“新型コロナ”の蔓延は、何かがおかしい
不謹慎だと思われるでしょうが、「狂騒劇」
だと、あえて申し上げたいと思うのですが ・・・
天邪鬼で、おそらくは、疑り深い性格だったと
思われるダ・ヴィンチが現代に甦ったとしたなら
、彼は、きっと、こう言うでしょうね。
「妙なニオイがプンプンする」
しかしながら、それは猜疑心が故に生まれる
疑念とは違い、あまりにも常識から掛け離れた
現実から発せられた正当すぎる疑惑ですので、
不肖 小生が、ダ・ヴィンチになり代わりまして
疑問点を少しだけ追ってみたいと思います
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)が発表
していた新型コロナウイルスの“致死率”の
数値が、いまから思えば衝撃的に低いのです。
何と、49歳以下の致死率は0.05%で全年齢層
を通じても致死率は0.4%であるとしています。
但し、この数字は“推定値”ですので、最終的
な“実数値”とは若干異なるかもしれませんが、
一定の指標にはなり得ると思っていました。
CDCによる新型コロナの致死率の想定
その内訳は、
【年齢別症候性(感染患者)の致死率】
0 歳~49歳 致死率0.05%
50歳~64歳 致死率0.2%
65歳以上 致死率1.3%
全年齢層 致死率0.4%
これは、全人口を対象にした致死率ではなく、
感染患者がどのくらいの割合で亡くなるのかを
示すもので、無症候性キャリア(無症状感染者)
は当然含まれていません。
感染者数ではなく、症状のある患者数が分母
になっているわけですから、感染したキャリアを
含めればもっとずっと低い数値になります。
少なくとも良識ある皆さんならば、多分、ここで
季節性のインフルエンザにおける致死率の値が
気になるはずです。
季節性のインフルエンザは、シーズンによって
致死率に差が出ることは自明ですが、
概ね、0.1%以下とされていますので、トータル
で致死率0.4%という見積もりからみれば、米国
の各州での都市封鎖(ロックダウン)もそれほど
異常な施策とは言い切れないかもしれません。
しかしながら、
問題はそこにあるのではありません
たとえば、この春までの米国における季節性
のインフルエンザは過去最大級に迫る大流行
となり、CDCの推計値では最大約5600万人が
発症し、最大約6万人が死亡したと推計されて
いますので、死亡率は0.1%を超えるわけです
が、この時点での行動制限は皆無でした。
ちなみに、
大流行したアジア風邪の致死率は約0.5%で、
スペイン風邪が約2.5%とされていますので、
それらの数字と比較した場合に、都市封鎖を
してまで、全住民の行動を規制して制限すると
いう決断をするには、裏付けとなる実証数値に
加え、相応する政治的判断も必要になります。
グローバル化した現在におけるリスクヘッジを
考えれば、当然と言えなくもない措置だとは言え
、相手は何よりも自由を優先して、誰よりも束縛
を嫌がるアメリカの人たちです。
日本のマスコミが連日にわたり、ネガティブな
情報を垂れ流して脅威と恐怖を煽っていたこと
からも想像されるように、
おそらくは、それ以上にディープでインパクト
のあるインフォメーションを流布して、恐怖心を
喚起し増幅させるプロパガンダ・データが用意
周到にアナウンスされた結果、ロックダウンを
容認する素地が誘導形成されたのではないか
と推察されますが、穿ち過ぎでしょうか
ロイターが連邦・州政府のデータを基に集計
した結果によると、米国の新型コロナウイルス
感染症による死者が5月27日(日本時間28日)
に10万人を突破したそうです。
ボランティア団体のデータに基づくロイターの
集計では米国内における新型コロナ感染者数
は、170万人超となっており、単純に計算しても
致死率は約5.9%に上ります。
同様の数値が米ジョンズ・ホプキンス大学の
集計結果(同28日)からも確認できますので、
実数に近い数字であると見ていいでしょう。
米国で今回の新型コロナと同程度の死者が
出た季節性インフルエンザは、1957年-58年で
その時には11万6000人が死亡したそうですが
