On the way to A

written by A, for M

夫唱婦随

2005-12-31 06:15:43 | 読書&movie
音読みすると、夫も妻(婦)もおんなじ。はっきり言って今までこの四字熟語がどっちが夫で婦なのか分からなかった。いまだに意味を良く知らないまま使う私って・・・。

この度、夫婦になったのですが(相手がいて)、夫婦についての見解、諭し、コラム、今まで意識的にも無意識にもたくさんそーいうものを見たなあと思う。
一番自分が見た中で濃いのは、森瑤子ではなかろうか?
大学3年の頃、いきなりはまり(母親が好きだったらしく、家の本棚には一杯あった。)夢中で呼んだ。同級生で読んでる子はいなかったなあ。
当時(1998年)で、Realtimeの作家じゃないしね。93年に亡くなっているし。
テーマもあまり大学生にとって身近ではなかったのかも。
表面的にはね。

不倫がストーリに入っているものが少なくありませんが、決して「不倫」自体が軸ではないの。生生しい場面もないとは言えないが、少なくとも現在日○新聞朝刊で連載している連載小説よりはさっぱりしているのでは・・・
(わたしは朝からアレだめ・・・・・先が気になるから読むけど、頼むから、朝から色々エロスの世界を繰り広げないで~。。。渡辺淳一は嫌いじゃなかったが)
森瑤子の小説は、日本列島がバブルに浮かんでいた80年代の上澄みをすくいとった色をしている。
わたしが80年代について、結構色々な映像や記憶が鮮明なのは、この人の小説で二次体験したのもあるかもしれません。
(ひょうきん族とかについての話題はまんま自分の記憶だが
後でその時代を感じさせるものってすごく好きだ。
自分もそういう風にしたいが、わたしはなまけもの&好き嫌い多しなんで無理だろな。

森瑤子自身は英国人の夫の妻であり、3人の娘。最初は専業主婦(だんなさんの仕事を手伝っていたのもあるようですが)だったのが、鬱積する心をノートに吐き出したところすばる文学賞を取って文壇デビュー。(それがデビュー作の「情事」)
こう書くと、他人事だし、なんか楽でよさそうでお金もありそうって見える・・・。
彼女はエッセイも多数出していますが、「のたうちまわって」「胃がキリキリして」「それなのにアナタはどうしてこういうときにこういうことをするのよっ!」と、こちらも胃が痛くなるような壮絶なエピソード。
だから、結婚をいいもの、憧れるものとは、当時決して思いませんでした。
(そういう人もいなかったから憧れすらなかったし)
彼女のエッセイにおける、旦那様の言い分(嫌味、甘え)を読むたびに、人事ながら、わたしも「ちくしょう、こいつうざい」とか思ってしまったり。(人の旦那なのに
もちろんそれだけじゃないし、とどのつまり愛情や尊敬があるから成り立つ、夫婦も人間関係なのだ、ということを繰り返し教えられた気がします。

それを胸に、今後の長い人生を歩んでいこうと思います。
うーん、間違っているかなあ・・・今は、もちろん夢も見ているし、まだまだご主人に恋もしていますけどね。。

ps;彼女の秀逸なエッセイは、週に締め切り10本とかいう悪夢のような状況の当時に書き綴ったもの(多分、ライブ)や、やはりため息をオブラートで包んだ系(何だそれは)だと思う。著作権がコワいのですべては書けないが、「英国風レディにするつもりで入学させたのに、ブタにして返してよこした」という下りは腹がよじれました。 
→10代だった娘さんを、英国のカレッジ(詳しくは知らず。マナースクールみたいなものか?)に入れたら、数年後大変太って戻ってきたというエピソードだった。プログラムに入っている「コルドンブルーのお料理教室」のせいだと先生は見解を示されているが。。。

loveletter from ...

