18歳を迎える4月に婚姻届を無事提出、
翼と正式に夫婦になることができ、
長女七瀬を初出産後、
とある通信学校へと転校したのもつかの間、
三度目の妊娠が発覚した。
二人目の赤ちゃんが産まれてくると
翼の両親も喜んでくれた矢先。
1999年3月27日。
朝早くに三番座で寝ているはずのお義母さん(絹子お義母さんは自力で起き上がることは出来なかった)がベットの上で横たわりながら大声で呼んでいる。
「お父さん(貫太郎お義父さん)!!!!
お父さん“!!!!・・・・
心、翼!!起きて!!!!今日は珍しくお父さんが起きて
こないんだよ。起こしてきてくれないかね?
なんだか嫌な胸騒ぎがするんだよ」
翼の隣で寝ていた私は飛び起きてお義母さんのいる部屋を跨ぎ
お義父さんのいる一番座に向かう
仰向けになって静かに寝ているお義父さん
「お義父さん!お義母さんが呼んでいるよ!!・・・・??」
一番座に居るお義父さんの部屋に向かう中。
いつもとは何かが違うひんやりとした空気が流れる。
お義父さんは床の上でまっすぐな姿勢で、
仰向けな状態で寝ているように見えた。
あの違和感は気のせいだったのかと一瞬安堵したが、お義父さんを見ると・・・・
左手で胸を鷲掴みして
顔は血の気も引き青白くなって正気が感じられない
とても静かなる寝顔
穏やかに眠っているようだった。
翼もたたき起こして、
すぐさまに警察と救急車を呼んだが、
駆け付けた時には心肺停止の状態で手遅れだった。
警察官か救急車の方に言われたが
誰に言われた定かではないが
心不全で真夜中に亡くなったと知らされた。
私は第一発見者の為、
その場で事情徴収を受けた。
家で亡くなったため
一旦警察署にお義父さんの遺体を
連れていく事になった。
三番座のベッドにいた
お義母さんは現実を受け入れられずに
車椅子に乗りお義父さんの所まで来て
何度も何度もお義父さんの名前を呼び続けた。
「貫太郎・・・・なんで先に逝っちゃうの・・・・
私が先に死ぬはずだったのに・・・・
貫太郎あんなに元気だったのに・・・
なんで・・・・なんで私じゃないの!!!!」
お義母さん悲痛な叫びと共に
警察署にお義父さん身体運び出す姿に
必死になってらすがりつこうとするお義母さんの姿を
目の当たりにして涙が止まらないのを
必死になってこらえた
『私が泣いてどうする
悲しいのはお義母さん
泣いていては支えることができない』
涙を拭い去り
事情聴取も終わり、
私はただただ泣き喚いている
お義母さんを抱きしめ
側に寄り添うことしかできなかった。
翼は
前前日、お義父さんが
翼に最初で最後の頼みごとを聞いてやれなかった自分自身を悔やんでいた。
「翼、サトウキビ畑の刈るのを一緒に手伝ってほしい。なんだか体の調子が悪いんだよ」
「俺は仕事が忙しいから無理だよ」
「そうか・・・わかった。
無理なことを頼んでしまって・・・」
『何故、あの時の俺は手伝ってあげれなかったのか!!!!
時間がないといったけれど、手伝う時間作れたはずな
のに….手伝っていれば今も元気にいたかもしれいのに。
俺はなんもしてあげることが出来なかった!!!!』
「確かにお義父さんに親孝行は出来なかったかもしれない。
でも、まだお義母さんがいる。
お義父さんにできなかった分まで二人でお義母さんを大事に大切にしよう」
その日、夫婦で話し合った。
お義母さんは
少しでも迷惑がかからないようにと
庭先で散歩をし始めるようになった。
それから
暫く経過した頃
庭先の散歩中
足をつまずき
寝たきりとなってしまったお義母さん
私はいつもお義母さんの側に寄り添い
いっぱい話をしたり
喧嘩したり
泣いたり
笑ったりすることができるようになっていた
唯一心許せる人なる
一緒にいると
介護している側だけど
介護されていたのは私の方だった
なによりも
大好きな大好きなお義母さんと
一緒にいられる時間が好きだった
次第に
私のお腹も大きくなり、
自宅介護が難しくなっていく
お義母さんは
私の身体が弱いことを知っているため
自ら施設に行くこと望み選択肢を選んだ
私は泣きじゃくりながら
お義母さんの施設にいくのを猛反対
「お母さんが施設にいくなんて嫌だよ
心とずっと一緒にいててよ。
私は全然平気
お母さんがいないと無理だよ 寂しいよ」
「心は身体が弱い
これ以上身体に負担かけると
私みたいに寝たきりになってしまう
心を私のようなめにはさせたくない
私が選んだ道
私は施設に行く
心が悲しむことじゃない
心は母になるんだ
子供たちに寂しい思いはさせてはいけないよ
私に 会いたければいつでも会いにこればいい
私はいつでも心を待っているから」
それからというのも
なにかと理由をつけて
一週間に2~3回のペースで
お腹に生まれてくる二人目と
小さな七瀬を連れてお義母さんに会いに行った。
喧嘩をしたとしても
5分もたたないうちに
二人一緒に謝る
周りからは
仲のいい
年の離れた親子にしか見えなかったらしい
一緒にいても
何時間いても飽きない
私にとって
いまでも変わらぬ
尊敬する女性
大事な大切な愛する人の一人。
翼と正式に夫婦になることができ、
長女七瀬を初出産後、
とある通信学校へと転校したのもつかの間、
三度目の妊娠が発覚した。
二人目の赤ちゃんが産まれてくると
翼の両親も喜んでくれた矢先。
1999年3月27日。
朝早くに三番座で寝ているはずのお義母さん(絹子お義母さんは自力で起き上がることは出来なかった)がベットの上で横たわりながら大声で呼んでいる。
「お父さん(貫太郎お義父さん)!!!!
