I LOVE NIKKI キャバリア絵本

愛しの5キャバリアズ

助言

2005年12月30日 09時38分14秒 | 天使(キャバリア)たちのこと
ネットを通じて、キャバリアの子育ての先輩と知り合うことができました。とってもおりこうさんのキャバリア犬を育てられた方で、わからないことを質問すると、いつも親身になって答えてくださいます。ロビンパパさん、ありがとうございます。

犬のしつけの本も何冊か読んではいるのですが、実践となると個々の性質もあり、書いてあるとおりにはいかないものです。

経験ある方からの思いやりのこもったアドバイスは、頼りない私の、心強い支えとなっています。そういえば、人間の子育ての場合もそうでした。たくさんの先生方、先輩方に助けられました。人と人とのこころの交流の中で子どもに向き合うことができれば、困難にぶつかっても、乗り越えることが随分楽になります。

三人目

2005年12月27日 15時25分34秒 | 天使(キャバリア)たちのこと
夫も私も、三人兄弟で育っておりますので、出来れば、子どもは三人は授かりたいと、贅沢な望みをもっておりました。が、二人目の女の子に何人分も手がかかってしまい、とてもそれどころではなくなっていました。

が、娘の状態が落ち着いてくると、やはり、三人目が諦めきれず、何度も真剣に出産を決意しました。

ところが、娘が安定している時期は長く続くことはなく、やはり、断念せざるを得ない・・・・という繰り返しとなりました。

最後に三人目を考えたのは去年。巣立ちを目前にした長男のような子がもうひとり生まれたらどんなに楽しいだろうと、夫婦で胸ときめかせたのですが、やはり、娘のパニックが激化。今回もやむなく断念し、年齢的なことも含め、最終決定となりました。

そうして、ニッキィを養女に迎えたのでした。この次女もなかなかのオテンバで、結構手がかかります。

子離れに一役

2005年12月25日 16時46分08秒 | 天使(キャバリア)たちのこと
知的にしょうがいを持つ娘は、身体が大きくなっても、赤ちゃんのような可愛らしさをずっと持ち続けております。それで、つい、赤ちゃん扱いしてしまうことが多く、親離れも子離れもしなくていいも~ん・・・と、思いがちでした。

が、キャバリアのニッキィがウチに来て、「次女」と位置づけられると、娘は「おねえちゃん」と呼ばれるようになりました。これは、娘にとって、思いがけず良い結果となりました。

その様子はまた追々・・・・

ニッキィ登場

2005年12月24日 16時16分04秒 | 天使(キャバリア)たちのこと
それまでは、室内で一緒に生活できるワンコを迎えようなんて思いもしませんでした。が、息子が東京の大学に進学を希望しており、もうすぐこの家からひとり、頭数が減ってしまうと思うとたまらなく淋しくて、そういう理由で、ワンコを迎えることにしました。

息子の代わりに家族として迎えるわけですから、どんなワンコが良いか調べに調べました。なにしろ、娘は、犬に咬みつかれた経験から極度に犬を怖がっておりましたから。そこで、絶対に咬まない、そして、吠えない・・・・ということで行き着いたのが、キャバリアキングチャールズスパニエルという犬種でした。

ブリーダーさんを探していると、ちょうど、6月生まれの仔犬がいるところがわかり、早速、娘を連れて対面に。すると、チワワの仔犬にも触ることができなかった娘が、キャバリアを抱っこしたのです!!すごい!!

娘がワンコを抱っこしたという奇跡にも近い出来事を理由にパパさんを説得。翌日、パパさんも一緒にブリーダーさん宅へ。そして、4匹いた兄弟の中から、パパさんが選んだ女の子を連れて帰りました。

夜になって、犬には全く興味を示さなかった息子が帰宅。が、仔犬を見るなり一言、「かわいいやん・・・・。」そして、自分の尊敬するべーシストから名前をもらってnikki(ニッキィ)と命名してくれました。

というわけで、家族がひとり増えました。『イルカの子』が発行される前日の出来事でした。画像はブリーダーさんに抱っこされるニッキィ。

角野(すみの)小学校3

2005年12月23日 17時08分18秒 | 絵本 イルカの子 
昨日の出来事(角野小学校での読み聞かせ)の余韻が今でも残っていて、あれからずっと考えていました。