2005-12-30 16:50:42 | サンフランシスコ・周辺の街のこと
ずーっと前に、ウツと木根さんで、アコースティックギターを持ち、「カナダからの手紙」を弾き語りしたことがあったなあ。(余談)

今日の午後は、スタバで(しかも2件も梯子して)手紙を書きました。
あて先は日本の友人s。自分は一人しかいないけれど、友達はそれぞれ。話したいこともそれぞれなので、自然とばーっと書ける。
おみやげなんかも、なるべくそれぞれに物を考えたいのもあり、わたしは結構おみやげ貧乏(そんな言葉あるの?)だったりする。
自分のためにグロスを買っても、色白のあの人のほうが似合いそう!と思うとあげちゃったりする・・・・。だからいつもいつも同じなんだな、わたしの表面は。(納得
こちらに来て驚いたのは、コーヒーショップの多さです。
日本のコンビニくらい、そこここにある。
種類もいくつかあり、コンビニとまさに同じな乱立状態だーと思います。
で、今日は手紙を書いている途中(2件合わせて正味3時間はいたからね)でトイレに行きたくなり、1軒目のスタバでドアを引いたら、
鍵がかかっている。
しかし、わたしがそれまで座っていたのはトイレにいく途中にあるいすなのですが、しばらく誰も通った気配はしなかったのになあ・・・・
コーヒーもそろそろなくなりかけていたので、足早に店を後にする。(トイレに行きたいのもあり)
隣にマンダリンオリエンタルがあり、ちょっと入って借りてしまおうかと思ったが、入り口が予想外に狭く、さらにドアマン&ベルボーイが4-5人いたので、なんとなく臆してしまい、やめる。
(多分、日本だったら入っちゃってたなあ。止められた時が怖いのであろう、自分。)
3ブロックほど歩き(1ブロック結構あります)、大通りを渡ったところにまたスタバ発見。
またかーと思いながら、まあいいやと入る。
いきなりトイレ入るのもなんなので、とりあえずコーヒーを買い、席に着く。
幸いトイレはそこから結構近く。
ドアノブを回すとまた鍵がかかっていた。
うーん。。
ドアノブには鍵穴。
すぐ近くに3人組がテーブルを囲んでおり、談笑しておりました。
うち紅一点が、日本人っぽい。
ここはひとつ、なんとか助けてくれないものか。
ここって、ひょっとして鍵を借りちゃったりするんですかね??
目線で訴える。
もうこの際、英語でも中国語(分かりません)でも韓国語(分かりません)でもいいから、ボディランゲージでもいいから示してくれないか?と祈って。

空しく目線そらされる。

う、わー。。
ちょっと腹も立つ。
何も言わないが、3人組はじーっとこちらを見ている。
観念して(仕方ないし)レジに行き、さきほど会計してくれた愛想のいいお兄さんに言うと、何てことない。鍵を貸してくれた。

こっちのスタバって、みんなトイレに鍵かかっているの?
借りに行かないとならないの?
(なんとなく、理由はわかるけど)
勉強になりました。

こうしてちょっとずつ、自分でできることが増えていくのも、気持ちがいいものです。
いや、たかがトイレなんですが・・・・。
ほんとたかがトイレだよな・・・。
こないだなんて見つからずに、最後の手段でご主人のオフィスにまで駆け込んだもんな、私・・・。
あーもう。

