北国清話

月日は百代の過客にして、行きかう年もまた旅人なり。何事も「正心誠意」。

「日中戦争」の途中

2016年02月23日 | 通勤文庫から図書館の本
児島譲の「日中戦争」(5巻文庫本)を読んでいます。 3巻の途中ですが、一部引用します。 当時の「東亜」は、ソ連を別にして、日本、中国、タイをのぞけば、植民地または準植民地で構成されていた。タイは、はるかに西南に位置して、遠い。 「東亜」で直接に紛争するのは、ほぼ日中両国であり、このところ数年間の、火種は満洲国である。 その意味で、中国側の満洲国にたいする実質的承認はの姿勢は、日中の対立原因の希 . . . 本文を読む