On the way to A

written by A, for M

浮上

2006-10-29 16:58:17 | others、未処理物
あまりにも暗い時がさいきん多かったので、自分でも軽くビョーキかと恐れていた今日この頃。
どうやらご主人も心配していたらしい。
「日本に帰りたい、と言われてもムリはないかもしれない・・と思った。」
そうです。
すまない、ご主人。
原因はまあ妊娠に起因するホルモンバランスと、コトバの勉強の焦り、人間関係の希薄化に関する恐れ・・・など複合的で、まあ「トリガー」となる出来事もあった。
「トリガー」については、まだ色々自分的に整理が必要なので、ここでは明記しない。
しかし、原因がどうあろうが、人生(おおげさか。生活というべきか。)must go onなわけでして一つ一つの解決に時間を要するバアイ、別口からカンフル剤を打つほうがいい。
わたしはこういう大雑把でどんぶりな性格からか、壁にぶち当たることも多々あった。(人、それを自業自得という)
で、反省してすめばいいことから、悲しいことに人間関係を逸してしまうこともあり、その時になって深く傷ついたりする。(だから自業自得だって)
そしていざ底から浮上するために取る手段は、
①けっこうちまちましている。
②モンダイと関連性が低い。
③あくまで自己満足。
なことごとです。
まあそれで徐々に軌道修正していったのがいまのわたしです。
誤解のないように追記しますが、モンダイ自体にはどっぷり漬かって向き合ってから、というのは言うまでもありません。

で、今回のちまちま浮上策は、
①体の手入れ
②お笑い
③手紙
でした。

モンダイの根本的な解決策にはなっていないところがミソです。
そのためのそのためのそのための・・・・行為というか。

「自分が輝いていることでしか、他人にしてやれることはない」
昔読んだ村上龍のこの一文がどっかにひっかかっている。
あとは、勇気を出すしかないでしょうね・・・。

その時歴史は動いた!を見る。

2006-10-28 12:01:05 | 読書&movie
昨日はまたもやご主人が出張だったので、夜はかんたんに冷たいトマトのパスタにしました。
(季節が・・・・)
もうこのパスタ何回作っているんだろ?
大体味が安定してきたなー。

で、そんなかんたんディナーを食べながら、1週間前から楽しみにしていた「その時歴史は動いた!」を午後7時から見る。
今日はあの、白洲次郎氏。
サブタイトルは「マッカーサーを叱った男」これだけでもかっこええ!
えがこちゃん!録画できなくてごめん!でもどんな内容だったのか、稚拙ながら書きます!

彼の愛車であったベントレーが鎮座するスタジオで番組は始まり、本日の「その時」は「通産省の誕生 1949年5月25日」に設定される。
ゲストは北 康利氏。(伝記「白洲次郎 占領を背負った男」の著者)
この番組、再現ビデオと、実際の映像とを織り交ぜて構成されているんだが、まずビデオは、終戦直後の日本に降り立ったGHQが居住する現第一生命ビルに、白洲次郎が訪ねるところから始まります。

12月、天皇からのクリスマスプレゼントを携えてマッカーサーを訪問した白洲次郎が、プレゼントを「その辺においといてくれ」と指差したマッカーサーに対し、激怒したエピソードは有名ですが、この再現ビデオでのマッカーサーはなんだかイメージ違ってました・・・そんなことはどうでもいいか。

とにかく終戦当時の日本で、GHQそれも最高司令官のマッカーサーと言えば「神に等しい」とされた存在だったらしく(まあ敗戦国と占領軍だからね・・・)、その彼を怒鳴りつける、堂々と対等に接する、のは白洲次郎ただ一人だったようです。
番組では、「白洲次郎は英国(ケンブリッジ)で教育を受けた。そもそもアメリカはイギリスから流れた者が作った国(ここんとこ、なんて表現だったか忘れた・・・属国とか言ってたか、不明)。英国精神を持つ白洲がアメリカにへつらわなかったのも道理」と言う様なことを言っていた。
わたしは彼についての著書をまだちゃんと読んだこと無いので、上記が正しいのかどうかは分かりませんが。
転じて彼はGHQに、こう記録される。
「従順ならざる唯一の日本人」
・・・かっこいい・・・

それから先も、「日本国憲法の草案」についてや、「通産省の設立」など、かっこよすぎるエピソード満載なんですが、わたしが特に「おお!」と思ったのは以下の二つ。

①日本国憲法の草案に際し、日本人自らの手ですべてを作れなかったことに対して(GHQ草案がもとになった←だよね?)、「今に見ていろ ひそかに涙す」と、公式文書に残したこと。