、その数字を抜き去るのは、既に 時間の問題
でしかないと思われます。
はてさて、これのどこが、
そして、いったい何が問題なのかというと、
こうした事態に陥る恐れがあることを知って
いた者たちがいるのではないか
という疑惑や疑念であり、疑問なのです
下記の図は、世界各国の感染者数の推移を
示したグラフ(厚労省の公表日ベース)ですが、
時系列で追いながら見てみましょう。
出典元は、nippon.com です。
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00673/
中国を除く各国グラフ(厚労省公表日ベース)
この段階(3月10日)では、日本と米国との差は
ほとんど見られず、イタリアの感染拡大が大きく
懸念されていました。
日本政府は、イタリア北部のロンバルディア州
など5州を入国拒否の対象に加えます。
そして、
翌日(3月11日)には、世界保健機関(WHO)の
テドロス事務局長がパンデミックを宣言します。
中国を除く各国グラフ(厚労省公表日ベース)
するとまるで、その宣言に呼応するかのように
米国の感染者数が増え始めます。
それは、
ニューヨーク市がロックダウンされる10日前の
出来事だったのですが、
翌、3月13日、トランプ大統領は国家非常事態
を宣言し、最大で 500億ドル(約5兆4千億円)の
連邦資金が活用可能となり、検査、治療態勢が
強化されます。
中国を除く各国グラフ(厚労省公表日ベース)
とかく、
中国の数字はあてになりませんが3月19日に
イタリアの死者の数が中国を超えて、世界最大
(3405人)を記録することになります。
米ニューヨーク州は 22日から州内の事業者
に対し、労働者の出勤および外出禁止を命じ、
カリフォルニア州も、19日から全住民に対して
身の回りの買物や通院などを除く外出禁止令
を出します。
米国では感染者数の増加に拍車がかかり、
前日から一気に7000人以上も増えて、3万人
を突破します。
カリフォルニア州、イリノイ州、ニューヨーク州
などの主要州は相次いで外出規制などの緊急
措置を打ち出します。
中国を除く各国グラフ(厚労省公表日ベース)
ところで、
ニューヨーク州で、新型コロナの初の感染者
が確認されたのが3月1日で、その20日後には
感染者が急増し、1万人を超えてしまいます。
州知事は、緊急対策として22日に自宅待機
(Stay at home order)を発令します。
自宅待機 ⇒ ロックダウン発令時の感染者
の数と死亡率(致死率)および、その1カ月後
における感染者の数と死亡率の推移・変化を
ニューヨーク市(以下、NY市)の数字と
ニューヨーク州(以下、NY州)の場合とで
見てみましょう。
3/22(ロックダウン開始)
【NY市】
感染確認数 9045件
死者数 99人
死亡率 1.09%
【NY州】
感染確認数 1万5168件
死者数 114人
死亡率 0.76%
さて、
直前に流行していた季節性インフルエンザ
の死者が6万人を超えていたのに、何の制限
も設けずにいた米国のなかで 感染者の拡大
が著しいNY市の死者の数は、この時点では
99人で、州内の死者数は114人です。
死亡率が1%を超えたと言っても州全体では
1%に満たない0.76%の段階でロックダウンに
踏み切ったわけですが、この背景には、一体、
何があったというのでしょうか
何と、このタイミングで、
英王室チャールズ皇太子の感染が、3月25日
に確認されますが、症状は軽く、自主的に隔離
しているとのことでした。
米国ジョンズ・ポプキンズ大学の集計によると
、米国の感染者数は26日に8万3507人となって、
中国(8万1782人)やイタリア(8万589人)を抜き
、国別で世界最多となりますが、そのなかでも
ニューヨーク州は、3万7258人と突出しており、
米全体の4割以上を占め、病床や人工呼吸器
など医療資源の不足が深刻化します。
そして、さらに、3月27日になると、前日から、
発熱や咳などの軽い症状が見られていたと
いうイギリスのジョンソン首相が、ツイッターで
陽性反応が出たことをあきらかにします。
