このページの画像は、故あって表示されませんが、
連続性を担保する意味合いからも、そのままで公開し、
別途、新しく作り直すことにしました。
同じ内容ですが、画像はその限りではありません。
新たなページは、
(以下、本文)
「ワン・ワールド・オーダー(OWO)」
ヒトラーの予言する〝超人〟たちかも
しれないと思しき一部のエリートたちが打ち
立てる新しいコンセプトであるOWOを実現
するための巨大組織として機能するのは 国連
であり、〝グレート・リセット〟は、国連
の組織をエンジンとして推進される全世界な
レベルでのプロジェクトであると、
□ □
国連本部とロゴマーク www.mofa.go.jp
前回の記事で、ご案内いたしましたが、
そのために、国連はインターネット網の
完全管理を狙っているとされています。
そして、彼らは、
国連システムの中で、健康や保健などに
ついての指示を与え、調整する機関である
世界保健機関(World Health Organization)
略称:WHOを舞台に、新たな謀略を企て
ようとしています。
それこそが、
「ワン・ワールド、ワン・ヘルス」を
合言葉にした〝パンデミック条約〟という
世界統一政府に連なる陰謀だったのです。
「ワン・ワールド、ワン・ヘルス」とは、
米国:マンハッタン・ロックフェラー大学
において、世界中の健康に関する専門家が
一堂に会し、2004年9月29日に宣言された
標語で、マンハッタン原則と呼ばれている
ものです。
「One World, One Health」
(1つの世界、1つの健康)
さて、
幾何学を知らなければ、誰も自分の作品
の原理を読み解くことが出来ない。
そういう趣旨の発言だと思われるものが、
「自分の芸術を真に理解できる
のは数学者だけである」
というレオナルド・ダ・ヴィンチの言葉です。
画像元:jfuits.com
ダ・ヴィンチの考えるところの「数学」とは、
「幾何学」を意味しますが、
画像元:mnsatlas.com
ルネサンス時代における「数学者」とは、
「幾何学」のプロであると同時に、思惟
による謎の探究者でもあったのです。
『ダ・ヴィンチの罠 幾何学』
を参照のこと ・・・
・・・だよね
我々が認識しているこの世界(3次元空間)を、
の原理を読み解くことが出来ない。
そういう趣旨の発言だと思われるものが、
「自分の芸術を真に理解できる
のは数学者だけである」
というレオナルド・ダ・ヴィンチの言葉です。
画像元:jfuits.com
ダ・ヴィンチの考えるところの「数学」とは、
「幾何学」を意味しますが、
画像元:mnsatlas.com
ルネサンス時代における「数学者」とは、
「幾何学」のプロであると同時に、思惟
による謎の探究者でもあったのです。
『ダ・ヴィンチの罠 幾何学』
を参照のこと ・・・
・・・だよね
我々が認識しているこの世界(3次元空間)を、
我々の目は2次元でしか捉えることができません。
えっ、
(そんな馬鹿な)
「だって立体的に見えてるじゃん」
と思うかもしれませんが、それは網膜と
いう2次元の膜上に焦点が結ばれた像を
脳が勝手に立体であると認識できるよう
に補正操作しているからであって、
網膜の表面に写し出された像は2次元
の写真と原理的には同じなのです。
要するに、カメラで例えれば、フィルム
に相当するのが網膜なのですから ・・・
さて、
こうした脳の補正操作が、常に我々に
「ないものをある」ように見せかけて
いるわけですが、
下の図形は、
イタリアの心理学者 ガエタノ・カニッツァが
発表したもので現実には存在しない三角形
が見えてしまうという錯視の解説用に考案
されたものです。
【カニッツァの三角形】
周辺にあるパックマンのような 3つの黒い
図形と黒い線で作られる正三角形の中心に
無地の逆三角形が知覚されると思いますが、
これは主観的輪郭(subjective contour)と
される効果で四角形でも同じことが言えます。
【カニッツァの四角形】 karapaia.com
この無地に見える逆三角形や正四角形は
