goo blog サービス終了のお知らせ 

☆団地暮らしのミドリフグ☆

『Rin』と申します。2011年 6月、UFOキャッチャーより4匹のミドリフグをお迎えしました。

120時間の壁

2013-02-11 16:14:58 | シリキルリスズメダイの稚魚
産卵中の様子です。
後ろがシリキママ、前がシリキパパ☆
ラブラブでいいねー(*ノ▽ノ)

産卵に要した時間は、かれこれ30分くらい。
その時の様子をカメラに納めました。










☆ワムシ培養セット到着からのその後☆


●9度目の産卵

産卵から5日目に孵化
(正確には、4日と半日くらい)
孵化率も良好で、私が見る限り、産んだ卵のほぼ全てが無事に孵化したようです。

いつ頃から餌を食べ始めるのか?

といったところが全くわからなかったので、日海センターさんにアドバイスをお願いしたところ、

「孵化直後、稚魚を隔離してすぐから与え始めてください。」

との事でした。

早速ワムシを与えてみたところ、孵化直後にもかかわらず、餌を捕食する行為(体をS字に曲げて餌に食らい付く行動)を目撃しました!
それから、お腹のヨーサックと呼ばれる栄養袋を観察したところ、24時間後には吸収されて無くなっていたようでした。

「孵化直後から」という意味が、よくわかりました☆

それから数日間、奮闘し続けるも5日でお星様に…。

●10度目の産卵

こちらも、5日が限界でした…。

考えられる原因

①水質悪化?

底面にライトを当てながら、稚魚がいない事を確認し、スポイトでゴミやら汚水やらをチマチマと吸っていたんですが、これがもう大変!
ホースを使ってドバーっといきたいところなんですが、そんな事したら間違いなく稚魚も吸い込んじゃいます…。
そして、新しい海水を注ぐ時も、息が止まるんじゃないか?ってくらい慎重に注がなくてはならず、思うように水替えが出来ていなかったのかもしれません。

そこで、日海センターさん独自で開発された「ゆりケース」という商品を注文しました。

ゆりケース小 穴なし


孵化直後から数週間(2週間くらい)までの稚魚を隔離するためのケース。
(穴なし)となっていますが、底面に丸い穴が1カ所空いています。
これは、水替えの作業を楽に行えるようにするためのもので、ケースから抜いた水の量だけ、底の穴からジワジワと飼育水が沸き上がってくるというもの。
穴には、ワムシも通さない極細のネットを取り付ける事ができ、餌の流出も防げるという画期的な商品。

これを開発された日海センターさんはスゴイ!!

②親魚の栄養問題?

悪い卵だと、孵化しなかったり、無事に生まれたとしても1週間~10日でダメになってしまうとのこと。
良い卵を産んでもらうためには、親魚に栄養豊富な餌を沢山(飽きるくらい)与え、常にコロコロと太らせておくことが大切なんだとか。

■日海センターさんの場合(クマノミ繁殖)

日に4回、人口飼料3割・冷凍餌や生餌7割くらいの割合で与えているそうです。

③照明の問題?

夜間、真っ暗で十分に餌が食べられなかったのが原因?
前日の夜までは元気だったのに、朝起きて見たらパタパタと死んでいるパターンがほとんどなんです(ノ_・,)

■日海センターさんの場合

生後2週間までは、24時間照明。

※人工条件下で、夜間真っ暗にするのは×。
餌を食べる事ができず、栄養不足となることが朝の死亡率増加につながるようです。

自然条件下では、常に栄養豊富な餌を一杯食べる事ができるため、夜間何も食べなかったからといって栄養不足にならないのでは?と考えられているようです。

●11度目の産卵

シリキベビーさんよりも更に小さいイソスジエビベビーさんが無事に成長できているということは…本水槽内に餌となる何らかの微生物?プランクトン?が存在している証拠?
イソスジエビさんのように放し飼いにすれば、生き残れるのかもしれないと思い、あえて放置してみました。

孵化直後のシリキベビーさん




爪楊枝の先端の半分くらいの細さなので、なかなかピントが合わず撮影も難しいですf(^ー^;

稚魚を吸い込まないよう、吸水パイプにストッキング状のネットを取り付けたり、水流を弱めるためにエアーストーンを撤去し、シャワーパイプへと変更したりしてみたのですが、放し飼い作戦はやはり難が多すぎたようで、翌日の朝には1匹も見当たらなくなりました…Σ( ̄ロ ̄lll)