いやぁ、凄いことだと思うのです、健常の子とイルカの子(情緒学級の子)が、一緒に『イルカの子』を観てくれるというのは。

何かが変わると思うのです。

それは、イルカの子にとってはもちろんですが、健常の子たちにとっても良いことだと思います。今までお荷物にされがちだったイルカの子という存在、その子たちの持つ未知の力を尊重し、生かすことができるようになれば、社会はもっと温かく素晴らしいものになるはず。

今後、また、学校の取り組みとしてこのようなお話があれば、できるだけ伺いたいと思っています。たくさんのイルカの子たちと触れ合えたらいいな。

画像は、今回のお土産としていただいた、手作りのパン。作ってくださったのは、角野公民館の滝本裕子さん。この公民館は、小学校のすぐ近くにあって、図書館が併設されており、いつもたくさんの子どもたちが集まってくるそうです。角野は、子どもたちにとって良い環境が整っていますね。

角野(すみの)小学校2

2005年12月22日 22時31分36秒 | 絵本 イルカの子 
つづき・・・・

終業式が始まりました。子どもたちの発表、校長先生のお話の後、先日来校したという地元出身のバンド、「ジャパハリネット」の歌をみんなで歌い、踊り、それから校歌斉唱。とっても楽しそう。

そして、いよいよ、『イルカの子』の読み聞かせへ・・・・。映写機で大きく映し出された絵本の周りには、イルカのかたちの風船がゆらゆらと泳ぎ、何が始まるんだろうと子どもたちはわくわく。

絵本を読んでくださるのは、イルカの子(情緒学級の子)のお母さんでもあり、英語にも精通されているMさん。、Mさんの優しい声でストーリーは展開されていきました。

底冷えする体育館に座ってカタカタ震えながら、1年生から6年生まで、みんな、最後までよく聞いてくれたと思います。私も最後に少しお話させていただきましたが、子どもたちが目を輝かせて声を返してくれたこと、その素直さに驚きました。

その後、校長室で、今回の企画に参加してくださったみなさんとたくさんお話させていただき、感激の訪問は終わりました。角野小学校では、全てのクラスに1冊ずつ、『イルカの子』を置いてくださるとのこと。今度は、子どもたち自身の手でページをめくってくれるのかな・・・と思うと夢のようです。

角野小学校のみなさん、本当にありがとうございました。


角野(すみの)小学校 

2005年12月22日 22時02分26秒 | 絵本 イルカの子 
一昨日、出版社を通して、同県の新居浜市立角野小学校の校長先生(女性)から連絡をいただきました。昨日、改めてこちらから電話連絡を差し上げましたら、なんと、終業式の際、全校生徒(600名以上)対象に、『イルカの子』の読み聞かせをしてくださるとのこと。「温かい気持ちで2学期を締めくくりたい。」とのお言葉に、是非、自分も参加させていただきたいと思いました。

夫に頼んで時間を空けてもらい、息子に娘とワンコの世話を頼み、なんとか都合をつけました。最大の敵は悪天候だったのですが、まるで、私が伺うことが最初から決まっていたかのようにスムーズに、本日、角野小学校の終業式に間に合ったのでした。

角野小学校に到着しますと、校長先生はじめ、読み聞かせを担当してくださるMさん、諸先生方に温かく迎えていただきました。とても明るく若々しい雰囲気で、教育現場というよりも親戚の家に迎えられたという感じでした。

すると、間もなく、校長室に子どもたちが次々にやってきました。その子たちは、角野小学校に通うイルカの子たち(情緒学級の子どもたち)でした。彼らが私に会えるよう、校長先生が手配してくださっていたのです。そして、校長先生自らカメラを持って、イルカの子ひとりひとり、私と一緒に記念撮影をしてくださいました。みんなとっても可愛らしくて、それぞれ、私にお礼を言ってくれました。大切にされているからこその笑顔が印象的でした。

つづく・・・・

ことば

2005年12月20日 23時51分17秒 | 長女のこと
最近、娘の成長に目を見張るものがあります。

娘が、昨日、お兄ちゃんと一緒に歌っていたことは夫のブログに書いてあったとおりなのですが、もうひとつ、驚くことがありました。

昨日の娘は、体調が悪かったのか、どうしても学校を休みたかったようで、制服に着替えることをかたくなに拒みました。そして、私の目を見つめてこう言ったのでした。

「が・っ・こ・う」「お・や・す・み」「ご・め・ん・な・さい」

何かを要求するときに単語を発することは今までもあったのですが、3つ組み合わせて意思を伝えてきたのは初めてでした。これは、どうしても行きたくないということだなと、娘の気持ちを尊重しました。娘は、自分の言葉で嘆願が受け入れられた喜びを満面の笑みで表現していました。