欧米諸国での感染拡大が続いているなかで、
3月31日には米国の感染者数が16万人を超え、
ニューヨーク州では、全米の4割強に相当する
6万6497人の感染が確認されます。
また、イタリアの感染者数は10万人を突破し、
スペインやドイツでも急増が続いています。
米国の感染者増が加速を続け、4月3日には、
20万人を突破し、最も深刻な事態に陥っている
ニューヨーク州の感染者は8万3000人超となり、
米国の一州だけで当初の震源地であった中国
一国分の数字を上回ってしまいます。
欧州ではスペインがイタリアに急迫する勢い
で増加し、とうとう世界の感染者数が100万人
を突破します。
米国の感染者数が30万人を突破し、このうち
NY州だけで、その3分の1超にあたる12万人を
数えます。 世界全体での感染者数は117万人
となり、米国、スペイン、イタリアの3カ国でほぼ
半数を占め、死亡者の合計は世界全体の55%
にあたる3万5397人に上っています。
3月27日に陽性を公表していたジョンソン首相
は自主隔離をした上で テレビ会議などを通して
指揮を執っていましたが、高熱が続いたために
4月5日に入院することになります。
4月11日、世界の感染死者数が10万人を超え、
イタリア、米国、スペイン、フランス、英国などの
上位5カ国だけで 7万5324人に上り、世界全体
の73%を占める結果となっています。
米国の感染者数は、4月12日に、52万4903人、
感染死者数 2万389人で、イタリアの1万9468人
を超えて世界最多となり、NY州の公表によると、
同州の死者は8672人に上り、依然 米国全体の
4割を維持し続けています。
(4月15日)
世界の感染者数は日本時間15日夜の時点で
200万人を突破、死者数は13万人を超えます。
(4月18日)
日本時間の18日未明、世界の感染死者数が
15万人を超えます。最も多い米国は3万6700人
で全体の4分の1に迫り、イタリアの2万2700人
とスペインの1万9600人がそれに続きます。
(4月19日)
世界の感染者数は日本時間19日夜の時点で
234万人を突破、死者数は16万人を超えます。
世界全体の3割を占める米国での感染者数は
73万人に迫り、深刻な事態のNY州の感染者は
23万6732人、死亡者は1万2192人を記録します。
ここで、
ロックダウンから、ひと月が経過したNY州の
感染状況と死者数をチェックしてみましょう。
4/21(ロックダウンから1カ月後)
【NY市】
感染確認数 13万6816件
死者数 1万0009人
死亡率 7.32%
【NY州】
感染確認数 24万7543件
死者数 1万4347人
死亡率 5.80%
尚、上記の数字は州知事発表やニューヨーク
タイムズなどの数字を参照したもので病院での
集計がベースになっています。
但し、新型コロナと診断されていない死者や
在宅死などの関係で、数字には多少の差異が
あると、NY市在住のジャーナリストで編集者の
安倍かすみ氏(記事執筆者)は書いています。
参照 https://news.yahoo.co.jp/byline/abekasumi/20200422-00173416/
冒頭のCDCの予測値からは想像もつかない
ほどの高い死亡率を示していますね
続けましょう。
(4月24日)
世界の感染者数が1日で 8万人以上も増えて
266万人を超え、死者数も 19万人に迫るなかで、
早期に感染が拡大した中国と韓国は 共に新規
の感染者が 6人で、死者はゼロと封じ込めに
成功しています。
(4月25日)
南米での感染拡大が深刻化し、ブラジルでの
感染者数は5万人を突破して 5万2995人となり、
エクアドルでは2万2719人、ペルーも2万人超に
急増とのことで、発生状況の把握が遅れている
だけに、さらなる深刻な状況が予想されます。
(4月26日)
日本時間26日早朝、世界の死者数が20万人
を突破し 国別の死者数は米国が約5万3000人
で最も多く、イタリアが2万6000人で、スペインと
フランスが各々2万2000人、英国も2万人超えと
なり、欧米5カ国の死亡者は14万人以上に達し、