●12度目の産卵

今夜、孵化しそうです。
最近では、産卵日や卵の成長度合いでハッチアウトの日時を予測できるようになったため、夜8時半~9時頃まで部屋の照明を消し、濾過器も止めて孵化を促す方法でやっております。

注文していた「ゆりケース」も届いたので、24時間部分照明を取り入れてチャレンジしてみようと思います☆

ゆりケース設置後の様子


シリキさんの話題ばかりですが、我が家の12名は皆元気です(*^-^*)
フグ達も平凡な日々を送っており、これといったネタもありませーん(汗
またそのうちアップしますね♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワムシ培養セット

2013-01-17 00:00:45 | シリキルリスズメダイの稚魚
今月の5日~6日頃に産卵した卵が、10日の夜~11日の深夜にかけて孵化しました☆

■水温27℃
■産卵から5日


シリキベビーさん

実を言うと、今回の産卵は8度目なんですf(^^;
どうやら、月に2~3回のペースで産卵しているようです。

で、何で今まで孵化しなかったのか?という話ですが、理由は単純……

私がいたらん事(卵の隔離)をしてたから(苦笑

隔離用に使っているケースは、スドー サテライトM


エアーリフト式で、緩やかに循環してくれる外掛タイプ。

本来は、水槽の枠に掛けて使う物なのですが、水温を一定に保つため、写真↓のようにセパレーターを利用して、水槽内で飼育できるよう工夫してみたのですが、これでもダメでした。



お父さんの日々の努力は必要不可欠なんですね(ToT)

そして、淡水魚の卵よりも、海水魚の卵の方がはるかにデリケートだということ…。
いろんな条件を満たしていなければ、孵化に至らないのかな?というのが、私の感想です。

そして今回は、生きたブラインシュリンプを与えてみる事にしました。


ブラインシュリンプエッグを海水に浸し、エアレーション中


24時間後



生まれたブラインシュリンプ

小さいのは小さいんだけど、思ってたより大きいな…
シリキちゃんの口に納まるんだろうか…??

その前に、、

シリキルリスズメダイの仔魚って、孵化後何日目で餌を食べ始めるんだろうか??

金魚の場合は、2~3日は食べずにガラス面とかでジッとしているのですが、シリキルリスズメダイによく似たスミレスズメダイの稚魚の育成に成功された方の記事には、孵化後1日目には餌に飛び付いていく姿が見られた。
と書いてありました。

確かに、孵化して間もないのに普通に泳いでるもんな…

取り敢えず、孵化後1日目からブラインシュリンプを与えてみました。

が…

目の前で泳ぐブラインシュリンプ達をスルー。。
翌日になっても、食べる気配は全くない(T-T)

結局、孵化から3日目の朝には全ての稚魚が死んでしまいました。・゜゜(ノД`)

稚魚は、口のサイズに合った餌を選んで食べるようなので、やはり、ブラインシュリンプでは大きすぎたのかな(T-T)

※海水魚の稚魚は、淡水魚に比べて小さく(種類にもよる)初期飼料として、ブラインシュリンプよりも小さい【シオミズツボワムシ】という動物性プランクトンを与える必要がある。

らしい…。


シオミズツボワムシ

このワムシを発見した事により、これまで困難だと言われていた海水魚の養殖を成功へと導いたようです。

どうやら、生きたワムシが手に入らない限り、シリキさんの育成は望めないようです…。

そこで、生きたワムシを販売しているところはないんだろうか?と探してみたんですが、一般に出回っているのは冷凍ワムシばかり。
めげずに、いろんなホームページを探っていたら…
日海センターさんで【ワムシ培養セット】なる物を発見しました☆


生きたワムシ、ワムシネット、ワムシの餌となる淡水産クロレラ、スペシャル栄養強化剤のセット。

ワムシの繁殖力はすごく、大量に、かつ永久的に維持していく事が可能なんだそうな…。

さっそく注文。。

けっこう手間暇かかりそうですが、これも何かの縁かな?
1匹でも一人前に育ててあげられたらなという思いで奮闘しております。

そして、8度目の産卵から8日後(13日)、早くも9度目の産卵をしました!

ワムシちゃん、間に合うかしら…(・_・;??
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なんでかなぁ…

2012-11-21 23:46:45 | シリキルリスズメダイの稚魚
4度目の卵もダメでしたー( ´△`)

孵化間近まで育ってきたので、30cm水槽の方へ隔離しました。
初日は順調に思えたんですが、隔離した翌日から卵の成長が止まり、白濁してきたんですね(T-T)

なんでかなぁ…

エアレーションもし、ヒーターも設置し、テトラ社のスポンジフィルターでそれなりにろ過もしていたんですけどね…。

結論:

無事に孵化するまでは手を加えない。

稚魚も、本水槽の中で隔離して飼育した方が良い?