周辺よりも明るく感じられます。
しかし、
実際には中心部と周辺の輝度とは等しく、
これをパックマン刺激と呼ぶこともあります。
尚、色彩においても錯視や錯覚は可能で、
https://yahoo.jp/9MQ1w4
上記URLをクリックして、中心にある
十字形を見続けてみてください。
赤紫の球に対して補色関係(反対色)に
ある緑色の球が突如出現したはずです。
またダ・ヴィンチは、こうも言っています。
「同じ眼でながめた対象があるときは
大きく、あるときは小さく見える」
(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
同じ自分の眼で捉えた対象物でさえも、
その日の気分や状況次第では、大きくも
小さくも見えてしまうのであれば、
ましてや、
他人が同じ対象物を見た場合において
同じように見えているという保証が、一体
どこにあるというのでしょうか
幾何学が自然や感覚に頼るのでは
なく思惟によって認知する術(すべ)を
訓練するための必要不可欠なるもので
あって、天文学が頭上に輝く天体の
運行などに関わる周期秩序の解明に
始まる「時間的学問」だとすれば、
幾何学は足下に広がる地球上の
形態秩序の究明(探究と解明)に始まる
「空間(次元)的学問」と言えます。
『モナ・リザ』や『最後の晩餐』
などの絵にダ・ヴィンチが施した細工や
トリック(隠し絵・鏡絵など)は、錯視を
利用したものではありませんが
出典:deskgram.net
指摘されるまでは、そのものが眼に映る
ことは皆無であったとしても、一度なりとも
示唆されるとほとんどの場合、そのように
見えてしまうという点においては 錯視に
近いメカニズムがあるのかもしれません。
このように、
人間の脳には補正機能が備わっていて、
脳が勝手にイメージして存在しないものを
見せているわけですが、
人間の脳 toyokeizai.net
ダ・ヴィンチがそうした脳の機能を十二分
に理解していたかどうかは別にしても、
人間の脳 studyhacker.net
心の動きひとつで各人各様に見える形や
映る世界の様子や表情が違ってくることを
意識していたのは確かなことなのです。
「優れた画家はふたつのものを描く。
人と人の心の動きである」
(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
同様のことは、彼の想像の産物でもある
「この世界は『バーチャル・シアター』で
あって、量子論(量子力学)により導かれる
不確定性原理がゆえに妄想が現実世界を
バックアップして試行錯誤を繰り返すだけ
の日常を上映する仮想劇である」 とした
“シミュレーション仮説”においても
適用されるわけですが、
“シミュレーション説”は、いかにも
斬新なるセオリー(アイデア)であるように
感じられますが、特段に新鮮でも奇抜でも
なく、東洋でも西洋でも古くからある概念
のひとつであって、
たとえば、
胡蝶之夢 nostalgi.jp
荘子が語る『胡蝶の夢』の如き話や
洞窟の比喩 www.youtube.com
https://www.youtube.com/watch?v=3nylI0o_RmY
プラトンの『洞窟の比喩』などの例
に見ることができます。
ところで、前回の記事では、
唯一絶対的な「必然の死」に、対比
させて「偶然の生」を対義としました。
しかしながら、
「偶然の生」においても「必然」が
あり、「絶対的」な事実があります。
それが生命の誕生(生殖)における
必然としての性交渉です。
つまり、
イエスキリストは処女懐胎によって誕生
したのではなく、また死後3日目に復活を
果たしたわけでもないということです。
この辺りの事柄については、
『ダ・ヴィンチの罠 姦通罪』
『ダ・ヴィンチの罠 不文律』
などを参考にしてみてください。
「罠」に関して続ければ、
ダ・ヴィンチのような超絶的な空間認識に
おける特殊で特異なる認知能力がなくとも、
ある程度まで「罠」の構造を把握し認識
するうえでの、より深い理解を求めるならば、
