足立裕志が京都の人気スイーツを紹介

足立裕志が京都の人気スイーツについて紹介します。

レトロシックに時代を紡ぐ、「欧風堂」のふわふわワッフル

2021年12月06日 | 日記
京都と言えばまずは五重塔などの「お寺や神社」をイメージし、訪れた際は「抹茶」をいただこうというのが大抵の観光の流れではないでしょうか。
つまりは、京都ってとても和風な印象があるんですよね。

ですが、この地には明治大正昭和と続く「洋風の」建築物や文化もしっかり残っています。
京都府庁旧館しかり京都大学のレストランしかり、そしてこの「欧風堂」しかり。
京都御苑の南に1957年に創業した「欧風堂」は、60年を超える老舗洋菓子店。レトロな建物は、メルヘンの世界にトリップしたような気分にさせてくれます。

そんなこちらの「ワッフル」は今どきの若い人の知っているそれとは異なる、純日本風のまさに「洋菓子」です。
(画像は公式サイトから引用)

ワッフルの皮は、口に入れた途端ほどけてなくなるくらい軽いんです。カスタードクリームはさらりとした甘さで、いくつでも食べられてしまいます。

烏丸丸太町駅から徒歩数分のところにある欧風堂では、ほかの人気商品もバームクーヘンやマドレーヌ、レモンケーキなどといった、どこか懐かしいラインナップ。「インスタ映え」などの現代風スイーツから一歩も二歩も離れたところで静かに歴史を刻んでいるのもなんとも京都的。
京都に訪れた際はダイエットや健康診断のことはひとまず忘れて、ショーケースに並ぶ洋菓子に、胸をときめかせてみてはいかがでしょう。