そんな感じでしたが、計6通の手紙を投函することができました。
明日は仕事納めです。

追記;これまたマーフィーの法則(ちょっと違うか・・・)で、電話をかけたいときには公衆電話が見つからず、手紙を投函したいときにはポストが見つからず。

ジャパンタウンにて

2005-12-29 10:33:43 | サンフランシスコ・周辺の街のこと
SFOは小さく色々まとまっている街、と大体のガイドブックには書いてあります。
本当にそうだと思う。
わたしはダウンタウンの外れ(になるのかな)に住んでいますが、デパート(MacysとかNordstorom)まで歩いて15分程度だし、オフィス街の隣のゾーンに急にチャイナタウンが在ったりする感じ。
で、くだんのジャパンタウンですが、これは名物のやばい坂を二つほど越えていかねばなりませんので、ここには徒歩でなくバスを使っていきます。(徒歩で行ければいーんだが・・・
ちなみにタクシーの料金も発射台が安く設定されており(日本に比べて)、またバスもものすごい数と路線が走っています。
ジャパンタウンの隣はちょっと高級住宅街っぽい。
高級というか、きちんと整備されていて二子玉川みたいな感じ。杉並の永福とか。
結構ひろびろしたゾーンです。
なぜかある、五重の塔。
なぜかハワイアンとコリアンのレストランもあります。
真ん中あたりは広場のようになっており、常に鳩がいる。
日本食や日本の書籍はここで手に入るんですね。。
しかし、紀伊国屋、店員は英語でしゃべる(応対する)時にはとってもにこやかそうなのに、日本語で話しかけるとほぼシカト状態なのはなぜなんだ?

わたしは本屋がすき。
本屋にいると、ドラッグストアにいるのと同様に時間は忘れられます。
(こないだSephoraで気がつくと、2時間半経過していた。さすがに店員もMay I help youと話しかけないはずだ・・・・
改めて深く実感するのは、2005年日本でもほぼ市民権を得たと見られる「萌え~」ですよ。
通っていた学校の性質、また好きだったミュージシャンの傾向から、私はたぶん人よりも「萌え~」の世界は見ていたと思う・・・別に極めたわけでもなんでもないのですが。
でも当時は、一般に広く堂々としていることではなかったんだよね・・・・。
悪いことでもなんでもないのですが(まー、後ろめたい部分もちょっとはあるけれど)、隠語なり境界線なりがあってさ・・・
で、たぶん「萌え」系の人が渡米しても、SFOならモンダイはないでしょう。
好奇心(つーかなんというか、趣味?)は満たしてくれると思う。
わたしはそう思う。
自分自身は今更感あるので、別にいいんですが・・・・・
ご主人には止めろと言われていますが、某2ちゃんねるの北米生活版サンフランシスコスレッドを見るのが結構好きなわたし・・・・現地にいると面白いんだよね。
書き込みはしてません。
正直、書き込み方が分からない、ってのがあるんですがね・・・。

※画像はちょっと古いが、Macys前のクリスマスツリー


Help me!!(初めて使いました)

2005-12-21 12:47:06 | サンフランシスコ・周辺の街のこと
もう日付は昨日のことになるのですが、初めて、「Help me!!」を使いました。
終わってからなので笑い話だけれど、当時の本人(わたし)は必死。
単なる恥さらしですが、後々いい思い出になるかもしれないので(ならないだろうなあ)書いときます。
Real筆者を知っている方はこっそり陰で笑っておいてください。笑

週末に、
「IKEAに行ったよ」
ということを書いたのだけれど、長さ2メートル位ある本棚と重さ34kgあるチェスとはお持ち帰りをあきらめてデリバリーにしてもらった。
大体レンタカーしたカロー○に積めないし。
そして午後5時過ぎ、届きました。
連絡先を家ではなく、ご主人の携帯にしといたので、ご主人から家に電話がきました。
「IKEAが来たよ。地下のガレージに入ってもらうから、そこまで迎えに行ってあげて。」
部屋まで運んでくれるとのこと。
ちなみにオートロックなので、住居棟にはKEYがないと入れません。
言葉のことで少々不安はあるけれど、まあいいや、とりあえず運んでもらって・・・とわたしはKEYを持って地下1階に降りていきました。
ガレージに降りると、IKEAらしき人は見当たりません。
ひょっとして1階の通り沿いのエントランスにいるんじゃないの~と思い、再度エレベーターで1階(グランドフロアだ)に上がろうとしました・・・・。

セキュリティー上、地下からエレベーターを使って1階以上に上がろうとする時は、KEYを差し込んでエレベーターを呼び出す方法をとります。

きっとわたしは、多少余裕をこいていたんでしょう。
そうとしか言えない。 笑
ガッと差し込んだ時、「あ、ちょっと勢い良すぎた?」と確かに思いました。
そして差し込んだKEYを引っこ抜こうとしました。
しかし、抜けなかったのです、

