ホームヘルパーのブログ

ホームヘルパーについて書いていきます

ベッドから車椅子に移る場合の介護技術について 2

2012-04-14 22:36:56 | 日記
ベッドから車いすに移乗させる場合は、ベッドの上に座ってもらい、足が床につくところまでお尻を前に移動します。次に移動させる人の腰の部分に両手を回して、手を組み合わせます。介護を必要としている人には体重をホームヘルパーに預けるように伝えてください。怖がって突っ張った体制ではお互いに負担がかかってしまいます。この点は何度か繰り返すことで信頼関係を作ることが必要な場合もあります。
体重を預けてもらった時には、ホームヘルパーは膝を曲げて重心を低くして、足に力をいれましょう。そしてなるべく体の距離を近くすると安定します。そこから斜め上に引きあげて体を回転させると、車いすの方向に移動します。後はゆっくりと車いすに座らせるだけです。

ベッドから車椅子に移る場合の介護技術について 1

2012-04-13 22:36:27 | 日記
高齢になると骨折や病気で入院してしまうと、元にようにしっかり歩けなくなることもあります。そのような場合は車いすで行動を補うことも出て来るでしょう。ベッド上の生活を送るよりはベッドと車いすを使い分けて、毎日をメリハリのある生活にすることが重要です。その為にはベッドから車いすへの移乗が必要となります。ベッドから車いすに移乗するには、ちょっとしたコツを知っていればスムーズに行えます。
まずベッドに対しての車いすの位置です。車いすはベッドに対して30度くらいに置くと良いでしょう。もちろん車いすはベッドのすぐそばに置く必要があります。ベッドと車いすの距離が近ければ、くるりと回転するだけで移乗が完了する場合もあります。

介護技術の身につけ方 2

2012-04-12 22:35:49 | 日記
どんな体格の人でも、楽に移動させられる方法があるなら、それは知りたいですよね。実はそれほど難しくはありません。
まず大切なのは、相手の体を小さくまとめるということです。腕は胸の前で組んでもらい、膝は立てて胸に方に引きよせるようにします。こうすることで体が小さくまとまります。小さくなった体はだらりと伸びた体に比べて、軽くなったように感じます。
また介助する人の体になるべく近づくようにしましょう。遠くから動かそうとしてもそれは無理というものです。そして上に持ち上げようとせずに、体重移動で斜め上に持ち上げるようにしましょう。その時の相手の頭の位置ですが、なるべく体より前にあるようにしましょう。
このように楽に移動させる方法を、ボディメカニクスといいます。

介護技術の身につけ方 1

2012-04-11 22:35:21 | 日記
ホームヘルパーの仕事の1つに身体介護があります。身体介護にもいろいろな種類があります。オムツ交換や食事の介助、お風呂に入る時の介助や衣類の着替えもあります。その中でベッドから車いすやポータブルトイレへの移乗や歩行の介助といった、力がいる介助もあります。
ホームヘルパーとして経験を積んでいる人は、どんなに体格の良い人でも平気でベッドから車いすに移動させたり、自力では立っていることができない人でも、立たせたまま必要な介護を行っています。自分より体重の重い人でも軽々と介護をするのを見ると、どうやっているのだろうと思うこともあるでしょう。それこそがホームヘルパーとしての技術の見せどころなのです。そして腰を痛めない為の方法でもあります。

ホームヘルパーの仕事の範囲ってどこまでなの? 2

2012-04-10 22:34:40 | 日記
ホームヘルパーが援助を必要としている人の家庭に訪問すると、何かと頼まれることがあると思います。本来の援助内容であれば、率先して行うのはかまいません。でもいつもと違うことを頼まれることもあります。それは他の曜日のホームレルパーの援助内容に含まれているので、やってもらえると思い頼んでくるのかもしれません。そのような場合はその場で事業者に電話をして確認を取ってみてください。契約内容に入っていれば、行えます。でもこの曜日はこの内容の援助しかできないという場合もあります。そのような場合はきちんとできないことを説明して、断りましょう。
また援助とは関係のないことを頼まれる場合もあります。やってあげたいという気持ちが起こるとは思いますが、そこはルールなのできちんと断りましょう。