②通産省設立に際し、元の各省の官僚達が探りをいれるために送り込んだ男に通産省設立の必要性や日本経済の先行きを語りかけ、「話を聞けば誰でも白洲派になる」とまで言わせたこと。

③サンフランシスコ講和会議の際、吉田茂からスピーチ文書をチェックしてくれと渡された外務省作成の文書を見て激怒。
「対等な立場で向き合うはずの講和会議の挨拶で、単なる美辞麗句を並べ立てた文章、それも敵国のコトバでスピーチするバカがどこにいる!」
と、一晩で日本語で書き直したこと。巻紙にして30メートル。

とにかく本を読んでみようと思いました。
しかし、見ててなぜだか、ご主人のことと麻生太郎のことを思い出したわたしはなんなんでしょうかね・・・・
ご主人も寝言でシャラップとか言ったりすんのかな。
そういえば英語の寝言は聞いたことないな。

トンネル

2006-10-27 09:12:10 | others、未処理物
「放置」してしまった、また。良くないなーと思いつつ、時々・・・
理由としてはやっぱり書くことがなかったというのもあるんだけど(まったく無いわけでは、ないか)・・・あまり人様に見せる文章を書くべき状態に自分が整っていない時は、やっぱりやめることにしている。
それは手紙なんかもそうなんだけど。

一言でいえば情緒不安定ってやつで、要するに今の体から出ているホルモンのせいだと思う。
生理のあの最初の何日間かがずっと続く感じというか。
色々文献をあたってみても、自分はイライラ1割に対して泣きが9割。
圧倒的に泣いてます。
もうどんよりしちゃう。
まあ大学4年の一時期に、今で言うヒキコモリ(もう5-6年前です)になった身としてはもっとも、納得。
たぶん、根暗なんだと思います。

「妻」というカテゴリーにもいろいろな人がいるけれど。
(だんだん「妻」カテゴリーの人が周りにも増えてきたので)
あんまり気にしないようにしよう。
だからって、磨耗していいわけではない、と思うが。


ご当地プレイ

2006-10-20 11:06:44 | サンフランシスコ・周辺の街のこと
つくづく、自分にはネーミングセンスがないと思われる今日この頃。
絶対このタイトル、どっかから(おそらくご主人)つっこまれるんだろーなー。イーよ別に。
わたしは「まっさきに思いついたもの」というのを大事にしているんで、それを翻すことはよっぽどない。

で、ご当地プレイ、なんぞやということですけど。。
ココでしか出来ないこと!今しか出来ないこと!っていっぱいあると思うけど、とまあそういうことです。

まずは二つ。
①アメリカでアメリカ小説を読む。
②アメリカでアメリカ料理を作る。
「くだらねー」と言われればそれまでですが、いちばん手軽に身一つでトライできるものではないでしょうか?

先日非常にうじうじした日記を書きましたが、アレは陥りやすい穴です。
穴と言うか罠。
そういうときに力技じゃなくて(力出ないから!)、「おし!」となれるように。

気負わずちょろっとやれることを考えておこうと思います。
で、見つけたちょっと面白そうなサイト。アメリカ料理も色々だね!
http://www.kolisinn.com/kitchen-j.html

で、アメリカ小説は、まず西海岸にいることだしスタインベックでしょうか?
(読んだことないが)

コメント返しV
ななこ→コメントありがとうっ!うーん、酒×ってホント悲しいね・・・ゴハンを食べに行っても楽しみが一つ足りない・・・これ、妊娠中だけじゃなくて、母乳期間中も×なんだよね?しょーない。けど、しょんぼり。しかし、あっという間に時間は過ぎ行くものだと感じるわ。

季節柄

2006-10-15 16:41:26 | others、未処理物
なにが原因か分からないが、さいきんちょっとさみしい・・・。
ような気がする。
季節柄?それとも、ホルモンの影響か?  でなくて真実さみしいのか・・・?
うーん、1週間はあっという間に過ぎるんだけど、ひまとかそういうんではないんだけど、一体どうしたもんか?

学校行っても、コッチに来て初めて入学した当初にあれほど溶け込めた自分がうそのようだ、と感じることがあった。
なので、ってわけではないのだが、夫婦の会話が一日の会話のほとんどとなってしまうのだ。
ご主人が出張などに行ってしまうと、いよいよりらっくまくらいしか、相手がいなくなってしまう・・・
うーん、もう少しこういう状況は打開せねばなあ・・・
ひとりの時間は嫌いじゃないし、けっこう一人でいることも多かった今までだが、しかしもう少しコミュニケーション取らないと、人間として閉じそうだ。
いかんともしがたい。

おいしいですか?