それでもわたしはそこではあせることはありませんでした。
落ち着いたいたのではなく、単にこの時は暢気だったのです。
が、
押しても引いても、ちょっと右っぽく引いても、1回押し込んでから引いてみても・・・・
鍵はピクリとも動かなかったのです。
ここで背中が冷たくなりました。
やばい、抜けないかもしれない。
エレベーターがチンとなって、掃除のおばちゃんたちががやがや3人降りてきました。
目が合って、こう言いました。
「Help me!! I can not pull this key!」
合ってるかどうかは分からないけど、とりあえず実際刺さったまんまのkeyとわたしのやばい顔を見て分かってくれたらしい。
巨体のおばちゃんが近づいて引っ張ってくれます。
まだ抜けない。
もう一人のやっぱりがたいのいいおばちゃんが何か言いました。
なんかスプレーを持ってます。
なんのスプレーか聞く余裕はありません。
ぱーっとかけて(白い泡がたったので、たぶん掃除用)まわしてくれましたが、もう回りすらしない・・・・。

おばちゃんがセキュリティーに行けと言いました。
どうしよう。
もしもいなくなったとたんに鍵が抜けたら、すなわち部屋に入ることが可能となってしまう。
そんなことをしてよいのか。
わからん。
おばちゃんズは、「ここで見てるからセキュリティー呼んできなさい」と言う。
行くことにした。
エレベーターに乗って1階に上がる。
さらに不安。
「鍵が抜けないから来てというのはどういう風に言ったら伝わるか?」
考える間もなく1階に到着。
しょうがない。
入り口のセキュリティーデスクには、いつもいる黒人の男性がトランシーバー片手になんか会話してる。
結局、さっきおばちゃんたちに言ったこととおんなじようなことを言いました。
日本人の癖で、つい手まで合わせる始末。
泣かなかったのが不思議。
尋常でない雰囲気をさっしてくれたのか(決して事情が伝わったとは思えない)、とりあえず地下1階で待て、今人をやるからとかなんとか言う。
「please」を5回くらい行って戻る。
鍵がないので別のエレベーターより降りると、そこはガレージ。
そしていた!
IKEAのおじさん。
さらに彼にも説明しなきゃならない。
やばい。
さすがにもう伝わるのか?
とにかくエレベーターホールまで来てもらう。
おばちゃんたちがいてくれた。
彼女たちからIKEAおじさんに説明がされる。(助かった・・・)
セキュリティーいつくるの?と聞かれても、もうすぐ、としか言いようがない・・・。

間がもう持たない・・・セキュリティー来ない・・・
今考えるとたいした時間じゃなかったのかもしれないけれど、その僅か数分が長かった・・・そして数分後、ガチャリと扉が開いた。

そこには新聞を持ったご主人がいました。
「どうしたの?」
目を丸くしたご主人に事の次第を説明。とりあえず緊張は切れました。
やがてセキュリティーが訪れ、ボルトで機械自体をはずす大作業。
申し訳なくて死にそうです。
アメリカに来て小さく感じた自分のカラダが、さらに1インチ小さくなった気がしました・・・。


後程、ご主人がセキュリティーの人に聞いた所、機械の調子が悪かったことが判明。
しかし、IKEAの配達おじさん、地下に洗濯で降りてきたお姉さん、掃除のおばちゃんたち、何よりセキュリティーデスクの方々。
ほんとうにごめんなさいでした。。。
(そして精神的に限界地点で、「ちょっと心配だったので早く帰ってきた」というご主人、王子様に見えました。ありがとう。

WAL☆MART体験記

2005-12-19 18:58:20 | サンフランシスコ・周辺の街のこと
予告したとおり、本日の目的地はWAL☆MARTでした。
ちなみに「☆」は、「つのだ☆ひろ」のように、ほんとに表記のとおりです。
(そういや某ヒロもこんな表記の時期が少々ありましたね・・・)

