透明人間たちのひとりごと

期待通りに期待外れ!

 5年以上に亘って、溜めに溜め込んだ新聞の切り抜きを
「表題やカテゴリーで整理してスクラップブックを作れ」と
命じられてから二日目を迎えたのですが、ついついひとつ
ひとつの切り抜きを読み込んでしまうので、今もって、全く
捗(はかど)っていないのが現状です

 5年前(2009年)の今頃は新型のインフルエンザが猛威を
振るい世界的な大流行となっていたようで、世界保健機関
(WHO)は 6月11日にフェーズ(警戒水準)変更の是非
を検討する諮問機関、緊急委員会の電話での会合を開き、
警戒水準を広域流行を意味する現行の 「5」 から「6」
(最高レベル)に引き上げるよう勧告、これを受けた WHO
は記者会見でパンデミック(世界的大流行)の段階に
入ったと宣言する見込みだ。

 と、いう内容の切り抜きを見つけたのですが、ボク には
記憶が曖昧で果たして「パンデミック」 が宣言された
のかどうかもハッキリとは覚えていないのです。

 これに先立ちWHOは4月27日、警戒水準を「3」から「4」
に上げ、新型インフルエンザの発生を認定。

 同29日には、「5」 に引き上げていたようなのですが …

 きっと、記憶にも残らないくらいの出来事なのだから

 「期待通りの期待外れ!」

 終わってくれたのかもしれませんね

 パンデミック を期待しちゃいけませんが … ase2


 さて

 次に手にしたのが「鳩山総務相 更迭」 の記事。

 鳩山といっても宇宙人の方ではなく弟の邦夫氏です。

 日本郵政の人事に絡み、任期を終える西川善文社長ら
取締役9人全員を再選する人事案に対して退任を求める
自らの考えが受け入れられなかったとして麻生太郎首相
に辞表を提出し見事に受理されたという次第です。

 この頃は、まだ、あの悲惨な民主党政権がいずれ訪れる
ことなど微塵も感じてはいなかったはずの …

 あの「未曾有」麻生首相だったんですね

 「放っておくと麻生太郎内閣の内臓を内側からえぐる心配
 のあるハトを追い出したのか、それとも、やっかいなトラを
 とうとう野に放ってしまったのか。  鳩山総務相がきのう、
 盟友麻生首相と2度にわたってのサシの会談をした後に
 閣僚のイスを放り投げた」 

 6月13日付けの静岡新聞 『大自在』 ではそう報じた
あとに続けて …

 「麻生首相がいよいよ民主党を中原(ちゅうげん)に迎え
 撃つ一大決戦を間近に控え、軍紀に背く馬謖(ばしょく)
 を斬罪に処したようなものだ」

 「もっとも首相は執拗な抵抗にはほとほと手を焼いていた
 ので本当に 泣いて切った かどうかは分からない」

 … と、三国志の 「泣いて馬謖を斬る」 の故事
を引いています。

 結果的には、「期待通りに期待が外れる」
ことになるんですけどね …

 なんてったって、それから3カ月後には 最低最悪
して、それこそ 「未曾有な宇宙人内閣」 が誕生
するのですから … ase(もうこれは涙なくては語れません)

 「トラスト ミー(ボクを信じて) と言っては、オバマ
大統領
日本の国民(主に沖縄県民)をシラーと裏切り、
庶民派をアピールしていたかと思えば、母親からこの上も
ないほど法外な<子ども手当>を支給されていた
なんて、民主党劇場オープニング第一幕から
笑えない ギャグコントオンパレードでしたnose7nose4

 「官から民へ」 がスローガンの民主党政権は続く、
菅(直人)から民である野田氏へと3代わたり引き継がれ、
およそ1200日の悪夢から漸くのことに醒めるわけですが …

 これこそが、極めつけの

 「期待通りに期待外れ」

 だったという典型でしょう


 え~なになに

 「『事実は小説よりも奇なり』 という名言がある

 「NHKのアナウンサーが番組冒頭の決めぜりふに使って
 いたのを記憶している。  いつの世にも通じるから名言と
 いうのだろうが、その傾向はますます強まっている」 か