2006-10-15 02:36:38 | Cuisine関係
http://www.shonai.ne.jp/kamo/shop/restaurant.htm
ある、曇りの土曜、起床ののち、だらだらとPCを開いて、なにげなーくYahooから飛んで開いたページ。
一気に目が覚めました。

詳しくはごらんください。
個人的にツボッタのは、メニューの一番下にある、「クラゲ以外のメニューもございます」だった。

在日本なら、確実に出かけていたと思われる今日この頃。

本日の試験

2006-10-13 13:51:33 | 学校と勉強(語学・その他)
今日、ココのテストを受けてきた。
http://www.ccsf.edu/

ESLクラスです。
実を言うと、ホントのところ、最近、英語や環境に限界感じちゃってんのかなー、っていう感じがあった・・・
自分から、言いたいことが言えないということが、こんなにストレスになるとわ(おおげさか)・・・。
きっと、買い物とかフツーの主婦生活レベルではもう別にそんなに困ってないと思う。
店とかシステムに慣れたせいだろうね。
でも、じゃあ、たとえばご主人の友達が来たりすると、ほとんど聞き役になってしまう。会話の趣旨は分かるんだけど、入れないんだよね。あーあ。
これじゃ海外生活の楽しい部分、ほとんど逃しているんじゃないだろうか?
それにこのままでは自分が閉じてしまう!

ご主人曰く、会話・文法・作文・発音、それぞれ分けて徹底的に授業があればいいんだけどな・・・とのことで、そういうところを探したら、ココだったわけです。
けっこう人気があるらしく(?)、テストの申し込みをしたのは2週間前。
やっとこさテストの日になった。それが今日。

やってみると、なんつーか、TOEICの簡単版?やり方が似てる。問題量は全然少ないけど。(昔、TOEIC受けた時、あまりの問題量の多さに、黙々と解いている途中で気を失いかけた・・・ま、できなかったってのもある。)
最初の30分でリスニングやって(テープ聞いて、イラストとか4文例の中から「アタリ」を見つけるアレです)、休憩挟んで40分でリーディング。リーディングはA41ページの文章問題が3種類くらい。

予想外に問題に引っかかることもなくテストは終了し、無事にクラス申し込みも済んで、学校を後にする。
挫折するにはまだ時期ではない、となんとか踏みとどまっています。
やってみよっと。

奥様たまごにかえる

2006-10-11 03:21:56 | サンフランシスコ・周辺の街のこと
今週末は、わりとおとなしく過ごしました。
先週はヨセミテとかでまあ結構動いたので・・・で、昨日は新居(未定)の見学で今日は特に予定なし。
起床は8:30ですが、けっこうバカ話して時間は過ぎ、気が付けば11時。
朝ごはんの用意くらいしないのか、自分・・・・(ごめん)

パンとか買いに行こうかね、どうしようかね、と話していたのだが、急にわたしはアレが食べたくなった。
アレとは?
それは、シンガポール風チキンライス!!!別名:海南チキンライス!!!
見た目はこんな感じ↓
http://www.route9g.com/
このHP、その名もそのまんまの(すみません)「海南鶏飯食堂」ですが、わたしはここに短くてふかーい思い出がある・・・。

渡米前の数ヶ月、ビザ待ち期間、職なしはあまりにもアレなんで、久々にバイトをすることにしました。
(金銭的な理由もあるにはあったが・・・・)
で、短期間だしと言うことで派遣会社に登録をし、お仕事を待つことになった。
28歳の春休み(というわけではないが)、某アパレルブランドのセールスタッフだとか、某証券会社の受付だとか、なんだか色々体験できた。
これはこれでそれぞれが非常にこうばしい体験だったけれど、もっとも趣き深いのは、某損害保険会社の来年度入社試験の受付だった。

期間もほぼ1ヶ月と長く、しかしシフト制(懐かしいことばだ・・・)なので予定が組みやすい。
旅立つ前のもろもろの処理も同時に進めていたわたしにとってうってつけといったら、これ以上のものはなかったかもしれない。
で、いちばん最初の段階である「グループ面接会場」から始まり、「二次個別面接」「三次(以下同文)」「四次(以下同文)」まで参加させていただいた。
誤解のないように言っておけば、職務はたんなる受付で、それ以上でもそれ以下でもない。
学生が来たら、時間と面接室を確認し、ローテーションでご案内。
当たり前だが選考に関わることは一切ありません。
支社のいくつかを使って、いっせいに選考は行われるので、途中で勤務先も変化します。
で、渋谷区の本社勤務の折、くだんの「チキンライス」と出会いました。

