陽のあたる場所

自分のペースでいいじゃない。

依存的自立

2010-03-08 01:09:33 | Weblog
久々の更新!!


昨日は朝から、雨の中を某教育大へ。

障害者問題に関する学生セミナーに参加してきました。

全体会も分科会も、すごく有意義なお話を聞けてめっちゃ良かった!!

今日特に印象に残っている言葉は「依存的自立」。

初めにこの言葉を耳にした時は、なんて矛盾した言葉だろうと思いました。

でも話を聞いてものすごく納得、と同時に自分の中で何かストンと落ちた感じがしました。

障害のある・なしに関わらず、「自立」とは、何もかも全てを自分一人でできるということではない‥

現代社会において、誰かの世話になることなく生きるなんて不可能な話で、
人の世話になるのは当然のことなんですね。

つまり、誰もが誰かに支えられて、ある程度依存した中で生きてる。

依存って言うと、ものすごく何かにたよりきってしまうようなイメージがあるけど、
辞書を引けば「他のものをたよりとして存在すること」ってあるんです。

だから「依存的自立」っていうのは、自分以外をたよりにしながら自分で判断したり身をたてたりする、ということ。

必要なときに人にたよれる力ってとっても大事だよってことですね。

‥これ、私がいちばん苦手としてきたこと。

最近ようやく少しマシになったけど、まだまだ「依存的自立」できてません。。

甘えられる力って大切なんですねー‥
‥いや、わかっちゃいるんだけどな(´・ω・`)


他に全体会では田中昌人さんのことも聞けて、やっぱりすごい人だと思いました。

分科会は実は第二希望にまわってどんなものかと思って参加してしまったけど、
これまたストンと落ちる話に出会えて大満足でした。

生きるのに福祉とか教育とかそんなの関係ないなぁー と感じ、
広い視野を持つこと、幅広い人間力は不可欠だと思いました。


というわけで、今日は特支の勉強というか、自分の生き方を揺さぶるお話をたくさん聞けました。

んー‥ 勉強って本来そういうものなんだろうなー。


しかしまぁ、
やっぱり賢い人にひかれますねー。
偏差値的にではなく、人間的に。