 これも 6月12日の 『大自在』 ですが …

 「ネタ探しに頭を悩ませる小説家も現実社会の複雑怪奇
 さにはついていけないのではないか」

 (ネタ探しに頭を悩ませているのは ボク も一緒だ)
なんて思いながら読み進めると、

 「石川県内で今月に入り、大量のオタマジャクシが空から
 降ってきた」 という出来事を伝えるもので、「小魚が降って
 きたと報じた全国紙もあった」 として、

 「竜巻による巻上げ説や、カラス、サギなどが食べ、何ら
 かの理由で、空中で吐き出したとする説が浮上している
 が、気象台に突風などの被害情報はなく、鳥が吐き出せ
 ばもっと広い範囲のはず、と専門家も首をひねっている
 ようだ。 不思議だが、何か原因があるのだろう。いずれ
 謎解きされることを楽しみに待とう」 … とあります。

 あったなァ、そんな珍現象

 最近はとんと、この手の話題を耳にすることがなくなった
けど、原因はいったい何だったのでしょうか

 その正体が明かされたなら、

 「期待通りに期待外れ」 ってなことにならない
ことをボクも楽しみにして待つことにしよう っと …


 おいおい

 「いつまで待たせるんだ!!」nose6anger

 背後から殺気ばった1号さんの視線を感じますase2

 床一面に散在散乱している切り抜きはただ単にボク
好奇心に訴えるだけでちっとも片付いてくれないのです。

 新聞の切り抜きをスクラップブックにする仕事(作業)は
ルーズで愚図なボクには向きません。 

 「断捨離」が大の苦手な人間にスクラップを
命じたことがそもそもの誤りであり、間違いだったのです。

 『もったいない「断捨離」』 にもあるように
 exclamation http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/264.html 参照

 適材適所を考慮して人選すべきだった責任は1号さん
アナタにあります。

 そんなふうに叫びたい気持ちを抑えて振り返ると

 (しょうがないなぁ) といった顔つきの2号さん
が一枚の切り抜きを差し出しました。

 あった

 「国際協力で被害軽減を」 とタイトルされた

 「フェーズ6」パンデミックを宣言した

 WHOのチャン事務局長の記事です。

 やっぱり、パンデミック宣言されていたんだ。

 それにしては大きな被害が出たという記憶がないけど …

 そうかよし、この手でいこう

 あまりに膨大で多岐にわたる内容の切り抜きばかりで …

 到底、ボクには収拾がつきません。


 全く手も足も出ないのです
 収拾不能水準「フェーズ6」
 以上状況 なのです。


 結局のところ、

 「期待通りに期待外れ」

 だったのは ボク自身 です。


 どうか、2号さん諸葛孔明よろしく

 「泣いてボク(馬謖)を
  斬ってください」


 なんて、

 これにて、一件落着ってなわけないか

コメント一覧

透明人間5号
ですよねぇ~。1号さん、聞いてますか! 見てますかあ!

それでも、悪いことばかりじゃなかったですよ。
ブログのネタになり得るような「お宝」候補がいくつか見つかっているし、材料は豊富、あとは料理の腕前次第ですね。
おいら
http://sin-sei.at.webry.info/
すまぬ、心配性のオイラに心配事があって、しばらく来てなかった、許されよ。

5年間のストラップを整理せよとは、ごむたいな。そんなのアルバムを整理して想い出に浸って作業がサッパリ進まないのと同じ状況になるのに決まってるやんか。
静岡こっこ
見ろよ、言ったこっちゃない。
こうなることは分かりきっていたことなんだ!
だから、俺は空港建設に反対してたのに・・・。
これこそが「期待通りに期待はずれ」だったってわけよ!
透明人間5号
デッキブラシさんは、富士山静岡空港の関係者でしょうか?
それとも、FDAや鈴与に関連する人なのでしょうか?
いずれにしても、ビジネス客と県内利用者の増加がカギですね。
あと、国内外の旅行者や観光客には魅力あるツアープランとバリューの提示が必要でしょう。
デッキブラシ
いやはや、人間とは忘れっぽい動物ですネ。
自分に関係ないことや、家族や知り合いに火の粉がかからないかぎり、あっても無きが如しです。
5年前の6月4日に開港した静岡空港は、その直後に新型インフルエンザが大流行(パンデミック)して、出鼻を挫かれ、失速を立て直す間もなく、東日本大震災や福島原発事故、さらに中国・韓国との政治問題に翻弄され、国内からのアウトバウンドのみならず海外からのインバウンド(訪日旅行)の目算が獲らぬタヌキ化してその危うさを嫌と言うほど痛感しているというのにです。
バカボンのパパのパパ
すごいオチなのだ!
わしもバカボンのパパを泣いてきるのだ!
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