昼はほぼ一人で、てきとーでそこらへんで食べてきてって感じなんだが、ある日いつも歩かない路地に入ったところに、一見カフェ?の「海南鶏飯食堂」があったのです。
「ま、今日はここでいっか」
と入ったのが、それからの1週間通い詰めのはじまり・・・
チキンライスの詳細についてはここでは触れません。とにかくそれにハマったとだけ。
昔から、なんだか知らんが生命のど真ん中をスマッシュヒットする食べ物に出会うことがあり(笑)、一度口にしたら「飽く」という脳機能が完全にぶっこわれて食べ続けます。
まさにこのチキンライスがそれだったのです・・・・・・

で、長い前置きになりましたが、日曜日の朝ものすごおくそれが食べたくなったわたしがいた。
ご主人にその旨伝えると、
「シンガポール料理なんてあるかあ??」
とザガット○ーベイをめくりだす。(ご主人はチキンライス未体験)
ザガットには乗ってなかったが、確か地○の歩き方 サンフランシスコとシリコンバレーには載ってたハズ、と見てみるとあった。
そしてネットでかの店名を検索してみれば、なんとそれはこないだopenしたばかりのBlooming Dalesの中ではないの!
混雑が不安なので一応予約を入れて出発。
てきとーに時間をつぶしてからレストランに。
menuを開けば・・・あった・・・・Hainan Chiken Rice・・・

ここのチキンライス、予想も思い出も裏切らず、おいしかったです。
で、それだけじゃなんだからと頼んだラムのサテーもgoo。
なんか不満がなかったなあ・・・しみじみ(嬉)
妊婦はいっぺんにたくさん(というより、以前ほどには)食べられないのが悔しかった。
また来るぞ、たとえ一人でも。

かなりお腹が膨れた(わたしはもともとなんだけど)夫婦は、ウィークデーの雨が嘘のよーに上がった素晴らしい晴天のもと、腹ごなしもかねて久々にMacy'sに行ってみることに。
強力な強豪がopenした後、どうなっているのか偵察。
結論からいえばあまり変化なし、客足もあまり変わらず。
なーんだと1階化粧品売り場を通り過ぎようとしたときに、目に留まったのは、
「なんだかわからない巨大な白い物体」

「店頭で完全に脱力してもまれている人」
と、そばにあった「menu」を見ると、「Kneed」(これ、こねるってイミだから、あのもまれてんのががkneedなんでしょう)と「dreaming relaxation」(だったかな・・・)が。
さっそく店頭で聞いてみると、その通りだと言う。
特に予定がこの先あるわけでもなく、二人で話の種にやってみようかとなった。
ご主人がニードで、わたしが例の白い物体に入るリラクゼーション。

白い物体・・・・カプセルだな。
左から3分の1くらいのところから、両側にがばーっと開くの。で、中に横になるよう言われ、言われるがママに。
スタッフから、「ここんところに操作ボタンがあるから、好きにしてください」と言われ、おくさまはたまごの中へ。
時間は15分。(30分コースもあります。)
で、カプセル(たまご)の中で何が起こっているのかというと、
「音楽」(瞑想音楽みたいな・・・シンセの)
「アロマ」
「光」
「ヴァイブレーション」
けっこうこのヴァイブレーションがきっついんだ・・・。
あんまりブルブルしてても、お腹が心配なので、途中でブルブルは切りました。
ずーっと目閉じてんだけど、その閉じた視界の中に光がちかちかして中々幻想的です。
どっからか分からないけど、落ちました。
15分後、カプセルから出される。
うーん、すっきりというかボンヤリ。これって、あのヴァイブレーション全開とかにしてたら、足とか笑っちゃうんじゃないのかあ?
ご主人は?と見ると、マッサージ用の椅子(マッサージチェアではなく、背中を揉んでもらうためにぐったり寄りかかれる造りのもの)に全身を預けて、120%落ちてました。

originsを後にして・・・・
「これからどうしよっか?」
「だるいねえ」
「・・・公園でも行こうかね」
ま、特にハイナンチキンライス食べた時にビール飲んでたのが効いたんでしょうね。
(ご主人だけ。わたしは飲んでない。)

チキンライス食べて、タマゴカプセルに入る。
そんな日曜日でした。

コメント返しV
Sachi→うん、「濃い」期間でした。あの頃のことは、色々人に語るネタになるよね。笑
長じて証券マンと結婚するたあ、これまた思わなかった23の夜。


おひっこし(予定)