『ダ・ヴィンチの罠 幾何学』
『ダ・ヴィンチの罠 相似性』
などが、その一助になると思います
但し、
4次元以上の世界を想像し、展望できる
ような目を持っていたとされるダ・ヴィンチ
が構築する「罠」のパズルを凡人で
ある小生が紐解くには自ずと限界があり、
「次元域」の端を辛うじて解説している
だけに過ぎないのです。
ダ・ヴィンチの構想自体が、次元の枠を
超えているので「罠」の着想や仕掛けが
4次元以上の組み合わせを想定している
場合には、2次元での表現では説明できる
範囲を超えてしまい、「次元域」の端に
しか辿り着けないわけです。
この場合の「次元域」とは、それぞれの
次元領域の総称で、それ以上の領域
には容易に到達できないし、また排除する
こともできないのです。
次元域(次元領域)aenaalpha.com
四次元立方体図 d.hatena.ne.jp
要は、
次元空間に時間的な要素が加味された
世界が次元時空間であり、ダ・ヴィンチの
作品の大半は、何らかのかたちにおいて
次元時空間に関する実験的な試みが
なされていると考えられるのです。
そうした中の一例が、
『受胎告知』での聖母マリアの右手に
見られるアナモルフォーズであり、
『受胎告知』アナモルフォーズ fc2.com
『東方三博士の礼拝』での混沌
とした量子論的な「無」の世界と多次元
時空 異空間を意図した構成と構図は、
『最後の晩餐』における人物配置の
先駆けでもあり、
『最後の晩餐』での最大の「謎」
のひとつであるナイフの真の持ち主
に直結するアナモルフォーズにして、
異空間から投影されたメタモルフォーゼ
する人物たちの射影であり、
『最後の晩餐』ヨハネ 『岩窟の聖母』マリア
マグダラのマリア
超次元立体パズルにおける透過面上の
変化や流動性、またはその過程における
透過投影体(射影)でもあるわけです。
四次元立方体図 Wikipedia
それは、
4次元立方体の各面(半透明の膜状面)
に相当する作品内の人物の状態の変化、
例えて言えば、
漫画 『ONE PIECE』(ワンピース)
の主人公ルフィーのように、
伸縮するヨハネの右腕はナイフを握り、
その手をガシっと抑え込んでいるのが、
ペテロの右手の習作
ペテロの右手というわけです
その後、舞台は『最後の晩餐』から
イエスの顕現におけるガリラヤでの
朝餉の場面へと移り変わり、
画像元 レオナルド・ダ・ヴィンチの小部屋
使徒ヨハネの身体は移動してイエスの
左側に枝垂れかかるように寄り添い、
ググっと伸びた左腕がテーブルの淵に
そっと置かれることになるわけです。
当然ながら、トマスとされる人物の顔は
ここからは消えてしまいますが、トマスが
この場にいないわけではありません。
使徒ヨハネはマグダラのマリアに変わり、
ユダは別人(フィリポ)に変身しています。
この点に関する補足ページとしては、
『ダ・ヴィンチの罠 匙加減』
が参考になるかもしれません
ガリラヤでの顕現のシーンの時点では
ペテロ、トマス、ナタナエル(バルトロマイ)
、大ヤコブとヨハネ、それに2人の弟子の
計7人の前に現れた(ヨハネ21:2)わけで
すが、ガリラヤへ行くよう指示されたのは
11人の使徒ですから4人足りませんね。
4人と聞いてカンの鋭い人はピンと来た
かもしれませんが、これが視覚に依らぬ
思考実験的な多次元世界への模索です。
そして、イエスの復活とガリラヤ行きを
使徒たちに伝えたのがマグダラのマリア
で、墓に向かった他のマリアたち複数の
女性も復活(墓の様子)を目撃しますが、
『キリストの墓での3人のマリア』 wikipedia.org
ひょっとしたら、彼女たちの人数も4人
だったのかもしれません。
画像元:wol.jw.org
然るに、而して、
「解剖して分かったことだが、
人間は死ぬように
出来ているのだ」
(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
… to be continue !!
(… to be continued !!)
