珍しいアルファがピットに入庫していました。日本には、望まれていたのですが最後まで正規輸入されなかったアルファ１４６です。現在１４７の多くが５ドアである事を考えると、当時発売されていれば１４５よりもっと数が売れていたのは間違いないモデルだと思うのですが、当時の１５５ＴＳとの棲み分けが難しかったのかもしれません。この１４６のオーナー様はとても几帳面な方で、毎年１年点検と称して入庫して頂けます（当初は６ヶ月点検もご依頼頂きましたが、当社Ｄｒはオイル交換時に６ヶ月点検並みの事は毎回しておりますので。。）最近の車はとても良く出来ておりますので、１年点検などはやる必要は無いのかも知れません。実際に１４６もオイル交換時に不具合箇所が見つかって、直ぐに対処してあるので今回も何も問題はありませんでした。しかし今の所１年点検は、国の定める定期点検に定められておりますし、車も１年に１度くらいはリフトに乗せて、下回りやブレーキ関係を点検した方が良いと思われます。当社販売車輌に関しては、納車前に一通りリセットを掛けますので、その時点からのメンテナンスプログラムをある程度予測し、お客様にお伝えすることが出来るのですが、最近は他社でご購入された車のメンテナンスをする事も多くなり、不具合の大小はありますが、かなり酷い状態の車も見られます。もちろん、お客様の車へ対するスタンスや、予算のこともありますので直ぐに全部直さなきゃダメ～！！などとは申しませんが、最低限ここまではやらなくては。。というご提案をさせて頂いております。「そういえば、車検以来何もかまっていないなぁ。。」と思われた方は、一度オイル交換がてら点検してみる事をお薦めします。