2006-10-08 15:51:05 | サンフランシスコ・周辺の街のこと
お引越し話が持ち上がっている。他人事じゃなくて、自分たち。
今住んでるアパートの契約満了に伴い、あと家族の増員に備えて。

で、さっそく土曜日の今日、見てきました。
今住んでるところから、車で5分くらいのところ。またもやベイサイド。景観は変わるけど。
もともと今住んでいるところは、ご主人が着任して一人生活を始めたところで、まあ広さ的には二人でも特に問題はないんだが、今後の生活の変化を鑑みてやはり引っ越すと言う選択を取る事になった。
ちなみにご主人は引越しも好きらしいです。

ねらいのアパートメントに朝10:30にアポを入れ、スタバで朝食を取った後おでかけ。
Leasing officeにて、担当者と挨拶、簡単な説明(デポジットとか、部屋ごとの見取り図見てのあらかじめ紹介とか、駐車場の料金とか)を受け、いよいよ実際の部屋見学にGO。

一番最初に見た部屋は、当初の説明で「2ヶ月家賃タダ!」(←こういうの、結構あるらしい。他の部屋も2ヶ月はなくとも、6週間タダとか条件によって違うみたい。)ってなことで、「ここ、いーんじゃない?」とわくわくしてたのだが、いざ入ってみると日当たりがちょっといまいち・・・。
つーか、今が良すぎという説もある。
さえぎる物も何もないからな(階数も上のほうだし)・・・・この夏は、地獄でした。

全部で5-6種類の部屋を見ました。
広さも感じも、見取り図もさまざま。家賃の範囲外もやつも含めて見ました。
見た上での「いい感じ!」のめぼしもつき、とりあえず要相談と言うことで。。

今回のヒット、というか、それは写真を参照。
さて、これは何でしょう??
これは、「室内ロッククライミング施設」です。
ちなみにアパートメントのアメニティの一環・・・・ジムとか、プールとか、バスケコートとか、色々付いている話は聞きますが、こんなものまであるとは。
それだけコッチには、ロッククライミング人口が多いっていうことなんでしょうか?
日本ではなかなか聞かないが。
「趣味:ロッククライミング」
わたしも、出産を乗り越えたら、ぜひ半分、いや3分の1くらいの高さまではトライしてみたいなーと思いつつ・・・

とか言って、まだここに住むとは決定じゃないけど。


Blooming Dalesオープン!

2006-10-07 02:41:43 | サンフランシスコ・周辺の街のこと
※注:これは「騒動前編・後編」のすぐ後の出来事です。ホントは立て続けにupしよーと思ってたんだけど、先にヨセミテネタが来てしまった。今更ですが・・・

騒動前編・後編で、一日が終わるかと思いきや、今日はBlooming Dalesの開店初日なのだった。

Blooming Dalesとは?
それはデパートである。わたしは行ったことないんだけど、確かNYにあるはず。
http://www.bloomingdales.com/index.ognc

で、2006年9月28日にそれがサンフランシスコにもオープンしたのですよ!
サンフランシスコ市内には、いわゆるデパートはこれまで3つあった。
わたしが知る限りね。
Macy's、San Francisco shopping center、Saks Fifth Avenue、ユニオンスクエア近辺にあるお買い物所である。
しかし、なんとなく一長一短っていうか・・・伊○丹とかに比べると、イマイチわくわく感が少ない。
Macy'sに至っては、売り場によってなんとなくすさんだ感じも否めない。笑

Sep28 coming soon! これを楽しみにしていたのは、ウチの夫婦だけではないでしょう。
実際昨日の夕方足を踏み入れた店内は、午後7時にも関わらず、結構人がいました。
当たり前だけど全て新しく、みんなキラキラ輝いて見える・・・。

1階は靴と化粧品売り場。これは日本のデパートでもよくあるね。
まず入ると、右手にルイ・ヴィトンで左手にクリスチャン・ディオール。
靴売り場のブランド品揃えも、なかなかです。季節柄ブーツがほとんど。すごい欲しいが、妊婦ではやはりヒールは躊躇われるのでガマン。
うう、いいなあ。
2階は「高い婦人服売り場」。
「コレ、かわいいね~」
と手に取ったMICHAEL KORSの黒いワンピース、すごい目の細かく詰まったニット製なのですが、1045ドル・・・。ちなみにふつーにかかっていました。
3階はもーすこしカジュアルな婦人服。ジーンズ売り場(でかい)もあります。ここも、季節柄か、やはりドレスっぽいものがそろえられ始めていますね。
4階がデパートとしての最上階だけど、ここは紳士服。
ご主人、PAUL SMITHが入っているのに喜ぶ。
明るさといい、各ブランドの選択といい、店の配置といい、これまでコッチのデパートで感じていた不満が払拭されました。
(ごめん。。)

