赤松正雄のブログ

公明党・衆議院議員。国会での出来事を中心に、今、世界で日本で話題となっている様々な出来事をどう受けとめればいいかを解説。

産科、小児科の医師不足の深刻さを実感

2007年09月19日 | Weblog
 18日は稲美町の町議会選挙の告示とあって、早朝より出向く。同時に猪名川町議会選挙も告示され、引き続き午後には向かった。かつて、兵庫県は70町あったが、今では平成の大合併のおかげで12町に縮小。数少ない町として残ってるのはそれなりに個性豊かな町であるといえる。一昨日は、上郡町の敬老会から佐用町へと、岡山県と兵庫県境の山並みを走ったが、一転昨日は、兵庫の中心部から東の砦ともいうべき大阪府と近接する地域に足を運んだ。あらためて兵庫は広いことを実感した。

 稲美町の事務所開きの挨拶では、新しくオープンされる兵庫県立の加古川病院に産科と小児科が付設される予定がない問題について触れておいた。折角の新病院なのに、婦人科はあっても産科と小児科の休診状態が続くというのでは惜しい。兵庫県当局に訊くと、市立加古川病院の方に、それら二科があるので、棲み分けするというのが答え。全国的に産科と小児科の医師不足が深刻であるとの実態が、ここでも突きつけられたわけだ。

 稲美町の住民は、この新しい県立病院の場所が同町と近いことから、利用する機会も多いと考えられ、期待する向きが多い。このためこれから町議会、県議会と連携を保ちながら、必ず近い将来にはこの問題の解決を図ると約束をした。期せずして拍手が沸き起こったが、実現せねばその責めをおうことになるだけに真剣に取り組みたい。

 焼け付くような日差しのもと、一生懸命に公明党支援に走ってくださる皆さんが大勢集まってくださった。この人たちのために、しっかり頑張ろうとの決意を改めて固めたしだい。