さて、
ガリラヤでの顕現において4人の弟子
がいないということはどういうことでしょう。
ジャンルやグループごとの括(くく)りと
して、「4」による編成や組み合わせに、
一貫した拘(こだわ)りと哲学を持って
いたダ・ヴィンチですが ・・・
それは顕現の場に居なかった4人の
弟子たちと関係があるのでしょうか
有り体に言えば、その通りで、大いに
関連するという結論が導かれます。
「十分に終わりのことを考えよ。
まず最初に終わりを考慮せよ」
(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
おそらくは 彼自身の言葉にあるように
ダ・ヴィンチは最初からこのことを考慮
に入れていたと思われてなりません。
たとえば、
『モナ・リザ』の絵に現出する4人の
女性たちは、立体(正多面体)パズル
の展開において、正四面体に変化・変容
する場合に、
自己双対する正四面体
自己双対する内なる正四面体(赤輪郭)
の4つの面は、「罠」の根源に隠匿
される4つの事象に対応する女性たちで、
「4人のモナリザ」見逃したテレビドラマを見る方法
それぞれ、
タマル、ラハブ、ルツ、バテシバ
であると想定しました。
そして、これに、双対する
自己双対する正四面体
外なる正四面体(黒輪郭)の4つの面を
表貌・相貌・形貌する作品(肖像画)が、
ジネヴラ・デ・ベンチ(タマル)
『ジネヴラ・デ・ベンチの肖像』(1474年頃)
白貂を抱く貴婦人(ラハブ)
『白貂を抱く貴婦人』(1490年頃)
ミラノの貴婦人(ルツ)
『ミラノの貴婦人の肖像』(1490-1496年)
モナ・リザ(バテシバ)
『モナ・リザ』(1503-1509年頃)
であると、それぞれにカッコ内に示した
人物を表象(イメージ)すると考えました。
それに対し、「窓」の数が1~4つまで
描かれたダ・ヴィンチの4作品と前述の
タマル、ラハブ、ルツ、バテシバ
の4人の女性との間には何らかの関係
や関連があるのではないか という
のが、コメント欄での意見でしたが、
結論から申し上げますと、正四面体は
自己双対し、突然変異(化学変化)を
起して変容するというのが答えです。
つまり、
自己双対する正四面体
タマル、ラハブ、ルツ、バテシバ
を根源(赤輪郭)として、外側に双対する
正四面体(黒輪郭)の各面がそれぞれに
入れ替わるだけでなく、臨機応変に対応
(機に臨んで変に応ず)で状況次第では
いくらでも自己増殖(外側に向けて双対)
したり、三角面(デルタ)が触媒となって、
突然変異(化学変化)を起こし正八面体
(黒輪郭=右下)に変容するわけです。
互いに双対する正六面体と正八面体 kochi-u.ac.jp
正八面体は互いに双対する正六面体に
変化(黒輪郭=左上)するかと思えば、
正二十面体に内接する正六面体 wikipedia
正六面体を媒介として、正十二面体を
形成(黒輪郭=上)します。
互いに双対する正十二面体と正二十面体 kochi-u.ac.jp
さらなる変化を誘発した正十二面体
(黒輪郭=左上)は、正二十面体へと
変容(黒輪郭=右上)するのです。
この件に関しては、
『ダ・ヴィンチの罠 設計図』
を参考にしてみてください。
結局のところ、
イエス・キリストの系図 amazon.co.jp
イエスの系図に登場するイレギュラー
な4人の女性が「罠」の構想につながる
モチベーションの原点にあって、根源体
としての正四面体の核(赤輪郭)に4人の
女性たちを置いていたということですが
自己双対する正四面体
【根源体】(核)
タマル(不義・姦通)
ラハブ(異邦人・裏切り)
ルツ(異邦人・婚前交渉覚悟)
バテシバ(不貞・姦淫)
その他にも、さらに、
【窓の数】による「4の編成」
『ブノワの聖母』
『リッタの聖母』
『最後の晩餐』
『カーネーションの聖母』
【肖像画】女性による「4の編成」
『ジネヴラ・デ・ベンチの肖像』
『白貂を抱く貴婦人』
『ミラノの貴婦人の肖像』
『モナ・リザ』
【肖像画】男性による「4の編成」
『サルバトール・ムンディ』
『音楽家の肖像』
『洗礼者聖ヨハネ』
『自画像』
【野外・荒れ野】での「4の編成」
『受胎告知』
『聖ヒエロニムス』
『東方三博士の礼拝』
『アンギアーリの戦い』
【岩場・洞窟】での「4の編成」
『岩窟の聖母』2作品
『糸車の聖母』2作品
『聖アンナと聖母子と幼児ヨハネ』