ちなみに、場所はSan Francisco shopping centerの隣なのですが、中でつながってます。
感覚としては、池袋東武とメトロポリタンプラザがくっついている感じか。
4階までがデパートで、5階はシネマコンプレックスと、あと内部はよくわかんないけどスパが。その名も「Beyond the spa」・・・行ってみたい。
4階にはレストランもついています。
開店当日のせいか、3つあるどれも満員のよう。
でも、デパートの中のレストランで、ウェイティングバーがついてるのなんて初めて見たよ。。
とにかくもりだくさんで、最近買い物をしていない(できていない)夫婦は、
「いいなー」
「思いっきりここで買い物してーなー」
とため息。うーん。

しかし、サンフランシスコBlooming Dalesは、これでは終わりではなかった。
地下1階には食料品カンケイが・・・いわゆるデパ地下?と降りてみると・・・巨大なフードモールと、豪華な食料品ゾーン。
日本のデパ地下よろしく、ショーウインドーに飾られる各種惣菜はもちろん、生鮮食料品から冷凍食品、菓子、お茶いろいろ・・・
惣菜も刺身まで売っているのには驚いた。
しかも、それがどれもおいしそう・・・時間は午後8時過ぎ。
フードモールの充実っぷりにも目を見張った我々は、「夕飯ここで食べてこう!」という結論に達する。

何しろチョイスはたくさんあるので、それぞれ単独行動で本日のdinnerをゲットすることになった。
で、ぐるぐる回った結果・・・・並んだところは二人一緒でした。
夫婦だな・・・(あんまり食べたいモノが食い違ったことはない。リズムが似ているのか。)

しかし、なぜこの人はこんなに嬉しそうなんだろう・・・?
確かに楽しいけどさあ・・
そんなことを考えつつ、「Backhorn Grill」という店で買ったローストビーフプレート13ドルを食べていると、彼はグラス売りの赤ワインを3杯も飲んでこう言った。
「俺、こういうところダイスキなんだよね!なんかなんでも選べるし、安いし!さいこー!」
いいひとだ。
東京に帰った時も、彼はひとり新橋のガード下で焼き鳥食べて飲んだそうで、写真つきメールで「これが俺の原点だ!」と送ってきたものだった。
いいことです。

デザートにはジェラート食べて大満足して、新婚夫婦は帰途に着きましたとさ。

でもかなりよいデパート完成!なので、サンフランシスコ市内滞在の折には行ってみることをおすすめです。

友達の結婚

2006-10-07 02:41:21 | others、未処理物
日本では、今週末3連休なんだよね?
う、いいなあ。アメリカの今度の祝日いつだよー。バンクホリデーじゃないやつよー。
例によって(どんな例だ)、ご主人は現在出張中です。今回はトイレ詰まってません。もう詰まりません!笑
本日夜、ご帰還の予定。

コッチでは、「だんなさん、今夜出張だから実家帰っちゃおうかな」とか「飲み行くか!」という技が使えんので、ひたすら家で過ごします。
特に夜なんか。

この10月は、友達が二人も結婚した。
一人は結婚式、一人は入籍なんだけどめでたい!
で、こちとら遠方なので出来ることは、手紙送ったりご祝儀を(これは自分の親に頼んでやってもらった)渡したりすることぐらい。
初めて電報を打ってみようと思いました。

なにせよく知らない世界なので、とりあえずN○T、電報で検索。
ヒットしたのはここ↓
http://dmail.foo.ne.jp/daishi/daishi.html

D-Mailっていうのか・・・Dは電報のDか・・と思いつつ、HPを開く。
まず思ったのは、「種類が少ないなー」ってこと。もっとチョイスあるのかと思った。
ぬいぐるみとかも、誰かの結婚式で一度は見たことのあるドラえもんやプーさん・・・新作はないのか?
わたしのダイスキなS○N-Xと提携してくれればたくさんキャラクターあるのになー。
などと思いつつ普通の押し花電報にした。

でもネットで申し込み、文章の指定が出来るのは非常にべんりv
海外にいると余計にそれを感じてしまう。
(ああできれば、ケータイの休眠復活、再休止なんかもネットで済ませられたらいいのになー)
必要項目を入力する中、
「申込者の会社」
というのがあって、今は仕事してないし、しかたなく、
「自宅」
とそのまま二文字書きました。
わたしは自営業者か。
まあ電報って、会社カンケイで来ることが多いからかな。

ちなみに自分のときは、もう会社辞めて1年近く経っていたので(職場の人っていっても、ご主人とかぶるし←社内結婚)、電報は旧知の友達がくれました。
ドラえもん。シルクハットをかぶっているけれど、タケコプターに着せ替え可能!というもの。

10月9日の東京の晴天を祈る。
おめでとう!T子ちゃん!!

