホで読み取る
    5. 5. 新しいスマホでトーク履歴を復元



LINEの使い方 まとめを見る







「かんたん引き継ぎQRコード」の特徴


LINEでQRコードログインによる引き継ぎをするために、これだけは押さえておきたいポイントを説明します。
旧スマホと新スマホの両方を手元に用意する必要がある





「QRコードログイン」は、旧スマホのLINEアプリで表示したQRコードを新スマホのLINEアプリで読み取ることでアカウントを引き継ぐ仕組みです。
非常に手軽で便利なのですが、旧スマホと新スマホが両方手元にないと実行できません。たとえば、以下に挙げているような状況では利用できないので注意してください。
  • 旧スマホが紛失していて手元にない
  • 旧スマホが故障してLINEアプリを使えない
  • 同じスマホでLINEアカウントにログインし直す(スマホの初期化やアプリのアンインストールなど)


電話番号認証もパスワード入力も不要、スマホの画面ロック解除だけで引き継げる


旧スマホが手元にあることが前提のためか、QRコードログインでは本人認証方法がかなり簡略化されています。
QRコードを読み取って旧スマホの画面ロックを解除すれば、すぐにログインできる




必要な作業は「QRコードの読み取り」と「スマホの画面ロック解除」だけ。電話番号認証はもちろん、LINEのパスワード入力すらも要求されません。
登録情報の不備やSMSトラブルでログインを阻害されることがなくなった上、電話番号を持たない端末や電話番号変更を伴う端末への引き継ぎも圧倒的に簡単になりました。ユーザー側の負担はかなり減ったといえるでしょう。
バックアップなしで過去14日間分のトーク履歴を引き継げる


従来の引き継ぎ方法にはない「QRコードログイン」だけの特徴が、バックアップを取得しなくても勝手に14日間分のトーク履歴が引き継がれること。トーク履歴のバックアップ・復元システムが利用できない、異なるOS(Androidスマホ⇔iPhone)への機種変更ではとても重宝します。
とはいえ15日以前のトーク履歴は引き継げません。同じOS間で機種変更する場合は、従来どおりトーク履歴のバックアップを取得して復元させるのがよいでしょう。



QRコードログインでLINEを引き継ぐ手順


ここからは、実際に「QRコードかんたん引き継ぎ」を使ってLINEアカウントを引き継ぐ手順を紹介します。
LINEアプリを最新版にアップデート


まずは、LINEアプリを最新版にアップデートしましょう。ここで利用する「QRコードログイン(QRコードかんたん引き継ぎ)」は、2022年6月のアップデートで追加された比較的新しい機能です。古いバージョンのLINEアプリだと使えない可能性があります。
また、古すぎるバージョンのLINEアプリでバックアップしたトーク履歴は、新しいスマホで復元できないリスクも。面倒かもしれませんが、機種変更前に必ずアップデートはおこなってください。
iPhoneでLINEをアップデートする



AndroidスマホでLINEをアップデートする手順




トーク履歴をバックアップ





「QRコードかんたん引き継ぎ」だけでは過去15日以前のトーク履歴は引き継げません。iPhoneなら「iCloud」、Androidスマホは「Googleドライブ」という外部サーバーにユーザー自身の手でバックアップしておく必要があります。
「外部サーバー」というと難しく感じるかもしれませんが、作業自体はとても簡単で3分程度で終えられます。利用している端末のOSに合わせて、トーク履歴をバックアップしてください。
iPhone版LINEでトーク履歴をバックアップする手順




Android版LINEでトーク履歴をバックアップする手順






新スマホにLINEアプリをインストールして「QRコードでログイン」を選択


新しいスマホのセットアップが完了したら、LINEアプリをインストールして起動します。
アプリ「LINE」をダウンロードGoogle PlayApp Store








「LINEへようこそ」の画面が表示されたらログインをタップ。ログイン方法のなかからQRコードでログインを選択します。







「QRコードログイン」を選択しQRコードをスキャンをタップすると、リーダーが起動します。
新スマホをこの状態にしたまま、古いスマホを取り出しましょう。
古いスマホで表示したQRコードを新しいスマホで読み取る










機種変更前の旧端末でLINEを起動


古いスマホのLINEアプリを起動し、「ホーム」タブ右上の設定ボタンをタップ。メニューからかんたん引き継ぎQRコードを選んで、QRコードを表示させましょう。
機種変更後の新しいスマホでQRコードを読み取る




古いスマホで表示させたQRコードを、新しいスマホで読み取ってください。
なお、セキュリティ上同じQRコードを表示していられるのは15秒間まで。15秒経過すると、自動で新たなQRコードに切り替わります。さらに15秒経過すると、QRコードが表示されなくなってしまいますが、更新ボタンを押せば再表示できます。








旧端末のLINEでロック解除と同じ認証をおこなう


QRコードの読み取りが完了すると、古いスマホに「新しい端末でこのQRコードをスキャンしましたか?」と表示されます。「はい、スキャンしました」にチェックを入れて次へをタップ。
すると、端末のロック解除と同じ認証が求められます。iOS版ならパスコード入力/Face ID/Touch ID、Android版ならPIN/パスワード/パターン/指紋認証などで解除してください。
「新しい端末でLINEアカウントにログインしてください」の画面に切り替わったら再び新しいスマホでの操作に移ります。
新しいスマホでトーク履歴を復元







新しいスマホに、LINEのアカウント名とアイコンが表示されます。自分のもので間違いなければ、ログインを押しましょう。
なお、「ログイン」を押した時点で古いスマホのLINEアプリが初期化されてしまいます。トーク履歴のバックアップ漏れがないか、ログインを押す前にいま一度確認しておくことをおすすめします。





トーク履歴の復元が完了し次第、いつものホーム画面が表示されます。従来の引き継ぎでおこなわれていた「友だち追加設定」や「年齢確認」はおこなわれません。
各種アクセス権限の許可/不許可を設定した後、友だちリストやトーク履歴が問題なく復元されているか確認してみてください。なお、LINEスタンプは自動で復元されないので「マイスタンプ」から再ダウンロードしましょう。



LINEの使い方 総まとめ