世界全体の7割を超えています。
世界の感染者数は288万人で、最多の米国が
約92万6000人と、その3分の1を占めています。
(4月28日)
日本時間28日未明、感染者の数が300万人を
突破します。
(4月30日)
米NY州の感染者数が30万人を突破します。
100万人を超す感染者がいる米国は世界の
感染者数約310万人の3分の1を占めますが、
そのうちの約3割がNY州の感染者ということ
になります。
米国では多くの州で経済活動の再開を模索
する動きが出ていますが、クオモNY州知事は
、慎重な姿勢を崩していません。
(5月1日)
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長
は、5月1日、最高レベルの警戒を呼びかける
「非常事態宣言」の維持継続を表明します。
(5月4日)
日本時間4日未明に、世界全体の感染者数
が350万人を突破します。 イタリア、スペイン、
フランス等では感染拡大のペースが鈍化する
一方で、ロシアでは初の1日1万人超の増加を
記録します。 ブラジルが10万人の大台に達し、
ペルーでは4万5000人を超えるなど 南米での
蔓延が懸念されます。
(5月5日)
日本時間5日、世界の死者が25万人を突破、
4月3日時点の5万人から、ほぼ1カ月で5倍に
増加します。
(5月6日)
日本時間6日朝、米国の死者が7万人を超え、
世界全体の死者数の27.7%を占め、感染者数
は120万人を超過して、世界全体数の32.8%を
占めます。
イタリア、ドイツ、フランスの感染増加ペース
が、やや緩む一方で、英国では急増が続いて
います。 死者数では英国がイタリアを抜いて
、米国に次ぐ世界第2位となります。
さらに、
ロシアでは感染者数が3日連続で1万人以上
増加して15万人を超え、南米では11万人超の
ブラジルに続き、ペルーが5万人に到達します。
(5月8日)
日本時間8日夕、世界の感染者数は386万人
を超え、死亡者数は27万人に迫っています。
国別の感染者数は、米国が125万人で突出し、
欧州では3月に感染爆発したスペイン、イタリア、
ドイツなどの増加のペースが緩んできた一方で、
英国はイタリア、スペインに迫る勢いです。
5月に入って急伸するロシアは世界5位となり、
現在、ブラジルとともに1日に1万人のペースで
感染者を増やしています。
(5月10日)
日本時間10日朝、世界の感染者数が400万人
を突破、死者数は27万8000人となり、300万人を
突破した4月28日から、12日で100万人増加した
ことになります。
イタリア、スペインなど先行して感染の爆発に
見舞われた国々での増加ペースに鈍化傾向が
見られる一方で、ロシアやブラジル・ペルーなど
の南米諸国の急伸が顕著になってきています。
同日夜、世界の感染者404万人の約3分の1を
占める米国の感染者数が130万人を突破します。
ロシアの急増は止まらないまま21万人に迫り、
ブラジルやインドも拡大の勢いを増しています。
一方、患者数の増加にストップがかかったこと
で制限緩和に踏み切った中国・韓国では新たな
クラスターが発生します。
緩和のタイミングを模索していた日本にとって、
「漁夫の利」的な教訓となるのか
はたまた、
逆説的な意味合いでの「取らぬ狸」の愚を
犯してしまうのか
結果は、「神」のみが知り得る話ですが、
日本政府は前者を選択します。
英国ジョンソン首相は、3月から実施している
ロック・ダウン(都市封鎖)を段階的に緩和する
方針を表明し、当面は、1日1回に限定していた
市民の運動のための外出制限を撤廃するほか
在宅勤務が困難な製造業・建設業などの業務
再開を奨励。 さらに、6月には小売業などの
再開も認める模様ですが、英国の感染者数は
20万人を超えて、国別の感染死者数は米国に
次いで2番目に多い3万1500人となっています。
(5月12日)
日本時間12日朝、米国の死者数が8万人を
突破します。 感染者の数は134万人超で、
いずれも世界全体の3割程を占めています。
(5月13日)
日本時間13日朝、4月の初旬まで低い水準
をキープしていたロシアの感染者数は、中旬
