演奏に点数をつけるなんて!という情熱的な思いで、
若いピアニストたちを心から応援したい!という廣瀬教授とヴァルドマ教授の熱いきもちから生まれた
心理的な、精神的なアプローチも大切にした、最新型ピアノオーディションを昨年設立、そのプロセスはとても感動的でしたのを今でも思い出します。
今回第二回目開催にあたり、
私もアドバイザー、生まれてこのかた第二回目!
昨年は演奏者よりもわたしのほうが緊張しているのでは!?
という感じでしたが、
今回は私は緊張はなしで、
同じピアノを愛する仲間として、
若いピアニストたちの演奏へ感謝し、楽しむことができました。
わたしは審査員としても進歩ですかも!
皆様、素晴らしい演奏へ感謝申し上げます。
審査は、結構体力と気力を使い、おなかが空くんですね 笑 お弁当は即、完食!
一期一会の機会でどこまで誠実な気持ちで演奏者と通じ合えるか。音楽を聴く側(私)の能力も試されます。
今まで考えたこともなかったのですが、いかなる演奏を聴いても、その演奏へ誠意を払い、affectionateな態度でいることは音楽家になると決めた以上、不可欠だな、ということを審査の仕事から学びました。
なんでかというと、みんな、(私もそう)その舞台へ向けてそれぞれ音楽に愛を注いで頑張ったからです。
音楽というのは、カルチャーでもあります。人間を尊重する暖かいというか、当然あるべき姿。それはそれだけで自然でありながらとっても音楽的なんだろうと思います。
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