今朝もそれをやられたらどうしようと心配しておりましたが、気持ちを切り替えて笑顔で登校してくれました。ほっ・・・・・

娘は、言葉の原点を教えてくれます。一生懸命に発する短い単語は、普段使われるそれと同じものとは思えないほど多くの思いを含んでいます。同時に訴えるまっすぐな眼差しが、その言葉に更なる重みを加えています。

早い話が、めちゃ可愛いんです。


レビューに感動してます。

2005年12月20日 21時19分01秒 | 絵本 イルカの子 
あるネット書店さんで、『イルカの子』にレビューをいただいてるのを見つけました。イエイ!!
その中で、ききみみやさんのレビューを紹介させていただきます。

読み聞かせをしているdoll kaoriさんから聞いて
気になっていたイルカの子
本屋さんで探してもどこでも売り切れでした。
それほど愛されている本ならぜひぜひと早速ネットで
注文しました。
優しい色合いの絵本には、障害のある妹を見守る兄の
話が淡々と綴られてました。
弱い人に対して優しくするべきだと押しつけることなく、
イルカの子のような子どもがいるんですとソッと
語りかけていました。
挿絵の小物一つ一つにもこの本にかける愛情が感じられ、
静かな分だけ強く心に訴えるものがありました。
小さい子どものいる人はぜひぜひ読んであげてくださいね。
学校などで読み聞かせのボランティアをされる方にも
お願いしたいです。たくさんの子に読んであげてください。
子どもたちはイルカの子もそうでない子も
みんな真っ白な心で生まれてくるのに
ゆがんだ価値観を持つ前にちゃんとふつうに
当たり前にイルカの子を受け止められるように
教えてあげるのはおとなの役目ですよね。
自分で読んでもいいけれど、読んでもらうことで
読み手の優しい気持ちを通して、
聞いている子にも物語の優しさが沁みていくから。
うちの子たちはもう大きいから机の上にソッと置いて
気の向いた時に手にとってくれたらと思います。


ききみみやさんは、ブログでも『イルカの子』を紹介してくださっていて、私はそのページを見てとっても感動し、思わずリンクをお願いしてしまいました。

ききみみやさん、ありがとうございました。



申し訳ない

2005年12月17日 22時38分05秒 | 思うこと
11年前、ある事情で、柴Mix犬の♂(当時6歳)を我家に引き取ることになりました。その子は栄養失調で、フィラリアがかなり進行しており、人間不信でした。

そういう場合、よほど犬の気持ちを把握することに長けている人間でなければ信頼関係を築くのは困難であるのに、その頃の私は犬に関して素人である上、自分の子育てで精一杯で、その子を幸せにする器量がありませんでした。

その子の名前は「トラ」。ある日、嫌がるトラをお風呂に入れた後、室内で一緒に暮らせたら素敵だろうなぁ・・・と思いながら、トラを部屋の中に入れたままにしておりました。と、突然、トラは、まだ幼かった娘に襲いかかり、頬に噛みつき、顔と心に深い傷を残したのでした。

その後、トラは、息子に2度、夫に1度、やはり、いきなり噛みつくことがあり、私は恐怖心を拭えないまま、世話をするのは専ら夫と息子になりました。それでも、夫と息子は可愛がっておりましたし、私も家族として受け入れようと努力したのですが、とうとう、可愛くてたまらないとまでは思えませんでした。

そのトラも今は17歳。病気を克服して長生きをしてくれました。が、もう、老衰で随分弱っています。最期を迎えようとするトラに、あまり可愛がってやれなかったことを詫びる毎日です。

しまった・・・・・

2005年12月17日 09時31分44秒 | 絵本 イルカの子 
絵本を描いている段階での、私の「読み聞かせ」のイメージは、親対子(少数)でした。子どもを膝に乗せてページをめくる姿を想像していました。

その際、親子での雑談を交えて楽しんでもらえるように、文面にはないストーリーが絵の中に隠されています。特に、「うわあ!!!」のページの前後では、十分に時間をかけて想像を膨らませてほしいと思い、文面をシンプルにしました。

