透明人間たちのひとりごと

アリとセミの物語 <9>

 大相撲の八百長疑惑 が大問題となっています。

 発覚する経緯が 携帯メール にあったという点は、
いかにも 軽い という気がしてなりませんが、それよりも、
なによりも、さしたる驚きとして認知しない自分自身に驚きを
禁じえません。
 
 つまり、

 当事者にとっては、意識希薄 であるという
ことであり、「むべなるかな」「さもありなん」
というのが、他ならぬ ボク の気持だからかもしれません。

 まさに、イソップの

  『ウサギとカメ』 の物語が、八百長社会
暗示告発する話であって、1号 さんの言うように、
「真実を見抜く目と耳を持ちなさい」 という
イソップのメッセージが、いまさらながらに胸に響く思いです。

 ところで、1号 さんも、2号 さんも、

 『イソップ寓話集』 のなかの 『アリとミツバチ』
ミツバチに共鳴というか、好印象を持っているようですが、

exclamation http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/216.html(参照)
exclamation http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/217.html(参照)

『イソップ物語』 には、こんな話も用意されています。

 ハチミツの贈り物を喜んだ神さまから、「何でも望むことを
叶えよう」 と言われたミツバチが、ハチミツを盗む者たちを
懲らしめ、巣に近づく者たちを脅かすための武器が欲しいと
望んだところ毒針を与えられたのだが、刺せば自分の命も
落とすという条件がつけられてしまったという話です。

 
   ――― 『ミツバチとジュピター』 ―――

  ミツバチの女王が、オリンポスの神殿に昇って、新鮮な
 ハチミツをジュピター(ゼウス)にプレゼントしました。

  ジュピターは、ハチミツの贈り物を痛く気に入り、女王蜂
 の望むものを何なりと与えると約束しました。

  そこで、彼女は、このように言ったのです。

  「どうかお願いです。私たちのミツを奪いに来る者たちを
 殺すための毒針をください。  そうしたら私たちは彼らを
 次々に皆殺しにすることができます」

  ジュピターは、人間を愛していたので、その願いに失望し
 不愉快に思ったが、一旦、約束した願い事を拒み、望みを
 違(たが)えることなどできませんでした。

  そこで、ジュピターは女王蜂に向かってこう答えました。

  「お前の望みは叶えてやる。 だが、それは、自らの命と
 引き替えるものとなろう。 もしも毒針を使うならば、刺した
 傷口から針は抜けずに相手に残る。 そしてその針を失う
 ときに、お前たちは死なねばならぬのだ。 よいな。」

 教訓:邪(よこしま)な願いは、身を滅ぼす。
 
 人を呪わば穴二つ。 自業自得、因果応報(悪因悪果)と
いったところでしょうか

 『自業自得 因果応報』 と言えば …、

 ずばり、ボク の11/5付けのタイトルと同じです。

 この2010年11月5日は、尖閣沖での中国漁船の衝突の
瞬間ビデオがYou Tube に流出して大騒ぎとなった日
で、記事のなかでもそのことに触れていますが、ここでは、
そのときの投稿者(元海上保安官)の謎のハンドルネーム
<sengoku 38> の秘密(いまも秘匿とされている)
にちょっとだけ迫ってみたいと思います。

 … というのも、ハチミツを盗もうとする者たちを懲らしめる
ことができないでいるミツバチと国境を監視する海上保安官
の姿とがオーバーラップして、そうした脅威にある侵犯者たち
の存在と実際に起こっている事実を知らしめるための手段と
してYou Tube という毒針を使い、その 結果 として、
自らの職を辞することになったようにも映るからです。

 つまり、<38> は、ミツバチ の意味なのです。

 当時、ボク たち透明人間が考えた推理は、8つ程あり、
アリとセミの物語 <1>』 のなかで、1号 さんが列挙して
いますが、その後、朝鮮半島を南北に分ける軍事境界線で
ある北緯38度線(休戦ライン)と今回の<戦国みつばち>論
をあらたに加えて<sengoku 38> の謎解きとして以下に
①~⑩を記しておきます。

 symbol2 ハンドルネーム <sengoku 38> の謎解き

 01 結束・血判した同志が38人いる
 02 <38>は左派の意味
 03 仙谷さんパー<38>の意味
 04 <38>には中国でバカ・アホの意がある
 05 憲法第38条(いわゆる黙秘権等を規定する条項)
 06 どう転がるのかquestion2 赤か黒かのルーレットの目数
 07 沖縄が返還されてから38年間に渡り、海上保安官
    たちが尖閣諸島を守っている年数
 08 3+8=11 right 尖閣諸島を管轄する第11管区の事件を
    8-3=5 right 第5管区の海上保安官が告発する物語
 09 南北朝鮮の未終結のままの軍事境界線(北緯38度)
 10 イソップの 『ミツバチとジュピター』 になぞらえたもの

 等々 …、 結局は、

 本人が語らずじまいですので 《藪の中》 なのですけど …

 さて

 『アリとセミの物語キリギリス の真相ですが、
<1>~<8> を通観して言えることは、一般的に流布して
いる解釈と実相は違うのだろうということです。

 実際には、アリ は必ずしも働き者だと決めつけられない
し、セミキリギリス)も怠け者だとは断言できません。

 そもそも、ただ働くだけのアリ にイソップは不満のようで
、ライバルとしてミツバチを登場させましたが、そのミツバチ
さえもすべてを肯定しているわけではありません。

 セミ は冬を待たずに世代交代の準備をして、その身を
(食物連鎖として)自然に返します。

 キリギリス の場合も、卵の状態で越冬するものと
成虫のまま冬を越す種が存在しますが、飢えてアリ
物乞いするシチュエーションは、セミ の場合と同様に
考えにくいのです。

 では、何故、冬にアリ の巣穴を訪ねるようなストーリー
をイソップは採用したのでしょうか

 それは、次回において、数多(あまた)の歴史的な事件も
個人のささやかな出来事もイソップの物語に収斂されると
豪語する 1号 さんに、すっきりとした解説で謎の解決を
お願いしたいと思います。

 symbol2kirakira2 怪傑ゾロハリマオのようにスパッとね

 そう言えば、八百長騒ぎで、天と地がひっくり返ったような
驚天動地 の状態にある 放駒(はなれごま)理事長
ですが、現役時代の四股名は、元大関の魁傑 でした。

 日本相撲協会の理事長として、果たして、この八百長事件
も見事に解決してくれるのでしょうか

コメント一覧

おじゃま虫
この次の記事での刑事プリオさんのコメントにあるように、“チルネヤン3288”と“sengoku38"には共通する要素が多いのは確かで、第三の使者が5号さんの可能性は濃厚です。

それに、「虎視眈々」と尖閣諸島を狙っている中国共産党は「鵜の目、鷹の目」で獲物(掘り出し物)を窺う3288⇔8823(ハヤブサ)のようにも見えます。

いやいや、第三の目=「ホルスの目」(ホルス神)でもあるハヤブサでは勿体ないから、ドロボウ猫ですね!
エレキテル
「尖閣、中国漁船衝突事件」、あれから、もう10年ですか!

内部告発した投稿者(一色正春氏)の秘密のハンドルネーム“sengoku38"の意味を、よくぞ、ここまで分析したと感心する。

それにしても、本当は何だったのだろう!?
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「たわごと」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事