以降、急激な増加に転じ、23万人を突破して、
米国に次いで世界第2位となりますが、
一方で、ロシアの感染死者数は2000人強で、
感染者の数が20万人を突破しているスペイン、
英国、イタリアと比較しても一桁少ない数字に
なっています。
(5月15日)
日本時間15日朝、世界の死者数が30万人を
超えます。 国別では米国(8万5000人)が最多
で、英国(3万4000人)、イタリア(3万1000人)と
続きます。
感染者数は442万人に達し、米国が141万人
と全体の3分の1を占めています。
欧米での感染拡大が、緩みつつある一方で、
南米及び南アジア(インドなど)での感染拡大
が顕著となってきています。
(5月17日)
欧州での感染拡大のペースが緩むなかで、
ドイツのサッカー・ブンデスリーガの再開など
、社会・経済活動再開の動きが出始めます。
その一方で、ロシアやブラジルは急増中で、
ペルー・インドが中国を抜き、サウジアラビア
も5万人超となります。
南米、南アジア、中東などでの感染拡大が
今後、大いに懸念されます。
(5月19日)
日本時間19日朝、米国の感染者は150万人
を超え、死亡者数も9万人を突破します。
世界全体の感染者478万人の約3分の1を
占め、NY州の感染者の数だけでも35万人に
上ります。
(5月21日)
世界の総感染者数が500万人を突破します。
国別では155万人の米国が全体の30%となり
、3~4月にかけて感染者が急増したスペイン、
イタリア、ドイツでの増加ペースが緩む一方で、
4月中旬以降、ロシアとブラジルで感染爆発が
起こり、それぞれの感染者数は30万人にまで
膨れ上がります。
ペルーやメキシコでも感染者が増加しており、
中南米が新たな震源地となっています。
(5月23日)
日本時間23日、ブラジルの感染者が33万人
となり、世界第2位となります。
4月に入って感染の拡大が始まったブラジル
では、5月以降にペースが上がり、死者の数も
2万人を超えてしまいます。
ボルソナロ大統領は、新型コロナの感染症を
「ただの風邪」として 早期の経済再開を求めて
おり、感染の拡大が続きそうです。
ペルーやチリやエクアドルでも感染者の数は
ハイペースで増加しており、冬を前にした南米
が新たな震源地になっています。
米国では感染者数が160万人を突破します。
(5月26日)
日本時間26日朝、世界の感染者は547万人
を数え、感染死者は34万人を超えます。
欧州の増加ペースが緩み、米国の拡大にも
やや落ち着きが見られ始めた一方で、新たな
牽引役となっているのが、感染者数が35万人
を超えるブラジルとロシアです。
ペルー、チリ、エクアドルでも 感染者の数は
ハイペースで増加しており、冬を目前に控えた
南米が新たな震源地になっています。
(5月28日)
前述のように日本時間28日朝、感染者数が
170万人を超えた米国では10万人を超す死者
を出してしまいます。
ここのところ米国では感染拡大のペースが
落ち着いてきてはいますが、経済・社会活動
の再開によって、再び感染が拡大している国
や地域もあり、ウイルスとの闘いの終わりは
いっこうに見えない状態です。
世界の感染者数は569万人、死者は35万人
を超えています。
(5月29日)
5月1日時点では 8万5000人だったブラジル
の感染者数は、日本時間29日朝の時点では
43万8000人となり、1カ月で5倍以上を記録し、
ペルー、チリ、メキシコなど他の中南米諸国も
感染拡大が顕著となっています。
(5月31日)
日本時間31日朝、世界の感染者数の累計が
600万人を突破します。
500万人を超過したのが5月21日で、10日間
で100万人増えたわけですが、最大の感染国
は176万人の感染者を出した米国で、全体の
約3割を占めています。
3~4月にかけて感染爆発が起こった欧州で
は、感染拡大のペースが緩んできていますが
5月1日時点の感染者数からは5倍以上となる
約46.5万人の感染者を数えるブラジルを筆頭
にペルー、チリ、メキシコなど中南米各国での
感染拡大が顕著となっています。
(6月1日)
