伊勢が国のワイン特区に！？

こんにちは、かねこです。

突然ですが、みなさんはワイン特区というのをご存じですか？

伊勢にワイン特区ができたという新聞記事を拝見したので、
気になって調べてみました。

まずワイン特区とはなんなのか？

詳しく書かれているブログがありましたので、詳しくはこちらをご覧ください。↓
https://japanwinenomics.com/blog/wine-special-zone/

要は酒税法の特例措置により、果実酒製造に新規参入しやすくするということです。
それが今回は伊勢にはじめてその地区が設定されたことになります。

全然知りませんでしたが、農地法によってワイナリー（ワイン製造所）は
自らワインの原料であるぶどうの栽培ができなかいそうなのですが、
このワイン特区になるとそういう規制もなくなるそうです。

また最低製造数量基準が緩和され、年間約8000本以上のワイン製造が必要ですが、
3分の1程度まで引き下げられるということなので、規模がある程度小さくても
参入できるということです。

というわけで、このワイン特区に認定された伊勢の事業所さんはケアプロフェッショナルという
障がい者の放課後デイサービスや高齢者向けのリハビリ施設を運営しているところなのです。


参考URL↓
https://mainichi.jp/articles/20230427/k00/00m/040/067000c

障がい者の子をもつ保護者には「将来成人した子たちが働ける場所、社会とつながっていける場所を」
との思いがあり、「ぶどうをつぶすことならできる」と気づいたため、ワイン造りを思い立ったそうです。

そしてケアプロフェッショナルの岩崎社長が土地探しからぶどう栽培、ワイン造りまでまったくの素人から
根気よく続け、「伊勢ワイン株式会社」を立ち上げ、今年の5月にはワイン工場も完成したそうです。

障がい者も7人ほど就労しているそうで、伊勢の特産ワインがそのまま障がい者支援にもつながっている
という、地域と障がい者のかけ橋のような事業なのです。

やはりバレルズ的にもお酒ということで伊勢ワインは気になるところですね。
またいずれ飲んでみたら、ブログでもご紹介したいと思います。