一体あそこには何アイテムあるのでしょうか?
そしてそして基本的に生鮮食料品は扱っていないものなのでしょうか?
分からない。。。

今滞在しているのはSFOの比較的中心部になるので、ああいった大型スーパーは行くの初めてです。
大体郊外にあるのは日本も同じね。

「○○はどこにありますか?」
「お客様申し訳ございません、当店では○○はお取り扱いがございません」
という会話はめったになさそうです。
それぐらいいろんなものが売っていました。
基本的にわたしは、「スーパー大好き!見たことない食材(調味料など)見るとついつい時間が過ぎるの忘れる」人間です。
日本でも「ISETAN Queens chef」には行く度えらく感動します。
いつも行っている地元の西友(これもWALMART系列ということになるんだけどね。そうだよね。)ですら、たまにはこっちのポン酢を買ってみようとか、発見があるというのに。
10種類を超えるシリアル類とともに釣具までおいてある。
それにしてもシリアル、すごい種類。
ウチは「ご主人」がシリアル嫌いらしいんで試せないけど。

あんまりものめずらしい物は買わず、とりあえずキャンベルのクリームオブマッシュルーム(昔、料理雑誌でカーリー西村さんが使っていた。日本でもあるのか。)とBalliaの「Angel Hair Pasta」(多分カッペリーニのこと。)などを購入。
あ、あと、安かったのでスムージー作成機を!
いや、ホントはジューサーを買いたかったんだけどさ。

でも生鮮食料品だったら、セーフウェイの方がおもろいかもね。
またひとつ、アメリカンを堪能いたしました。。。




買出し日記SFO編 その1

2005-12-18 18:56:18 | サンフランシスコ・周辺の街のこと
今日はIKEA(アイケア)を中心とした日用品の買出しに行ってまいりました。
まあ、スタートが遅かったけどさあ・・・・

帰ってきたの、さっき。
出発は午後2時、帰宅は午後10時なり・・・・
久々に、「つ、つっかれたぁ~・・・」という状態で、今ももう既に眠いです。

アメリカですごいな、と思うところは。。。
なるべくなんでも自分の力でやるところ。
「いや、そんな。結構まかせきりですよ!」
という意見もあるかもしれません。
しかし巨大なタンス等を「可能であれば自分で今日そのまま持ち帰ってください。そして自分で組み立ててください。」という前提でずらっと各種並べてある光景は圧巻です。
日本であれば、
「家具は届けてもらって当たり前。タンスは完成品である。」
というのが大概だと思うんだけど。
アメリカはパワーとバイタリティの国であることを、自分自身の感覚でもって認識した記念すべき日でした。
(別にIKEA行ったの初めてじゃないんだけど・・・そして前回はもっと色々買い物したんだけど・・・今回の方がしみじみしたなあ。「暮らすのだ」という実感で色々見ているせいなのか。)

昨日のパーティーにいらしていた、日本(世田谷)在住のK本さんは、「アメリカにいるとみんな大きいから、どんどん自分の大きさの感覚がずれていく。多少太っても全然気にならない。もっと大きい人いるし。」とおっしゃっていた。

自分の背よりも高い本棚を購入し、カートで車まで運び、巨大なワゴンの後ろに積み込んで、帰宅した後にパンフレットを見ながらねじを回す・・・というような動作を要求される社会では、1~2kgの増など毛筋ほどのものなのかもね。。

で、明日はウォ○マート(笑)に行ってきます!

2005-12-16 10:44:44 | サンフランシスコ・周辺の街のこと
今、部屋の窓から上ってきた月が見えます。
ここは湾に面していて、向こう岸へかかるベイブリッジが一望できるところです。
東京で言えば、港区海岸辺りの住所かも。
あそこらへんもマンションずいぶんあるし。

SFOに来て、早4日目。それにしても悔しいのは、出発当日121円だったドルが116円になってしまっていること!みみっちく、15000円しか替えなかったかいがあった。(予想していないけど)