『聖アンナと聖母子』
といった具合に、ジャンルごとに4つずつ
のグループ編成で構成されるように作品を
創作していったものと想像されるのです。
ところで、
ダ・ヴィンチの「4」への拘りの本質には、
ガリラヤでの再開がかなわなかった4人
の弟子に代弁されるような他の福音書との
齟齬を意図したもので、
『神の栄光』 mayonez.jp
「イエスの出生の秘密と復活」の
虚構を暴くことによってプロテスタント的な
再構築(宗教改革)ならぬ、キリスト教の
脱構築にこそ、その目的があったのです。
イエスの出生の秘密と復活の真実
には 隠しきれぬほど多くの偽装工作が
施され、その虚構と欺瞞の暴露・告発を
ダ・ヴィンチは密かに試みていたのですが、
ローマ教会(サン・ピエトロ大聖堂)parstoday.com
ローマ教皇庁(カトリック教会)の存在が、
それを許さなかったが故に「罠」という
非常手段を講じたものと推察されます。
こうした前提において、
小生の予断に塗れた推理を今後も自在
に披瀝していこうと思っていますが、
出生の秘密に関しては、
【根源体】(核)
タマル(不義・姦通)
ラハブ(異邦人・裏切り)
ルツ(異邦人・婚前交渉覚悟)
バテシバ(不貞・姦淫)
を介して、不義、姦通、異邦人、裏切り、
婚前交渉、不貞、姦淫を臭わせています。
ちなみに、
出典:shanti-phuia.net
出典:jcnews.tokyo
「異邦人」とは、地球外の生命体を
示唆しているようでもあります。
「えっ !!」
特に「復活」については、
福音書や他の新約聖書の記録に依れば、
イエスの死後三日目に、彼は死から蘇り、
「復活」したとされていますが、
彼の復活後の顕現を報じるそれらの
記録は数多くの矛盾に溢れているわけで、
聖書の記録の中でも最も信頼のおけない
ものの一つとなっています。
… to be continued !!
えっ、
(そんな馬鹿な)
「だって立体的に見えてるじゃん」
と思うかもしれませんが、それは網膜と
いう2次元の膜上に焦点が結ばれた像を
脳が勝手に立体であると認識できるよう
に補正操作しているからであって、
網膜の表面に写し出された像は2次元
の写真と原理的には同じなのです。
要するに、カメラで例えれば、フィルム
に相当するのが網膜なのですから ・・・
さて、
こうした脳の補正操作が、常に我々に
「ないものをある」ように見せかけて
いるわけですが、
下の図形は、
イタリアの心理学者 ガエタノ・カニッツァが
発表したもので現実には存在しない三角形
が見えてしまうという錯視の解説用に考案
されたものです。
【カニッツァの三角形】
周辺にあるパックマンのような 3つの黒い
図形と黒い線で作られる正三角形の中心に
無地の逆三角形が知覚されると思いますが、
これは主観的輪郭(subjective contour)と
される効果で四角形でも同じことが言えます。
【カニッツァの四角形】 karapaia.com
この無地に見える逆三角形や正四角形は
周辺よりも明るく感じられます。
しかし、
実際には中心部と周辺の輝度とは等しく、
これをパックマン刺激と呼ぶこともあります。
尚、色彩においても錯視や錯覚は可能で、
https://yahoo.jp/9MQ1w4
上記URLをクリックして、中心にある
十字形を見続けてみてください。
赤紫の球に対して補色関係(反対色)に
ある緑色の球が突如出現したはずです。
またダ・ヴィンチは、こうも言っています。
「同じ眼でながめた対象があるときは
大きく、あるときは小さく見える」
(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
同じ自分の眼で捉えた対象物でさえも、
その日の気分や状況次第では、大きくも
小さくも見えてしまうのであれば、
ましてや、
他人が同じ対象物を見た場合において
同じように見えているという保証が、一体
どこにあるというのでしょうか
幾何学が自然や感覚に頼るのでは
なく思惟によって認知する術(すべ)を
訓練するための必要不可欠なるもので
あって、天文学が頭上に輝く天体の
運行などに関わる周期秩序の解明に
始まる「時間的学問」だとすれば、
幾何学は足下に広がる地球上の
形態秩序の究明(探究と解明)に始まる
「空間(次元)的学問」と言えます。