5月1日時点では 8万5000人だったブラジル
の感染者数が6月1日には51万5000人に達し
、1カ月で6倍以上になってしまいます。
ペルーやチリでも感染者数が急増しており、
冬を間近に控えた南米全域での感染拡大が
懸念されています。 また、ロシアでも感染者
の数が40万人を超えてしまいます。
ちなみに、
6月2日正午時点での厚生省のとりまとめに
よれば、米国での感染者数は 1,811,370人で
死亡者は 105,165人で死亡率は5.8%です。
うちニューヨーク州の感染者は 371,711人で
死者は 23,959人となり、死亡率は6.5%です。
冒頭のCDCの予測と比較すると驚異的に
高い死亡率(致死率)を示しています。
(6月4日)
ブラジルでの感染の勢いが止まりません。
厚生労働省の6月4日時点でのまとめでは、
2日連続して約2万9000人ずつの増加となり、
感染者数は58万4000人を記録します。
(6月8日)
日本時間8日午後、世界全体の感染者が
700万人を突破します。感染死者は40万人
を超えました。
3月後半から4月にかけて感染拡大の中心
となった欧州での新規感染者は減少の傾向
にある一方、5月に入り、感染爆発を起こした
ブラジルでは、既に60万人を超える感染者を
記録しています。 ペルーやチリでも感染の
拡大が続いており、これから冬に向かう南米
全体が急増地帯となることが危惧されます。
厚生労働省の6月8日時点のとりまとめで、
インドの感染者数が24万6000人となり、4月
に感染爆発が起こったスペインやイタリアの
感染者数を上回って、世界第5位の感染国
となっています。
やれやれ、
ほんの少しのつもりが大仰なことに長々と
、しかも目まぐるしく順位が入れ替わる世界
各国の感染状況を時系列で紹介することに
なってしまいましたが、
小生にとって腑に落ちないのは、死亡者の
数はともかくも、患者数ではなく、感染者数と
いう曖昧模糊とした数字のパレード(羅列)に
一体全体、どれほどの意味があるのかという
点で、マスコミは連日連夜、新たな感染者数
を事細かく詳細にアナウンスしています
★ 【厚生労働省】が掲出している
「新型インフルエンザに関するQ&A」
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html
によれば、
例年、日本でのインフルエンザの感染者数
は、推定で約1000万人と言われています。
日本国内の2000年以降の死因別死亡者数
では、年間で インフルエンザによる死亡数は、
214人(2001年) ~ 1818人(2005年)のあいだ
で推移しています。
また、
直接的及び間接的にインフルエンザの流行
によって生じた死亡を推計する超過死亡概念
というものがあり、この概念に沿った推計では、
季節性インフルエンザによる年間の死亡者数
は世界全体で約25万~50万人となり、日本で
の死亡者数は約1万人と推計されています。
ところで、
6月11日時点における新型コロナによる世界
全体の累計感染者数は、723万6054人です。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/world-data/
例年の日本でのインフルエンザの感染者数
が、推定で約1000万人ですから、世界全体の
新型コロナによる感染者数は、日本における
インフルエンザの感染者の数の“4分の3”に
満たないわけですが、世界中で都市の封鎖が
行われているのは何故なのでしょう
死者数は、41万1436人で、死亡率は、5.69%
と計算されますが、実際には もっとずっと低い
数値(致死率)のはずです。
なぜなら、実際の感染者の数は、報告されて
いる数の何倍にもなると推測されるからです。
現代に比べ 公衆衛生や衛生管理などの環境
に乏しかった時代に大流行した“スパイン風邪”
でさえ、約2.5%とされていることから考慮しても、
2%前後か最大でも 3%どまりかと思われます。
要するに、
「何かがおかしい !?」 のです
逐一、増える感染者数を、ことさらに強調して
恐怖心を煽る裏に何が隠されているのか