3ヶ月前とはエライ違った生活、ライフスタイルになっております。
命の洗濯と言ったら言い過ぎ(そこまで優雅じゃないし)だけど、ノリがまったくもってスローです。
今の自分は、どういうカテゴライズをすればいいのか分からない。
主婦にしちゃのんびりだし、語学留学生なんかじゃぜんぜんないし、ましてや仕事してるわけじゃないし。
これぞ無職!
しかし、無職になった当初は不安感で「自分は何やっているんだ?」と罪悪感に近い気持ちにさいなまれましたが、どうやら慣れたようです。

引越しといい、こんな目まぐるしく自分の環境や自分自身のカテゴリーが激しく変わることは今までありませんでした。
次のサイクルへ飛び込むまでの休養期間だと思って、ありがたくだらだらしようかと思います。



someday,somewhere

2005-12-16 02:13:29 | others、未処理物
女同士で話をすると、過去の恋愛について語ること多くありませんか?
付き合いが長い友達同士だと、現在の問題を語るに当たって、「○○(前の恋人の名前)でも同じこと言ってたね~」なんてなったりします。

で、忘れない(忘れられない)人っているんだなと改めて思いました。
理由は、初めてだったりひどかったり、あるいは永遠だったりして、とりあえず心に否応もなく焼きついてしまったから。

その人は「BEST」ではないの。
でも自分にとても強く影響していて、ずっと忘れることがない。

まあ嫉妬の原因になったり、「過去なんて誰でもある」とか月並みなことを誰かがほざくわけなんだけどさ。

でもひとつ思うのは、そういう経験がない人とは一緒になりたくないってことだ。
お互い様がほしいんじゃない。
そういうの、それぞれの心の宝石だから。

いるでしょう?
思い出すと心を突き動かされる人が。
誰もがいつかどこかで会っているでしょう。

from Russia with love(SFOだけど)

2005-12-14 17:19:03 | サンフランシスコ・周辺の街のこと
飛行機の中で今度封切りされる映画を見ることはありますが、今回はかなり古いやつを見ました。
007シリーズは、実はそんなに見たことがない私。
しかし、結構ツボでしたよ。
そういえばMI6(英国の情報機関)がこないだインターネットで求人してましたね。もうあれは終わったのかしら???

昨日より、米国入りしました。
少し体調を崩してたのもあって、ここ2日はほとんど寝てすごしました。
まあ時間はたっぷりあるからいいか・・・・

出発前に、携帯からいろんな人に「今年もお世話になりました」メールを送ったんだけど、その中にもう3年くらいあってない、年下の女友達がいて、彼女からPCに返信があったの。
写真添付で。
彼女は確か6歳か、7歳下だと思う。
かなり美人になっていて、素で驚いた。
年月は女の子を変える・・・・
年下の子って、なんかまだ子供って印象があるせいか、驚きも大きいね。
年が明けたら会う機会を設けようとおもう。
(彼女は京都在住なの)

うーん。
TMの「Time past me by」な心境。

夜中テレビ

2005-12-10 02:24:18 | 読書&movie
思いがけず、テレビでやっていたBeatlesの映画(正確にはジョン・レノンの映画か)を見てしまいました。
ポール・マッカートニー、似てたなあ顔が。ビートルズについては歌しか知らないです。
なので、「ジョンレノンって結構ふてぶてしいなあ」とか「『ビートルズになれなかった男』って一人じゃないのね」とか、「最初は全員エルビスみたいだ」とか、色々ふーんと思いながら最後まで見きってしまいました。
大学生の時、タイのバンコクに行った。
夜、貧乏旅行定番のきったない屋台で食事をしていると、相席に白人の男の子が一人座り、少し話をした。
彼の名前は忘れてしまったけど、確かアイルランド出身で、今はロンドンに住んでいると言っていたと思う。
「ビートルズがすごく好きだ」
と、何かの炒め物をつつきながら彼は言った。
わたしはバンコクに来る直前に、たまたま雑誌のインタビューで、GLAYのTAKUROの記事を読んでいたのだが、彼もまた、ビートルズ好きである。
で、「知らないよな-」と思いつつ、日本にGLAYと言うバンドがあって、結構日本で人気あるんだけど(その時は彼らは既にベストアルバム「REVUE」を出してて200万枚くらい売れてたはず)、そのリーダーもビートルズに憧れているそうだよ…と話した。
「知らないなあ」
案の定彼は言う。
ま、そうだろうなあ…そこで話を途切れさせるのも何なので、わたしはそのインタビューの中で、TAKUROが「最近OASISが好き。彼らはビートルズっぽい」と話してたのを思い出した。
で、その話もしたのだけど、アイルランドの彼はOASISも知らなかったようで、バンド話はそこで終了とあいなりました。

