I LOVE NIKKI キャバリア絵本

愛しの5キャバリアズ

子どもが病気になったとき

2006年06月26日 23時54分25秒 | 思うこと
夕刻のニュースを見て驚きました。

少子化対策についての報道だったのですが、親の意見のひとつに、「子どもが病気のときでも預かってくれる場所が欲しい」というのがあったのです。

w( ̄△ ̄;)w

ちょ、ちょ、ちょっと待った~~~~!!!!!

幼い頃、いえ、かなり大きくなってからもそうですけど、
私が病気になったとき、共働きの父母は、そりゃあもう、大慌てで、なんとか仕事のやりくりをして看病に当たってくれたものです。

病院に走り、薬局に走り、「何か欲しいものはないか?」と買い物に走っては、喉通りの良さそうなフルーツやアイスクリームやプリンや・・・・と、ここぞとばかり買ってくれたものです。

父親特製の、はちみつ茶は、風邪をひいたときの定番。
りんごの摩り下ろしは母親がいつも。

子どもが病気になったときの、あの、親のうろたえた姿は、子どもが、親の愛情を確認するに最も望ましい画であり、親の温もりに包まれた子どもの心の安定は、病状の速やかな回復に大切な要素です。

また、それをしてもらった子どもだけが、愛情の、表現の仕方を学び、次に渡すことができると言ってもいいかもしれません。

その大事な瞬間を、他人に任せるというのですか????

そんな安易な考えをもって政策を推し進めようものなら、仮に、子どもの数を増やすことはできたとしても、情緒を育むという視点からは大きく遠ざかり、人間の質を低下させ兼ねません。

子どもに必要な愛情を、まず、親が注げるような環境を作ることこそ、人間を育てる基本だと思います。

一度、楽をすることを覚えてしまったら、手の掛かる生活に二度とは戻れないという人間の性質を、「子育て」というシーンにだけは持ち込んではいけないと自重すべきです。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
社長が悪い (しば)
2006-06-27 10:53:21
世の中、目先の利益追求に必死になっている社長さんが多いから、どーしてもこうなるんですかねぇ~!

病気やケガなんて突然やってくるもので(予約なんてあってたまるか
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つづき… (しば)
2006-06-27 10:57:49
突然休まれることを嫌う経営者や幹部が多すぎるんです!

子供を産み育てることの重要性が認識されていませんねェ~

極論ですが、それ以上に重要なことってないと思います。

でも、女性が働きやすい職場つくりを行っている会社も出てきましたから少しは変わっていくかな? 少し時間はかかると思いますが…
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さすが、しばさん! ()
2006-06-27 21:39:24
私もそう思います。経営者が最優先すべきことは従業員の家庭を守ること。そこがきちんと出来ていれば従業員は会社に忠義を持つはずです。家庭を大切にする人は良い仕事をします。目先の利益しか見えない経営者って、はっきり言って猿知恵ですよね。あっ、猿に失礼だったかな。
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