どうにも表現できない「違和感」を覚える
のです。
そこで、日本の場合で少し考えてみましょう。
6月11日時点での新型コロナの累計感染者数
が1万7251人で、感染死者数が 919人ですから、
確認された感染者数はインフルエンザの場合の
およそ1万分の17(0.17%)で、死亡者数の場合
でも10分の1(10%)以下であるわけです。
もし仮に、通常のインフルエンザの感染状況を
前述のような時系列に沿って 随時実況したなら
それこそ、連日 連夜にわたり、身の毛がよだつ
ばかりに巨大で、おどろおどろしくも おぞましい
かぎりのインフルエンザ感染者の数が発表され
続けていたことでしょう。
それを世界規模で報じてみれば、
〇月〇日、米国の感染者は7000万人を突破し、
死者は10万人超となり、日本では感染の爆発が
起こり、感染者は1500万人を超え、感染死亡者
は1.2万人に迫っています。 世界全体の感染者
は3.5億人を超え、死者は40万人を記録します。
と、いった感じですかね
これが通常の季節性インフルエンザの場合の
平均的モデルケースのひとつですから、今回の
“コロナ騒動”は異常というほかありません。
だからと言って、
「注意をしなくていい」わけではなく、
基礎疾患のある人や老齢者の方には十分なる
ケアが必要なのは言うまでもありません。
たとえば、
小生が米国に居住していたと仮定して、中国
(武漢)で 新型ウイルスが発生し、中国政府が
武漢を封鎖(1月23日)したとの情報を得てから、
しばらく後に CDCが発表した冒頭での予測値
(致死率の想定)を知ったとしましょうか。
新型のウイルスがアメリカに上陸したとしても
何だそんな程度のものかと タカを括り、対岸の
火事くらいの危機感しか覚えなかったでしょう。
ところが、
CDCには、いくつかのモデルがあり、人から
人への感染を防ぐ対策を取らなかった場合に、
最終的には米国人口の65%(約2億1300万人)
ほどが新型のウイルスに感染すると予測され、
最悪のケースでは米国の240万人~2100万人
が入院し、20万人~170万人が死亡するという
モデルも用意されていたのです。
この場合の致死率は、8.1%~8.3%ですが、
一体どういうことでしょう
冒頭のCDCが、事前発表していた低すぎる
予測値は、現実とのギャップ(死亡率の相違)
に恐怖心を募らせて ロックダウンをスムーズ
に取り行うための布石(プロパガンダ工作)と
見ることも出来ないわけではありません。
ではなぜ、ロックダウン(都市封鎖)
させたかったのでしょうか
しかも世界中の国々を巻き込んでまで ・・・
おっと、これ以上は、
「陰謀論」になってしまうので止めますが、
とにかく、「違和感」で一杯なのです。
予定を180度変更して、胸に抱えるつかえを
吐露したわけですが、これもまた、悪循環に
ある渦中の出来事のひとつに過ぎません。
次回は、『ダ・ヴィンチの罠』と無縁では
ない「悪循環」の中身について触れてから、
異端者の暗躍に話を戻したいと考えています。
どうやら、今回の件では、
「無症候性キャリア(無症候性感染者)が、
カギをにぎっているようね」
「わしゃ、ノン・キャリアじゃからな」
「えーっ、バリバリのキャリア組でしょ」
「十二使徒の筆頭にして 初代教皇の
わしは立派なキャリア組か」
「ええっ !!」
「オレがイエス共同体のNo.2
だったんだけど・・・」
(ホンマかいな)(んなわけないがな)
・・・ って、おいおい、
… to be continue !!
(… to be continued !!)
出典:muragon.com
「見よ、世の罪を取り除く神の小羊」
(ヨハネの福音書 1:29)
出典:blog.livedoor.jp
出典:www.diwanmsr.com
「解剖して分かったことだが、
人間は死ぬように出来ている」
(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
ダ・ヴィンチの素描(動物の肢)
「むむぅ・・・」
(ゲロゲロ ・・・)
(なんのこっちゃ)
『聖アンナと聖母子』『モナリザ』『洗礼者聖ヨハネ』