お父さん“!!!!・・・・
心、翼!!起きて!!!!今日は珍しくお父さんが起きて
こないんだよ。起こしてきてくれないかね?
なんだか嫌な胸騒ぎがするんだよ」
翼の隣で寝ていた私は飛び起きてお義母さんのいる部屋を跨ぎ
お義父さんのいる一番座に向かう
仰向けになって静かに寝ているお義父さん
「お義父さん!お義母さんが呼んでいるよ!!・・・・??」
一番座に居るお義父さんの部屋に向かう中。
いつもとは何かが違うひんやりとした空気が流れる。
お義父さんは床の上でまっすぐな姿勢で、
仰向けな状態で寝ているように見えた。
あの違和感は気のせいだったのかと一瞬安堵したが、お義父さんを見ると・・・・
左手で胸を鷲掴みして
顔は血の気も引き青白くなって正気が感じられない
とても静かなる寝顔
穏やかに眠っているようだった。
翼もたたき起こして、
すぐさまに警察と救急車を呼んだが、
駆け付けた時には心肺停止の状態で手遅れだった。
警察官か救急車の方に言われたが
誰に言われた定かではないが
心不全で真夜中に亡くなったと知らされた。
私は第一発見者の為、
その場で事情徴収を受けた。
家で亡くなったため
一旦警察署にお義父さんの遺体を
連れていく事になった。
三番座のベッドにいた
お義母さんは現実を受け入れられずに
車椅子に乗りお義父さんの所まで来て
何度も何度もお義父さんの名前を呼び続けた。
「貫太郎・・・・なんで先に逝っちゃうの・・・・
私が先に死ぬはずだったのに・・・・
貫太郎あんなに元気だったのに・・・
なんで・・・・なんで私じゃないの!!!!」
お義母さん悲痛な叫びと共に
警察署にお義父さん身体運び出す姿に
必死になってらすがりつこうとするお義母さんの姿を
目の当たりにして涙が止まらないのを
必死になってこらえた
『私が泣いてどうする
悲しいのはお義母さん
泣いていては支えることができない』
涙を拭い去り
事情聴取も終わり、
私はただただ泣き喚いている
お義母さんを抱きしめ
側に寄り添うことしかできなかった。
翼は
前前日、お義父さんが
翼に最初で最後の頼みごとを聞いてやれなかった自分自身を悔やんでいた。
「翼、サトウキビ畑の刈るのを一緒に手伝ってほしい。なんだか体の調子が悪いんだよ」
「俺は仕事が忙しいから無理だよ」
「そうか・・・わかった。
無理なことを頼んでしまって・・・」
『何故、あの時の俺は手伝ってあげれなかったのか!!!!
時間がないといったけれど、手伝う時間作れたはずな
のに….手伝っていれば今も元気にいたかもしれいのに。
俺はなんもしてあげることが出来なかった!!!!』
「確かにお義父さんに親孝行は出来なかったかもしれない。
でも、まだお義母さんがいる。
お義父さんにできなかった分まで二人でお義母さんを大事に大切にしよう」
その日、夫婦で話し合った。
お義母さんは
少しでも迷惑がかからないようにと
庭先で散歩をし始めるようになった。
それから
暫く経過した頃
庭先の散歩中
足をつまずき
寝たきりとなってしまったお義母さん
私はいつもお義母さんの側に寄り添い
いっぱい話をしたり
喧嘩したり
泣いたり
笑ったりすることができるようになっていた
唯一心許せる人なる
一緒にいると
介護している側だけど
介護されていたのは私の方だった
なによりも
大好きな大好きなお義母さんと
一緒にいられる時間が好きだった
次第に
私のお腹も大きくなり、
自宅介護が難しくなっていく
お義母さんは
私の身体が弱いことを知っているため
自ら施設に行くこと望み選択肢を選んだ
私は泣きじゃくりながら
お義母さんの施設にいくのを猛反対
「お母さんが施設にいくなんて嫌だよ
心とずっと一緒にいててよ。
私は全然平気
お母さんがいないと無理だよ 寂しいよ」
「心は身体が弱い
これ以上身体に負担かけると
私みたいに寝たきりになってしまう
心を私のようなめにはさせたくない
私が選んだ道
私は施設に行く
心が悲しむことじゃない
心は母になるんだ
子供たちに寂しい思いはさせてはいけないよ
私に 会いたければいつでも会いにこればいい
私はいつでも心を待っているから」
それからというのも
なにかと理由をつけて
一週間に2~3回のペースで
お腹に生まれてくる二人目と
小さな七瀬を連れてお義母さんに会いに行った。
喧嘩をしたとしても
5分もたたないうちに
二人一緒に謝る
周りからは
仲のいい
年の離れた親子にしか見えなかったらしい
一緒にいても
何時間いても飽きない
私にとって
いまでも変わらぬ
尊敬する女性
大事な大切な愛する人の一人。
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