帰国後、友人にこの話をすると、
「ロンドン住んでてそれはないでしょう。君の発音か説明が悪かっただけじゃないの?」とばっさり…

あの時のアイルランドの男の子、元気ですか?

なんて思い返して、映画が終わった後に回したチャンネルで「ローゼンメイデン」をつい見てしまうわたし。
このアニメも、去年のクリスマスイヴ前夜(多分)に夜中ケーキ作っている時、たまたま見てた。
なんかすごくシュールな気分になった。
夜中でキッチンで、ケーキの焼ける匂いがしていて、そう言えば去年はその次の日からアメリカに行ったんだった。

夜中とテレビと料理は自分のこれまでの人生の中でそれぞれ密接に絡まっています。

見て谷

2005-12-07 19:07:03 | others、未処理物
最近のマツキ○は、DVDも売ってるんですね。(うちの近辺だけ?)とにかく、わたしのウチの近所のマ○キヨでは、「ハ○ルの動く城」DVDが売ってるんです。
(なんか伏字多くてナンだな…)
マツ○ヨの人が書いたと思われるPOPには、
「○ツキヨでも販売!『ハウ○の動く城』」
ここまでは普通。
その下に、
「見て谷」

え?え?
たに?
それともそれで「ミテヤ」と読むの?何故そこだけ関西弁なの?(←ちょっと違う)
それにしても「や」を「谷」なんて書かないよ!
何故…

フト見ると続きが…
「谷」の隣にほぼ同じ大きさ、メール文字で言えば「全角」って感じに、
「欠」
で、「しい…」と続く。


なんだ。
「見て欲しい」か。
「谷」と「欠」、でっか過ぎですよ…。

不覚にも後からこみあげてきました。
まるで昨日の、「クリスマスの夜、トナカイがキレたサンタクロースの一言は?」のお題の答え、「シカをほめた」のように。
※この例えが意味不明の人は、昨日の「リンカーン」を見た人に聞きましょう。

時節柄・・・

2005-12-04 02:24:12 | 東京編
12月、師走です。
2005年も終わりか・・・なんだか短かったな、と思うのは年を追うごとです。
今年は友人3人が結婚し、来週もう一人控えています。
子供が生まれた人も、臨月の子もいます。
女子校育ち、なおかつけっして「良妻賢母育成」がポリシーでないガッコの出身者なので、これでも多分少ないほうなんでしょう。
人のことも言ってられないし。。。

このところテレビを見てて思うこと。
最近良く見るCMってなんでしょう??

「そうじ用品」

「カラープリンタ」
ではないでしょうか?

「今年のヨゴレ今年の内に!」というキャッチコピーは変わらないな!
あと毎年必ずひとつは「喜びの歌(第九)」使っているCMがあるな。
今年ははせきょんのピ○サスであった。

わたしが年末たのしみにしている番組の一つに、「明石家サンタ 史上最大のクリスマスショー!」があります。
イベント時には独り者だったわたしは(タイミングがあうことがあまりなかった・・・)家族そろってプリントゴッコをガチャンガチャンやりつつ、
「八木さんのファンです」
「で、どこがいいの?」
「いえ、別に・・・」
というやり取りを見ていました。
今年はそれが見れそうもなく、今対策を講じております。
(今の環境では録画できないので)