が、今になって思うと、現在の読み聞かせって、教室で、大勢の生徒たちを前に、ストーリーテリングの形式で行われることが多いのですね。「ああ、そっかぁ・・・・」と思っています。逆にストーリーテラー泣かせの本になってしまったかもしれません。

私たちの子育ての過程では、まだ、学校での読み聞かせが普及していなかったので、そこまで気付かずにごめんなさいです。読み聞かせをされている方々には尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。

doll kaoriさんの日記から

2005年12月16日 22時02分30秒 | 絵本 イルカの子 
ブログを通じて知り合ったdoll kaoriさんは、読み聞かせのボランティアをされている方でした。彼女にお願いして日記の文面をいただきました。『イルカの子』がこうして読んでいただいているのだと思うと感激で胸がいっぱいです。

2学期最後の読み聞かせ 6年生

「“絵本をひらいてみようよ!“(575)」 [ おはなしボランティア ]

 今日のプログラム

  コッケモーモー 著者:ジュリエット・ダラス・コンテ /アリスン・バートレット  出版社:徳間書店

 こちらがびっくりするぐらい
 大笑いしてくれました。
 この子達がこんなに笑うなんて・・・と、
 担任の先生も驚かれていました。

 イルカの子 著者:姫野ちとせ  出版社:新風舎

 1冊目とは打って変わって
 みんな真剣に聞き入っていました。
 読み終わって、カバーを広げて見せたら・・・

 とっても大きな拍手が、いつもより長く続きました。
 鳴り止まない拍手に、またまた私がびっくりです。

 「今のお話でジーンときちゃって。ほんとうに
  感動しました。ありがとうございます。」

 先生を泣かしてしまいました。
 私も感動して涙が出そうになりました。

 先生に聞いてみました。
 「先生、子どもたちはどうでしたでしょう?
  この話のこと、わかってくれたでしょうか?」

 「6年生ですから。じゅうぶん届いていますよ。」

 と、お返事をいただきました。

 子どもたちに支えられて
 とってもうれしい10分間でした。
 



Last updated 2005年12月15日 14時53分05秒


doll kaoriさんのブログはこちら ほんわかくらぶ



自閉症

2005年12月15日 22時29分49秒 | 思うこと
先ほど、以前のタイトルから、「自閉症」の文字を消しました。

しょうがいがあってもなくても、お互いの持つ力を尊重し、認め合い、一緒に楽しい時間を過ごす・・・・。より自然にそうなればいいなという願いをこめて特筆しないほうを選択しました。

ということで、ワタクシのサイト、プチリニューアルです。が、スタンスはこれまでと同じですのでよろしくお願いします。




鏡が必要

2005年12月14日 22時44分21秒 | 思うこと
子どもを思いっきり叱ったあと、ふと、鏡に映った自分の顔を見てビックリ。「鬼ばばあだ!!」

そういえば、息子が小学生のとき、こう言ったことがあります。

「あんまりオカンが恐いから、自分には、お兄ちゃんもお姉ちゃんもいたのに、きっとこのオカンが殺してしまったに違いないと思っていた。」と。

さすがにそのときは反省しました。けど、つい、また鬼ばばあになってしまうんですよね。よく見える場所に鏡が必要ですね。

今は、というより、もう随分前から、息子を叱ることはほとんどなくなりました。逆に叱られてばかりです。大学受験を控えた息子と一緒に暮らせるのもあとわずかです。

珈琲

2005年12月12日 18時14分46秒 | 思うこと
娘が中三のとき、養護学校の文化祭でのPTA喫茶を担当しまして、それをきっかけに珈琲を覚えました。その頃には娘も随分落ち着いてきており、私は、自宅で珈琲をゆっくりといただくことができるようになっていました。

以前は、珈琲など飲みながらリビングでのんびりくつろげるなんて、夢の夢だと思っていました。多動の娘はそんな余裕など与えてはくれませんでしたから。

ですから、珈琲豆を挽き、ドリップで淹れた珈琲を味わう時間は、私にとって、娘の成長に感謝する至福のひとときなのです。あぁ・・・幸せ・・・・

そうそう、自宅から車で20分くらい走ったところに、。しゃん珈琲っていう自家焙煎の珈琲豆屋さんがあるのです。ここの豆は最高ですよ。