えーようやく剛デーの感想です。忘れちゃもったいない!
予測はしていたけれども非常に舞台が近くて超良席でした。本当にひーたまありがとう!
なんせちよしさん目の前に座っちゃったりしたから!
役者の汗したたる姿がよくわかりました。鼻水もね(笑)
お話はもちろん名作で素晴らしい小編なのですが、話を知らなくても観て素晴らしいと感じられる舞台に作りあげている演技者の力と言うか、うまく言えないけどとにかく「役者剛」にとても満足感を得ました
父帰るでは一家の家長らしい声と仕草に年齢を重ねて父親らしさがにじみ出ているところにまず感動し、父親への20年分の思いが込み上げてきて感情を押さえようとするんだけども汗と共に激情がほとばしって子どもに戻ってしまったところではものすごく緊張感が走り、表情一つ一つから目が離せませんでした。
屋上の狂人では役のタイプは違えど一月前に観たアルジャーノンの健治をちらりと思い出しつつ、天真爛漫と言うか純な感じが心に染みました。
父帰ると変わってカラリと明かるい家族の雰囲気も楽しかった。
…とても気にかかったことが一つ。確かに雰囲気が明るく笑うポイントもあったとは思いますが、明らかに剛(義太郎)の一挙一動に笑っていたり、高橋克美さんが出てきただけで笑ったり、えっ!?そこって笑う場面か?というところでも笑い通しで…もっと話全体が観たいのにー(-"-;)
舞台をあんまり観たことないんだろうなあっていう客層(須磨ファン?)が多かったのかな、という感じ
もちろん私も剛を観に行ったわけですが、舞台の上に立つ役者としての剛を求めに行ったわけで、ライブやドラマとは楽しみ方が違うんだよー
とじりじりしました。
結論としてはとっても良い舞台だったんですけど、ね。