ホームヘルパーのブログ

ホームヘルパーについて書いていきます

ホームヘルパーが出来る医療介護 1

2012-04-19 00:45:28 | 日記
ホームヘルパーは医療行為はできません。医療行為は医師や看護師など、医療行為をすることを許されている専門職しかできません。
とはいっても家庭で療養をしている人に、常に医師や看護師が付き添っているというわけにはいきません。そこで毎日の介護を行うホームヘルパーに、ある程度の医療行為をすることができるようになっています。もちろんそこには医師や看護師の指導のもとでの行為であることが義務とされています。
一方医療行為のようで医療行為ではないと認められているものもあります。体温や血圧を測る行為や、歯みがきなどといった口の中をきれいにする行為は、医療行為ではないと言われています。その為ホームヘルパーでも行えることの1つとなっています。

ホームヘルパーの仕事(入浴・清拭介助) 2

2012-04-18 00:44:48 | 日記
家庭で入浴を行う場合に気をつけなければならないことの1つに、温度変化があります。特に冬場に言えることですが、室内はエアコンやヒーターで暖かくなっています。しかし脱衣所は普段は使わないので、暖房がないことが多いと思います。暖かい部屋から寒い脱衣所に行くということは、体に異変が起こる可能性を秘めています。
そのような場合は、電気ストーブであらかじめ脱衣所を温めておくと良いでしょう。そうすることで温度差の危険を回避できます。
また湯船につかっている時にも注意をはらいましょう。顔色が悪かったり、何となく意識のレベルが悪い場合は、すぐに湯船から出てもらうようにしましょう。その時も貧血などでふらつくかもしれません。すぐに支えられるような体制でいるようにしましょう。

ホームヘルパーの仕事(入浴・清拭介助) 1

2012-04-17 00:44:04 | 日記
ホームヘルパーの仕事の1つに、入浴介助というものがあります。寝たきりの人の場合は、訪問入浴を利用することがほとんどです。この訪問入浴のスタッフの1人としても、ホームヘルパーが関わります。ただ1人で入浴の介助を行うのではなく、他のスタッフとチームを組んで行っていきます。訪問入浴の場合は看護師など医療に詳しいスタッフも同行します。入浴をする人のさまざまな状況を見ながら入浴を行うので、ホームヘルパーは介助に専念できます。
しかし歩くことができる人の場合は、家のお風呂でホームヘルパー1人が介助を行うことになります。その為体調の確認もホームヘルパーが行います。体調の不良を訴えたり、いつもと違う様子の場合は入浴の中止も決断しなければならないかもしれません。

移動介助・介護の基本的な動作 2

2012-04-16 00:43:30 | 日記
本来の人間の動きの機能が低下した人も、介助によってある程度動ける場合があります。ただ怖いのは転倒することです。ではなぜ転倒するのでしょうか。
人間の体には重心というものがあります。おへその辺りが重心となります。この重心を守っていれば、立ったり歩いたりには心配がありません。この重心が何かの拍子でずれてしまうと、前や後ろに倒れてしまうわけです。もちろん重心だけの問題ではありません。筋力が低下した足では立つことは難しいでしょう。そのようなことを踏まえて、ホームヘルパーは移乗や移動のサポートを行う必要があります。
介助をする場合は相手のペースに合わせることが大切です。行動が遅いからといって、乱暴に引っ張ったりすると、相手に苦痛を与えてしまいます。相手のペースに合わせることで、安全に介助が行えるのです。

移動介助・介護の基本的な動作 1

2012-04-15 00:41:56 | 日記
人間の動作にはいろいろな種類があります。まず生まれてすぐの場合は寝るという動作から始まります。そこから徐々に起きる、座る、立つ、歩くといった動作につながっていくわけです。
普通なら何も考えずにこれらの動作はできますが、病気や事故で体の機能が衰えてしまったり失われた場合は、今までできていた行動ができなくなることがあります。それは年を重ねた場合でも同じことが言えます。
それでも残っている機能は使って行かないと、寝たきりになってしまう可能性があります。また寝たきりでも、残っている機能を衰えさせないようにすることが大切です。
ホームヘルパーは高齢者や障害者の使える機能をうまくサポートしていくことも、重要な仕事となります。