※応援してくださってた、田舎暮らしのミドリフグさん、ちょびふぐさん、期待に添えずごめんなさい(涙
5度目の産卵を期待したいと思います。・゜゜(ノД`)

シリキのお父さんもゴメンネ。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

卵のその後…

2012-11-13 12:53:39 | シリキルリスズメダイの稚魚
前回の卵↑ですが、私の不注意で全滅させてしまいましたΣ( ̄ロ ̄lll)

何故かというと…

産卵しやすいようにとスニーカーのお家の中に入れていた小さいライブロックが卵の上にゴロッと転がりまして…
その時は大丈夫そうに見えたので、様子を見ていたんですが、、
何日経っても卵に変化が見られず、なんとなく白濁してきてる…。

たぶん、死んじゃった卵からカビが発生して全滅してしまったんだと思います。
完全に私のミスです(;_q)
孵化間近な感じだったので、ショックですね…。
えぇ‥もう、余計な事はしません(沈


それから数日後の朝…


産卵の一部始終を目撃しました☆

その時の様子がコチラ↓↓



産まれた卵↓↓



※残念ながら、この卵は無精卵に終わりました( ´△`)


それから更に数日が経過、、


昨日(12日)の朝、4度目の産卵をしました。

で、気付いたんですが、、

産卵の時間帯は、決まって朝6時~7時の間。

産卵床はやっぱり、スニーカーのお家。

産卵するようになったのも、このスニーカーのお家を投入してからなんですよね。
よっぽどお気に入りなんでしょうね(^^)

オスがせっせと産卵床のお掃除をして、メスに求愛をする姿もよく見かけます。

卵が孵化するまでの間、お世話をするのもオスの役目のようで、卵についたゴミや、死んでしまった卵を取り除いたり、尾鰭を震わせて卵に新鮮な海水を送ったりするようです。

子煩悩なパパだこと♪

スズメダイの仲間は、みんなそうみたいですね☆
ママが羨ましいわ(*ノ▽ノ)

今回は、すぐに隔離せず、孵化直前までお世話してもらう事にします。

無事に生まれて来てくれるかな…。。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残念なお知らせ・新たな命

2012-10-23 12:18:51 | シリキルリスズメダイの稚魚
孵化から4日目、、

生き残ってくれていた稚魚達も旅立ちました。

餌も少量多頻度で与えていたし、
残り餌も、スポイトでそーっと取り除き、新しい海水(75㌢水槽の飼育水)を神経使って注いでいたんですけどね。

何がいけなかったんだろ…?

難しいね…。

原因を探るべく、前回ブログにアップした画像↑↑を手に、近くのショップを訪ねました。

店長さん曰く、、

「餌を食べれてないですね。
しっかり食べていたら、もっとお腹が膨れてベビーブラインのオレンジ色がもっと透けて見えるんで。」

「もしくは、稚魚の口の大きさに対して、餌が大きかったとかで食べられなかった可能性もありますね。」

との事でした。

食べているように見えて、実際、あまり食べれてなかったんだね…。

餓死させちゃったってことか…
可哀想な事したな(T-T)

シリキルリスズメダイの赤ちゃんも金魚の赤ちゃんも、大きさ・形、そっくりなんです。
強いて言えば、金魚の赤ちゃんの方が2~3㍉長いくらいかな?




金魚の卵(一度目の産卵)




金魚の卵(二度目の産卵)



金魚の稚魚


金魚の赤ちゃんがブラインシュリンプを食べれるなら、シリキルリスズメダイの赤ちゃんも大丈夫そうなんだけどな。。

餌を食べきれなかったのは、その他の理由で衰弱しちゃってたからかもね…。

どうやら、スニーカーのお家が産卵場所のようで、入り口に立ちはだかって、しきりに威嚇しているオス。。
餌を与えても、その場を離れようとしないので、もしかしたら卵があるのかもしれないと思い、よくよく見てみると‥‥

あった‥‥!!(゜ロ゜ノ)ノ



シリキルリスズメダイの卵


ちゃっかり有精卵☆
金魚の卵より全然小さいな(^^;

今回は、孵化する前に発見できたので、スニーカーのお家ごと隔離中です。

産卵したはいいんですけど、、
母ちゃんはどうすればいいんですかー(/´△`\)

取り敢えず、いろいろ調べて頑張ってみます☆
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする