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元マンガオタク。

大人になって、再度マンガにはまり気味。

■はしたなくてごめん

2017-02-07 13:00:59 | 石田拓実作品
妙にリアリティー、石田拓実作品。
テンションの面でこの作品大好き。


はしたなくてごめん(全7巻)



主人公・西 真奈緒→父を亡くし、母を助けて(?)家事全般をこなし、妹の面倒を見て、成績優秀で副委員長。…だが、週一のタバコとエロ少女漫画で癒され、趣味は妄想。高2。

もう一人の主人公・与倉 有紀→真奈緒のクラスの真面目な委員長。

2人が、メロちゃんとデブヒロという準主役とともに、くっつきそうでなかなかくっつかないお話。



「くっつきそうでくっつかない」は少女マンガの永遠のテーマですが、さすが生々しさ安定の石田拓実さんらしい描写です。
この人ならモノローグだけで作品ひとつ作れそう。
「ナノカノカレ」のエグさとはまた違うリアリティー。

読み返してみると、すごく少女マンガちっくなフラグをいくつも使ってて、高校生なのに一人暮らしとか、やたら家事できる女子高生とか、風邪ひいて看病とか…
でも石田拓実の生々しさは、どんなベタなネタでも唯一無二の作品にしてしまうと思う。

石田拓実作品は、「トライボロジー」「カカフカカ(未完結)」「はしたなくてごめん」を読みましたが、「はしたなくてごめん」がこの中では一番正面からの恋愛ものな気がする。
トライボロジー→大学生
カカフカカ→社会人(フリーター含む)
はしたなくてごめん→高校生
ていう設定だからかな。

これが、私の好きなシーンです。
これだけ見ても意味不明だけど、勢いを感じていただけると嬉しい。

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