『モナ・リザ』や『最後の晩餐』
などの絵にダ・ヴィンチが施した細工や
トリック(隠し絵・鏡絵など)は、錯視を
利用したものではありませんが
出典:deskgram.net
指摘されるまでは、そのものが眼に映る
ことは皆無であったとしても、一度なりとも
示唆されるとほとんどの場合、そのように
見えてしまうという点においては 錯視に
近いメカニズムがあるのかもしれません。
このように、
人間の脳には補正機能が備わっていて、
脳が勝手にイメージして存在しないものを
見せているわけですが、
人間の脳 toyokeizai.net
ダ・ヴィンチがそうした脳の機能を十二分
に理解していたかどうかは別にしても、
人間の脳 studyhacker.net
心の動きひとつで各人各様に見える形や
映る世界の様子や表情が違ってくることを
意識していたのは確かなことなのです。
「優れた画家はふたつのものを描く。
人と人の心の動きである」
(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
同様のことは、彼の想像の産物でもある
「この世界は『バーチャル・シアター』で
あって、量子論(量子力学)により導かれる
不確定性原理がゆえに妄想が現実世界を
バックアップして試行錯誤を繰り返すだけ
の日常を上映する仮想劇である」 とした
“シミュレーション仮説”においても
適用されるわけですが、
“シミュレーション説”は、いかにも
斬新なるセオリー(アイデア)であるように
感じられますが、特段に新鮮でも奇抜でも
なく、東洋でも西洋でも古くからある概念
のひとつであって、
たとえば、
胡蝶之夢 nostalgi.jp
荘子が語る『胡蝶の夢』の如き話や
洞窟の比喩 www.youtube.com
https://www.youtube.com/watch?v=3nylI0o_RmY
プラトンの『洞窟の比喩』などの例
に見ることができます。
ところで、前回の記事では、
唯一絶対的な「必然の死」に、対比
させて「偶然の生」を対義としました。
しかしながら、
「偶然の生」においても「必然」が
あり、「絶対的」な事実があります。
それが生命の誕生(生殖)における
必然としての性交渉です。
つまり、
イエスキリストは処女懐胎によって誕生
したのではなく、また死後3日目に復活を
果たしたわけでもないということです。
この辺りの事柄については、
『ダ・ヴィンチの罠 姦通罪』
『ダ・ヴィンチの罠 不文律』
などを参考にしてみてください。
「罠」に関して続ければ、
ダ・ヴィンチのような超絶的な空間認識に
おける特殊で特異なる認知能力がなくとも、
ある程度まで「罠」の構造を把握し認識
するうえでの、より深い理解を求めるならば、
『ダ・ヴィンチの罠 幾何学』
『ダ・ヴィンチの罠 相似性』
などが、その一助になると思います
但し、
4次元以上の世界を想像し、展望できる
ような目を持っていたとされるダ・ヴィンチ
が構築する「罠」のパズルを凡人で
ある小生が紐解くには自ずと限界があり、
「次元域」の端を辛うじて解説している
だけに過ぎないのです。
ダ・ヴィンチの構想自体が、次元の枠を
超えているので「罠」の着想や仕掛けが
4次元以上の組み合わせを想定している
場合には、2次元での表現では説明できる
範囲を超えてしまい、「次元域」の端に
しか辿り着けないわけです。
この場合の「次元域」とは、それぞれの
次元領域の総称で、それ以上の領域
には容易に到達できないし、また排除する
こともできないのです。
次元域(次元領域)aenaalpha.com
四次元立方体図 d.hatena.ne.jp
要は、
次元空間に時間的な要素が加味された
世界が次元時空間であり、ダ・ヴィンチの
作品の大半は、何らかのかたちにおいて
次元時空間に関する実験的な試みが
なされていると考えられるのです。
そうした中の一例が、
『受胎告知』での聖母マリアの右手に
見られるアナモルフォーズであり、
『受胎告知』アナモルフォーズ fc2.com
『東方三博士の礼拝』での混沌
とした量子論的な「無」の世界と多次元
時空 異空間を意図した構成と構図は、
『最後の晩餐』における人物配置の
先駆けでもあり、
『最後の晩餐』での最大の「謎」
のひとつであるナイフの真の持ち主
に直結するアナモルフォーズにして、
