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音楽を聴く人→Ω

ボーダレスな音楽紹介系ブログ。
1日1曲「邦楽」「洋楽」「アニソン」「その他」を順々に。

このブログについて

はじめまして名無しです。
長年雑多に聴いてきた音楽ジャンルの「幅」をベースに、あれこれ紹介します。「その曲好きならこの曲はどう?」的オススメコメント随時歓迎。

【邦楽】:日本産・ボーカル有り。【洋楽】:外国産・ボーカル有り。【アニソン】:アニメ・ゲーム・特撮・ドラマCDなど。【その他】:インスト・および前述範疇外。

072. Juno Reactor 「Mona Lisa Overdrive」 (2004)

2014-11-12 23:26:54 | その他
Juno Reactor 「Mona Lisa Overdrive」 (2004)
 6th Album 『Labyrinth』 Track.5



学生時代、電気グルーヴの影響でちょっとだけロッテルダムテクノ→ガバに手を出したことがあったんですが、インパクトあれど長時間の試聴にはどうも耐えられず追従を断念。その後も度々トライしていますがなかなかハマるまではいきません。で、近辺ジャンルでもうちょっと聴き易いものがないかと探してみて、辿り着いたのがゴアトランス。その第一人者であるJuno Reactorの「Mona Lisa Overdrive」は、映画『マトリックス・リローデッド』にも使用された神秘的かつ中毒性抜群の一曲です。なんかこう座禅して拝み手しながら、身体を前後に揺らしているうちに宙を浮けそう。タイトルはサイバーパンクSFの始祖・アメリカ人作家ウィリアム・ギブスンの同名小説から。曲は大好きなのに小説はまだ読めてません。いつか読みます。

068. about tess 「Imaginedit」 (2008)

2014-11-08 23:05:40 | その他
about tess 「Imaginedit」 (2008)



ギターとベースとドラムが二人ずついちゃいけないなんて誰が決めたんだ! ……という変則編成バンドabout tessです。流石にこんだけ楽器があると音が潰れて訳わからなくなってしまうんのでは?とか最初は思っていましたが、彼らの代表曲である「Imaginedit」は「俺が主役だ!」と声高に主張する印象的なベースラインに始まり、ドラム、ギターと順々に自己紹介しているように演奏が重なっていき、互いの邪魔をしないよう時に引っこみ時に前に出て、曲の進行ごとに影響し合いながら不思議な空間を創り続けます。ハードロックだけどプログレ。他ではあまり聴けない類のものだと思います。病みつき。


064. Hevia 「La Línea Trazada」 (1999)

2014-11-04 22:25:54 | その他
Hevia 「La Línea Trazada」 (1998)
 1st Album 『Tierra De Nadie』 Track.7



90年代終盤の癒し系コンピブーム『feel』シリーズに、モンゴルの大草原を想わせる名曲「Busindre Reel」が収録されて注目を浴びたスペインの電子バグパイプ奏者・エヴィアの作品から(電子バグパイプはエヴィア自身が開発したオリジナル楽器)。ひとつの伝統楽器があって、従来の演奏手法に拘るのも勿論良いのですが、現代音楽の潮流に乗せるのもまたひとつのやり方であると学ばせてくれたアーティストです。普通に「Busindre Reel」紹介でも良かったんですが、より直接的なインパクトを狙うならこっちかな、ということで速弾き曲です。軽快なリズムにのせて荒ぶるバグパイプの音階は、途中に入るコーラス含めスパニッシュな色合いが強く、リスナーの気分を終始昂らせてくれます。

060. ZABADAK 「ポーランド」 (1986)

2014-10-28 22:30:05 | その他
ZABADAK 「ポーランド」 (1986)
 作曲:吉良知彦 / 1st mini Album 『ZABADAK-I』 side.B Track.1 ほか


※前半「ポーランド」、後半は歌モノの「ガラスの森」

ZABADAK、何を取り上げるかで散々悩みましたが、原点はやっぱりここかなーということで、当時セゾンカードのCMにも起用された実質的デビュー曲です。歌モノも他のインストも名曲多いけど!ホント多いんだけど! 日本における西洋民族音楽の影響を受けた変拍子プログレバンドのはしりであり、リコーダーをフューチャーしたこの曲は特にその象徴的な側面が強いです。上記「のれん分け」のLIVE動画では讃美歌を思わせる幻想的なシンセに始まり、アコースティックギター、ベース、ドラム、アコーディオン、バイオリン、鉄琴、そして主役のリコーダーと様々な楽器たちが混然一体となり、温かくも力強い空間を造り上げています。ZABADAKファンの三割ほどはこの曲を吹くためのリコーダー(学生時代に授業で使ったものではなく別途購入したもの)を所持しています。しているはずです。

056. それっぽいP feat. 初音ミク 「ゴーストタウン 」 (2011)

2014-10-24 23:15:02 | その他
ボーカロイドも聴いてみよー、おー。


それっぽいP feat. 初音ミク 「ゴーストタウン 」 (2011)
 作詞・作曲:それっぽいP



まあ、そんなに知らないんですが。ブーム当初の盛り上がりからCD音源化された『初音ミク ベスト '07-'09 IMPACTS』『~ MEMORIES』の2枚と、「初音ミクの消失」「裏表ラバーズ」といった有名曲をいくつかと、「こんなんではいかん」と2年前ぐらいに自力でニコ動を聴き回った時に知ったものがいくつか。個人的には人間のボーカル代わりに使っているものよりも、ボカロ特性を活かした曲が好きで、この「ゴーストタウン」もそんな感じ。昨日のスパイダーマンに引き続きのビックバンドアレンジにプログレっぽさも交えつつ、極端なメロディのアップダウンにより不安定さを演出することに拘った「人間の歌い易さはスルー」的姿勢には大変好感が持てます。これくらい突飛なものが多かったらもっとボカロ聴くんだけどなぁ。何かありましたら教えてください。