軽耐久東海シリーズ第３戦

ちょうど１週間前になりますが、毎年参戦している軽耐久第３戦が行われましたので、当然万全な態勢で参戦です！！。。といきたかったところですが、今回はレース前からエンジンの調子が今ひとつ。。ふたつ。。みっつ。。大型タービンに交換後のテスト走行では驚くほどのパフォーマンスでビックリしましたが、それ以降走るたびにパワーがなくなってしまって。。



それでも今回は規定ピットイン回数（４回）に合わせて５人体制で参戦。合理的なピット作業に淡々とトラブルなく走り続ければ何か起きるかも！！



しかも今回は畜生の雨天ですが、うちにとってはエンジン不調のハンディも縮まるでしょう！そんな中、今回予選を担当した「Ｕ氏」！希少価値のあるランチャデルタＥＶＯⅡコレッツォーネを、ロールゲージを張り巡らせたサーキット仕様にしてしまい、普段の足までヴィッツカップカーと根っからのサーキット好きです。そのＵ氏が熱血の走りを披露しいつもより好位置をゲット！！これは期待が持てます！





案の定、走れば走るほどエンジンの調子は悪くなり、直線スピードの遅いＮＡ集団から抜け出すのも一苦労でした。それでもいつものようにトラブルというトラブルもなく、予定通り淡々と走り続けた結果、終盤にクラス４位につけ３位のマシンを追っかけていたのですが、３位のマシンがコースアウト！！棚ぼたですがクラス３位入賞、総合１２位でチェッカーを受けました。



今回の調子でこの成績は驚くべき結果です！ドライバーの皆さん、４時間耐久お疲れ様でした！！

今日のおまけ画像



終盤に１～２コーナーで転倒してしまったこのマシン。。ベースは何か判りますか？？レース後拝見しましたが、微妙にルーフに皺が寄っているので廃車ですなぁ。。あ～。。もったいない。。

ガチャガチャ。。

タペットカバー、シリンダーヘッド、その他諸々。。いろんな所からオイル漏れが発生したＳＯＨＣのＶ６エンジンのオイル漏れ修理を行ったのですが、折角タペットカバーを開けるのですから、ガチャガチャうるさかったタペット調整も一緒に行いました。





シングルカムと言っても、アルファＶ６はツインカム並にセンタープラグレイアウトに凝ったリフターを使い、出来るだけ燃焼効率が良い様な設計がなされています。でもこのリフターを動かす為にインテーク側のカムは、タペットを叩いているのですが、オイル管理の悪い車はタペットが偏摩耗したり悪ければカム山もダメになっている場合もあります。この車は、うちで管理するようになり、オーナーさんもよくメンテンナスをされる方ですので、良い状態をキープしていました。ですので今回はヘッドＯＨには至らず、各オイルシールやＯリングの交換、ついでにタイベル＆ウォポンの交換、ゴムホース類、それに携わるホースバンドなども交換し、あとはシム調整でタペットの当たりを整えました。





ついでと言っては何ですが、これら取り外した部品は全て灯油で洗浄し、メッキ部分は磨きを入れたりしています。組んだときに気持ちよいですからねぇ！