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栗の木蔭にて思うこと

訪問専業「くりす鍼灸マッサージ院」

譲れないもの

2014-05-26 07:25:10 | 鍼灸と思想


帯津良一先生の著者「定年から輝く生き方」という本に、

‘「譲れないもの」という軸を立てる’という言葉が書かれいて、

さらに「自分にとって本当に大事なことは何か、譲れないことは何か。

そこにしっかりとした軸を立てることができる人は、余裕のある生き方ができるのです。」とあります。

帯津先生はホリスティック医学のようですが、私なら「自分が納得できる治療法をする」でしょうか。

私がおこなう手技や治療法は他の先生から教わり、自分自身で体験して、これなら治療として使えると判断したものばかりです。

こうして自分の体験を元に得た治療法が「納得できる治療法」なので、

この納得できる治療法だと自信を持って迷いがなく施術がおこなえるのですが、

自分で納得ができない治療法をしなければいけない場合だと、迷いが生じるために良い施術は出来ず、良い結果も出せません。

長年熱心に通い続けた勉強会をこの2年間はお休みし、一人で思考錯誤するようになってからこの事に気付き、

譲れないものがはっきりし、心が定まり余裕も出た気がします。

帯津先生の言葉はこういう事かなと今では思います。

人に教わるのも良いことですが、自分一人で考えることによって得たものもあった気がします。

余談ですが、うちの主人は「誰でも出来るやり方で、誰にも出来ない事をする人が‘凄い人’なんだろうな」と言います。

同じツボに同じように鍼を刺しても、腕の良し悪しって出るんですよね。

日々精進です。


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