コメント返しv→

Sachi→いつもコメントありがとう!うんうん、日記みたよ。わたしもそれなりにネタの多い(笑)日々を送っているが、Sachiのバイタリティには感服です。そういえば、むかし大納会で「今年最後の日経平均を当てよう!ダービー」やったねえ。

えがこ→木はいいなーと思ったよ、改めて。サンフランシスコ市内も、ゴールデンゲートパークなんかいくと完全に森、って感じなんだけど、車で傍を走るだけでも癒されます。。。りすもいっぱいいるよ。

初ヨセミテ④ おおきな木とご主人

2006-10-05 08:26:45 | サンフランシスコ・周辺の街のこと
前項のご主人バージョン。
これはヨセミテ内に生えている、樹齢800~1000年(もしくはもっと)のおおきなおおきなセコイアの大木達。

前項の写真と合わせて見てもらえれば分かると思いますが、でっかいです。
さすがです。
1000年というと・・・アメリカ大陸ってどんなだったの?やっぱりインディアンか?
そういえば前日に訪れたビジターセンターには、おそらく倒木であろうけど、セコイアの木の輪切りにしたものが飾ってあった。
年輪で樹齢が分かるのは知ってたが、
「ここらへん、マルタ革命」
「ここらへん、コロンブスがアメリカ発見」
とか見ると、改めて「ああ」と感動する。
どれだけの地球を見てきたんだろうなー。

表面はかさかさしてて、なんだか産毛っぽいものも生えていたりして、まさに森の長老。神ですね。
日本の屋久島の縄文杉も、見に行きたくなったよ・・・。

戦争が終わろうと、バブルがはじけようと、敵が変わろうと、国がなくなったり新しく生まれたりしようとも、ずっとここにこのセコイアたちは生きていて、それは彼らの生命力が続く限りは続いていくんだな。
http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200610030012.html
→とか言ってたら、CNNでこんなニュースが出てたので、ちょっと貼ってみる。。

わたしはようやく29歳のはじまりだ。




初ヨセミテ③ おおきな木とわたし

2006-10-04 23:28:36 | サンフランシスコ・周辺の街のこと
前項の通り、1日目はホテルに帰ってごはんを食べるのみで挫折。
ご主人も運転疲れ(あたりまえ)で、二人して星も見に行けず爆睡。
で、次の日にせめてこれだけは、と、セコイアの大木を見に行きました。
セコイア詳細については次項にて!

コメント返しV→

Sachi→そうだね、Sachiもカナダ行ってたんだね。。妊娠期間が終わったら、ぜひ行こうと思っている。。ここ(住んでるとこと)は、間違いなく中央ofサンフランシスコなんだが、少し走れば大きい公園とか山とか、ワインカントリーとか、いいとこです。

おつぼ→2年前だっけ?二人ともどもカリフォルニアにいたのは??また来いよ~。あの頃よりは多少地理に明るくなったので、待ち合わせも可能だと思います!
しかし、山はいいね。海もいい。

初ヨセミテ② 標高? 

2006-10-04 23:14:50 | サンフランシスコ・周辺の街のこと
何もない、まっすぐな道に入ってからが長かった。
何もないからだろうか。
しばらくすると、Mariposaという街?つーか村、集落に出る。
ここがヨセミテの入り口にあたる地域なのかな?

観光案内所みたいなところでヨセミテマップをgetし、食事を済ませ(なんかドラクエのようだ・・・)いよいよ本陣へ。
山道に入る。
両側に山がそびえ、○○バレーという名の通り、切り立った斜面と斜面の間を走り抜けていく・・・は、いいんだけど、なんか、もれなく今にも崩れ落ちそうな。
あきらかに近年中に地すべりしたっぽいところばっかり。
最初はびびったが、ま、こーいうところなんだと・・・

少し行くと、車が止まっていた。
人が黄色い旗を振っている。
なんだと思ったら、時間差で一方通行にしているようだ。
変なの・・・と思って横をみたら、崩れています。見事に。
しっかり道路は埋まっている。土砂崩れなんて、間近で見るのは初めてだった。
ご主人、わたし、それぞれ内心「ヒー!!」と思いながら通り過ぎる。

道路のすぐ近くには河が流れているんだけど、なかなか降りられるような高さではなく、「降りていって、水に触りたい!」と思いつつ走り続けた。
やがてよさそうなポイントが!
車を停めて見に行く。
そこは、河の中でも、ちょっと流れがとどまったところみたい。
透明度と言い、まるで泉のようだった。
魚も見える!

