きょうのできごと。

日々の出来事、思うことをあれこれ。

冒険の心

2006年08月17日 23時26分39秒 | 旅行
アコ次郎です。

旅行2日目。昨日に比べるとちょっと曇りっぽいけど
気にしない、気にしない。

本日最初の予定は、城崎温泉。
本当は、昨日の日焼けのせいで、温泉に入っている場合
じゃないのに…
でも、せっかく近くまで来たんだからということで、朝の
10時からがら空きの温泉を独り占め。
”う~ん、気持ち良い”と言いたいところだけど、本心は
”キビシぃ~”といったところ。でも、せっかく
のお風呂だから、ちょっと我慢我慢。

次は、出石そばでお昼ご飯。
お店に入っていきなり、”何皿?”と聞かれて、訳も分から
ぬままに店員さんの言葉に従って20皿を注文。
で、やってきたのが、このお皿の山。
普通のおそばに比べて、ちょっと細目だけど、ツルツル
しこしこの麺で実に美味。ちょっと苦しいかな~と思いつつも、
あれこれ薬味で味を変えながら、無事に完食。
最後の蕎麦湯までしっかり楽しんで大いに満足。

最後は、これまた近所の”植村直己冒険館”
1984年に厳冬のカナダ・マッキンリー峰で消息を絶った冒険家に
関する資料館で、たまたま地図を見ていたら近くにあることを
知り、今回突如の訪問と相成った。
実は、僕が中学生だった頃、彼の冒険に関する本の数々に
どっぷりはまってしまった前歴があり、当時のことを思い
出しながら、館内をゆっくりと見て回る。

高山、極地と、僕の想像もできないような厳しい環境の中を、
殆ど独力で生き延びてきた彼のことを思うと、現代の生活と
いうのが、いかに生ぬるいものであるかと痛感させられる。
昔からの現地の人々の知恵を尊重した彼の冒険スタイルに
対して、自然や文化を変えてでも、自分たちの便利さ、
豊かさを優先させようとする僕ら現代人のスタイル。
もし、彼が今も生きていて、僕らの姿を見たら、どんな風に
感じるのだろう?

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