東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言をめぐり、辞任を求める世論のうねりが止まりません。ボランティアの辞退が続き、選手のほかにも大会スポンサーが「大変遺憾」といった声を上げ始めました。各地で女性団体の抗議宣伝が行われ、海外の批判も依然強く、内外から抗議の大波が起きています。
萩野公介「思考回路が信じられない」森会長に言及
[2021年2月10日20時0分] 日刊スポーツ
16年リオデジャネイロ・オリンピック(五輪)男子400メートル個人メドレー金メダル萩野公介(26=ブリヂストン)が10日、森会長の発言に意見を表明した。「非常に残念です。世間の皆さまがいうように、女性蔑視発言ととらえます。そういう発言をする思考回路に行き着くことが信じられない。疑問に思うところが1番です」とした。
萩野はプレミアム音声サービス「NowVoice」で発信。「まず五輪、パラリンピックのポスターで『ダイバーシティー』と書いている。多様性ですよね。僕は初めてそのポスターを見て素晴らしい大会になるんだろうなと思ったが、森会長がそういう発言をされた」と失望。競泳は男女で一緒に練習するだけに「女性、男性という感覚をもったことはない」とした。
現役の五輪金メダリストがこの話題で発信するのは初めて。「(JOC)山下会長が『アスリートに発言を求めるのは酷』とおっしゃられたと思いますが、この件について話したい」と理由を説明。「アスリートである前に1人の人間。速く泳ぐ、速く走るだけではだめだと思う。アスリートが人間的にも素晴らしくなっていけば、スポーツの価値も上がると思います」とした。
《日本の人権意識が希薄なのは、市民革命によって基本的人権を闘い取っていないから。いま多くの政治家が、嵐が過ぎ去るのをただ待っているようだが、「そうはさせない」と声を上げること。それが大きな一歩になる》 宇都宮けんじさん
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