ここらへんから、なーんとなく、お腹に違和感が・・・・まあいつもに比べたら結構歩いたり上ったりしているからかなーなどと思いつつ、ヨセミテの入り口を通過。なぜか理由はわからないが、この9月30日は、入場料freeでした。なんか嬉しい。
いよいよヨセミテの真髄?へ行くぞ。
中心となっているビジターセンターでちょっと休憩。
・・・お腹の違和感は、はっきり「イタイ・・」に変わってしまい、なんだかあせる。
水飲んだりしつつなだめる。
うーん、どうした。せっかく来たのに・・・
「Galasier Point」に向かうべく、駐車場にこれから戻るのに・・・
ま、でも、いつも横になってれば直るしな・・後ろの席でリラックマと共に(また連れてきたんか)横になってれば、着く頃には・・・
希望を抱きつつ、後部座席で爆睡。
しかし、標高2000メートル(もっとあるのか)の「Galasier Point」に着いても、症状は一向に改善されず。
結局ハーフドームとか色々その他見所をあきらめて(泣)、本日のホテルに向かうことになった。

結論から言えば、この「お腹イタイ」は、山を降りてから治った。
原因は不明。
しかし、翌朝、もってきた化粧品がほとばしるように容器からズルズル出るのを見て(押してないのに出てくるマヨネーズ状態)、標高=気圧のせいでは・・・?と推測。
山にポテトチップス持ってくと、袋がぱんぱんになるでしょ。
まさにあんな感じでお腹はぱんぱんなのであった。
もう膨満感とかいうレベルじゃない。

初ヨセミテ(@誕生日) ①

2006-10-03 02:33:49 | サンフランシスコ・周辺の街のこと
さて、週末に行ってきました。
ヨセミテナショナルパーク。カリフォルニアに足を踏み入れるようになって、初めて。
家からは、高速と山道合わせて大体5時間弱だろうか?予想より近かったかも。
http://www.nps.gov/yose


「誕生日、どうしたい?」
と聞かれ、うーん、どうしよう、何がしたいだろう?と考えると、フト「山に行きたい」と思った。
海の近くに住んでるからか、それとも葉緑素の豊富なところに行きたかったのか分かりませんが、キーワードは山。
で、じゃあヨセミテに行こうということになった。
テーマと目的地のみ決めたら、あとはご主人にお任せ。
(どこに止まるか、云々)

「出発は早いからね。6時には出ようね。」と、前日から言ってたはいいが、寝付いたのは二人とも1時・・・というか、わたし、興奮して眠れなくて(子供かよ)結局2時半くらいまで起きちゃうし、ブログ書いちゃうし・・・
起床は6時40分でした・・・・・
しかも「純情きらり」の最終回見ちゃうし、ご主人は泣くし(わたしは前の日に見て泣いた)、支度整ったのは8時・・・。

なんだかんだで出発進行。
なんか週明けの月曜日は、一般的にアメリカはお休みだそうな・・・バンクホリデー?(でもなぜかご主人は休みでない。)
一応③連休だが、混むこともなくスムーズにオークランド、プリーザントンと行った途中の都市近郊を超え、だんだん風景が田舎っぽくなってきた。

丘陵地帯にはいると、稜線に無数の風車が!すごい!こんな並んでるの初めて見た!
その昔、ガイアの夜○けで「風力発電の明日」みたいな特集見て、エラク感動して、「2766(株価コード)ばんざい」だったわたし・・・なつかしいなあ。
秋の、もうだいぶ緑の失われた(でも季節のせいじゃなくて、単に雨が少ないからかもしれない)丘が幾重にも折り重なり、風車がのんびりと並んでいたり、牛が放牧されてたりするのを見るのはいいものだ。
「いいなー」
「なんにもないねー」
そんなことを何度も言い合いつつ、フリーウェイをゆく。

まあ、長いので続きます。

→コメント返しV

えがこ→お誕生日コメントどうもありがとう!嬉しいよ!!ヨセミテの顛末と写真は、こっから順次upしてこうと思います。自然はいいね。たぶん、日本だったらまよわず温泉でしたね。。日本に帰ったら、遊んでね!

ご主人→なぜだろう・・・?なぞ。しかし、東京のアパートでは、決して詰まってはいない!あれは地震(2005年7月。東京は震度5.山手線など主要各線が止まって大変だったアレ)のせいだ!・・・地震でタンクの中身のなんかがずれたんじゃなかったっけか??