異空間から投影されたメタモルフォーゼ
する人物たちの射影であり、
『最後の晩餐』ヨハネ 『岩窟の聖母』マリア
マグダラのマリア
超次元立体パズルにおける透過面上の
変化や流動性、またはその過程における
透過投影体(射影)でもあるわけです。
四次元立方体図 Wikipedia
それは、
4次元立方体の各面(半透明の膜状面)
に相当する作品内の人物の状態の変化、
例えて言えば、
漫画 『ONE PIECE』(ワンピース)
の主人公ルフィーのように、
伸縮するヨハネの右腕はナイフを握り、
その手をガシっと抑え込んでいるのが、
ペテロの右手の習作
ペテロの右手というわけです
その後、舞台は『最後の晩餐』から
イエスの顕現におけるガリラヤでの
朝餉の場面へと移り変わり、
画像元 レオナルド・ダ・ヴィンチの小部屋
使徒ヨハネの身体は移動してイエスの
左側に枝垂れかかるように寄り添い、
ググっと伸びた左腕がテーブルの淵に
そっと置かれることになるわけです。
当然ながら、トマスとされる人物の顔は
ここからは消えてしまいますが、トマスが
この場にいないわけではありません。
使徒ヨハネはマグダラのマリアに変わり、
ユダは別人(フィリポ)に変身しています。
この点に関する補足ページとしては、
『ダ・ヴィンチの罠 匙加減』
が参考になるかもしれません
ガリラヤでの顕現のシーンの時点では
ペテロ、トマス、ナタナエル(バルトロマイ)
、大ヤコブとヨハネ、それに2人の弟子の
計7人の前に現れた(ヨハネ21:2)わけで
すが、ガリラヤへ行くよう指示されたのは
11人の使徒ですから4人足りませんね。
4人と聞いてカンの鋭い人はピンと来た
かもしれませんが、これが視覚に依らぬ
思考実験的な多次元世界への模索です。
そして、イエスの復活とガリラヤ行きを
使徒たちに伝えたのがマグダラのマリア
で、墓に向かった他のマリアたち複数の
女性も復活(墓の様子)を目撃しますが、
『キリストの墓での3人のマリア』 wikipedia.org
ひょっとしたら、彼女たちの人数も4人
だったのかもしれません。
画像元:wol.jw.org
然るに、而して、
「解剖して分かったことだが、
人間は死ぬように
出来ているのだ」
(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
… to be continue !!
(… to be continued !!)
さて、
ガリラヤでの顕現において4人の弟子
がいないということはどういうことでしょう。
ジャンルやグループごとの括(くく)りと
して、「4」による編成や組み合わせに、
一貫した拘(こだわ)りと哲学を持って
いたダ・ヴィンチですが ・・・
それは顕現の場に居なかった4人の
弟子たちと関係があるのでしょうか
有り体に言えば、その通りで、大いに
関連するという結論が導かれます。
「十分に終わりのことを考えよ。
まず最初に終わりを考慮せよ」
(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
おそらくは 彼自身の言葉にあるように
ダ・ヴィンチは最初からこのことを考慮
に入れていたと思われてなりません。
たとえば、
『モナ・リザ』の絵に現出する4人の
女性たちは、立体(正多面体)パズル
の展開において、正四面体に変化・変容
する場合に、
自己双対する正四面体
自己双対する内なる正四面体(赤輪郭)
の4つの面は、「罠」の根源に隠匿
される4つの事象に対応する女性たちで、
「4人のモナリザ」見逃したテレビドラマを見る方法
それぞれ、
タマル、ラハブ、ルツ、バテシバ
であると想定しました。
そして、これに、双対する
自己双対する正四面体
外なる正四面体(黒輪郭)の4つの面を
表貌・相貌・形貌する作品(肖像画)が、
ジネヴラ・デ・ベンチ(タマル)
『ジネヴラ・デ・ベンチの肖像』(1474年頃)
白貂を抱く貴婦人(ラハブ)
『白貂を抱く貴婦人』(1490年頃)
ミラノの貴婦人(ルツ)
『ミラノの貴婦人の肖像』(1490-1496年)
モナ・リザ(バテシバ)
『モナ・リザ』(1503-1509年頃)
であると、それぞれにカッコ内に示した
人物を表象(イメージ)すると考えました。
それに対し、「窓」の数が1~4つまで
描かれたダ・ヴィンチの4作品と前述の
タマル、ラハブ、ルツ、バテシバ