ちなみにタイトルはすっかり忘れましたが、タモリとさんまとたけしが出ていた、年始のゴルフ番組は最近やっているのでしょうか?
ホールごとに(下らない。たとえば『このホールは英語使用禁止』など。つまりはナイスショット!とは言えず、「良い振り!」とか言わねばならない。)ルールがあり、それでどんどんパーが加算されていくやつです。

そう言えば25日までの限定でテンプレートを変えました。
早々にこんなゆるいかつ下らないネタでどうしようか・・・。

明後日(もう明日か)引越しです。
それが終わったら結婚式(招待客側)、で、departureです。

なんかハードルがあと、みっつ。

隣の会話

2005-12-01 17:16:12 | 東京編
今日は新宿。
役所と銀行(二つ)をめぐり気が付くと16時。
昼を食べてなかったのでふらふらとマックに入りました。

コーヒーショップやファーストフードのよい所は、隣の客との距離がナイので、しゃべってる内容が聞けて退屈しないってところだね。。(逆もまたしかり。悪趣味か。。)

とか言って、人は表でそんな大した話なんてしてないんですねー。
今日の「お隣さん」は大学生三人男子。
とめどもなく脈絡ない会話が途切れず、ちょっと楽しそう…(うらやましいのか私)

どうやら一人の子が、「地方出身」で「おうちが山を持っている」らしい。
「山を持っている」ってホントにいるんだねー。 そして席についた当初、あとの二人が「ごちそうさま」って言ってたのによると、彼がおごってやったようだ…

そして今、三人は去っていきました。
「おうちが山を持っている」子、あんまり搾取されないようにね…

バーニンクリスマス

2005-12-01 00:05:00 | 東京編
これ、ほんとは携帯から投稿しようかなと書きかけていたもの。

今引越しの真っ最中・・・・色々片付けていたら昔のアドレスが・・・というのは先日の「舞踏会の手帳」で書いたんだけど(っていうか、この「舞踏会の手帳」を知っている人はいますか?)、後日CDも一斉整理しました。
今回の引越しにあたり、本&CD&DVD&服&ぬいぐるみを大リストラしました。
しかし捨てたものはありません。
TSUTAYAを大活用、服&ぬいぐるみ類はしかるべき場所に寄付させて頂きました。

基本的にシングルはほとんど処分してしまっているのですが、今回残した物の中に「Burnin`Xmas」があります。

このCD、何年と聞いていません。
しかし98年のリリースだったと思いますが、クリスマスの度に思い出す1曲ではあります。
happyな内容でもなく、X`masソングとしては「異端」の部類に入ると思います。
happyじゃないX`masソングといえば、今朝One-on-Oneで聞いた「いつかのメリークリスマス」もそうですが、またそこともドラマの方向とか性格が違うんですね・・・これは。
作詞は井上秋織さん(DA系の王道だな・・)ですが、彼女の描く「西川世界」の男性像は一貫していて、なおかつ年月を経るごとに成長や変化が感じられ、西川とも乖離した感じはしなくて、好きです。(Yahooの音楽レビューではボロボロに書かれていますが・・・それも分かります。確かに前作「サンダーバード」の方がぜんぜん見事ですよね。でも、そういう中途ハンパ感も含めて、何かしら愛を感じてしまうような・・・)



共通項:物事に逡巡しやすい、義理堅い、決して器用には生きられない男。

こういう人物像好きで、自分も創造したいとは思うけど、なかなかうまくいきません。
なんかとってもうさんくさくなるか、平凡以下に魅力が薄れるか・・・だよ。


でもそんな男実際にいたら、普段はそんな風にマイナスに取られることが多いのかな。。

ううむ。
もうちょっとヘルシー(笑)にならないと良くないかな・・・。
こんなことばっかり考えているから「夜」の夢しか見ないのか。


一応日付もそろそろ変わるし、明日からは新しい生活も始まります。
新しい面も取りいれて行こう、と誓いつつ。。。

私自身は「ものごとに逡巡」はあまりしません。どちらかと言うと「行ってこい」タイプ(笑)で、このブログも書きながらどうなるか文章をつけてます。
今日のBGMはU2とマドンナのLIVEでした。