の4人の女性との間には何らかの関係
や関連があるのではないか という
のが、コメント欄での意見でしたが、
結論から申し上げますと、正四面体は
自己双対し、突然変異(化学変化)を
起して変容するというのが答えです。
つまり、
自己双対する正四面体
タマル、ラハブ、ルツ、バテシバ
を根源(赤輪郭)として、外側に双対する
正四面体(黒輪郭)の各面がそれぞれに
入れ替わるだけでなく、臨機応変に対応
(機に臨んで変に応ず)で状況次第では
いくらでも自己増殖(外側に向けて双対)
したり、三角面(デルタ)が触媒となって、
突然変異(化学変化)を起こし正八面体
(黒輪郭=右下)に変容するわけです。
互いに双対する正六面体と正八面体 kochi-u.ac.jp
正八面体は互いに双対する正六面体に
変化(黒輪郭=左上)するかと思えば、
正二十面体に内接する正六面体 wikipedia
正六面体を媒介として、正十二面体を
形成(黒輪郭=上)します。
互いに双対する正十二面体と正二十面体 kochi-u.ac.jp
さらなる変化を誘発した正十二面体
(黒輪郭=左上)は、正二十面体へと
変容(黒輪郭=右上)するのです。
この件に関しては、
『ダ・ヴィンチの罠 設計図』
を参考にしてみてください。
結局のところ、
イエス・キリストの系図 amazon.co.jp
イエスの系図に登場するイレギュラー
な4人の女性が「罠」の構想につながる
モチベーションの原点にあって、根源体
としての正四面体の核(赤輪郭)に4人の
女性たちを置いていたということですが
自己双対する正四面体
【根源体】(核)
タマル(不義・姦通)
ラハブ(異邦人・裏切り)
ルツ(異邦人・婚前交渉覚悟)
バテシバ(不貞・姦淫)
その他にも、さらに、
【窓の数】による「4の編成」
『ブノワの聖母』
『リッタの聖母』
『最後の晩餐』
『カーネーションの聖母』
【肖像画】女性による「4の編成」
『ジネヴラ・デ・ベンチの肖像』
『白貂を抱く貴婦人』
『ミラノの貴婦人の肖像』
『モナ・リザ』
【肖像画】男性による「4の編成」
『サルバトール・ムンディ』
『音楽家の肖像』
『洗礼者聖ヨハネ』
『自画像』
【野外・荒れ野】での「4の編成」
『受胎告知』
『聖ヒエロニムス』
『東方三博士の礼拝』
『アンギアーリの戦い』
【岩場・洞窟】での「4の編成」
『岩窟の聖母』2作品
『糸車の聖母』2作品
『聖アンナと聖母子と幼児ヨハネ』
『聖アンナと聖母子』
といった具合に、ジャンルごとに4つずつ
のグループ編成で構成されるように作品を
創作していったものと想像されるのです。
ところで、
ダ・ヴィンチの「4」への拘りの本質には、
ガリラヤでの再開がかなわなかった4人
の弟子に代弁されるような他の福音書との
齟齬を意図したもので、
『神の栄光』 mayonez.jp
「イエスの出生の秘密と復活」の
虚構を暴くことによってプロテスタント的な
再構築(宗教改革)ならぬ、キリスト教の
脱構築にこそ、その目的があったのです。
イエスの出生の秘密と復活の真実
には 隠しきれぬほど多くの偽装工作が
施され、その虚構と欺瞞の暴露・告発を
ダ・ヴィンチは密かに試みていたのですが、
ローマ教会(サン・ピエトロ大聖堂)parstoday.com
ローマ教皇庁(カトリック教会)の存在が、
それを許さなかったが故に「罠」という
非常手段を講じたものと推察されます。
こうした前提において、
小生の予断に塗れた推理を今後も自在
に披瀝していこうと思っていますが、
出生の秘密に関しては、
【根源体】(核)
タマル(不義・姦通)
ラハブ(異邦人・裏切り)
ルツ(異邦人・婚前交渉覚悟)
バテシバ(不貞・姦淫)
を介して、不義、姦通、異邦人、裏切り、
婚前交渉、不貞、姦淫を臭わせています。
ちなみに、
出典:shanti-phuia.net
出典:jcnews.tokyo
「異邦人」とは、地球外の生命体を
示唆しているようでもあります。
「えっ !!」
特に「復活」については、
福音書や他の新約聖書の記録に依れば、
イエスの死後三日目に、彼は死から蘇り、
「復活」したとされていますが、
彼の復活後の顕現を報じるそれらの
記録は数多くの矛盾に溢れているわけで、
聖書の記録の中でも最も信頼のおけない
ものの一つとなっています。
… to be continued !!