坂の上のチビタと楓太と春陽

お空の上のちっこい兄ちゃんチビタを見上げるでっかい弟 楓太に
春陽という ちょっとちっこい妹ができました♪

心に残るわんこたちのお話…1

2013-10-21 | 想い出わんこ

 

毎晩寝る前に、ここの前に立ち

私が身近で関わった、お空のわんこ達に「おやすみ」を言います。

 

チビタ ・ サンタ ・ ガッちゃん ・ ドンくん

ピコちゃん ・ リリーちゃん ・ ジョンくん

マルちゃん ・ ターくん ・ ジェシー ・ シロくん

 

いつか書いておきたいと思っていた、わんこのお話です。

 

私のわんこ人生の原点となる、あのわんこに出逢ったのは私が5~6歳の頃。

どこからともなく我が家付近に迷い込んできた、白い野良わんこでした。

こっそりご飯の残りをあげているうちに、すっかりなついてしまい

私はその子に「シロ」という名前を付けて可愛がっていました。

両親も祖母も、シロを可愛がってはいましたが

それでも、「うちの子」として迎えてもらう事は叶わず。。。

おそらく経済的なこととか、大人の事情というのがあったのでしょう。

決して裕福と言える家庭ではなかったので、子供なりに無理を言えずにいました。

それでも、シロと一緒に過ごす日々はとても楽しいものでした。

 

 ところが、そんな楽しい日は長くは続きませんでした。

 

ある朝・・・

シロは私の目の前で、ひどい捕まえ方をされて

トラックに放り込まれて連れて行かれてしまいました。

近所の人が通報したようで。。。

母は泣いている私を抱きしめて 「飼ってやれなくてごめんね」 と言い

そして母も泣いていたように思います。

 

幼かった私には、その経験はとても重いものでした。

私がシロにしてあげられることは、シロのことを忘れずに生きること。

私が大人になってからの わんこたちとの出逢いは

シロが導いてくれたように思えてなりません。

 

 

その出来事から10年以上経って

我が家(実家)に初めて迎えることになったわんこが 「ドン」 でした。

 

知り合いのお家で生まれたドン…コロコロで本当に可愛かった♪

 

体格は、春陽をひと回り小さくしたくらいだったけど

今思えば、耳が垂れていたらまるでゴールデンのよう♪

 

 

私の結婚式前夜にはいっぱいお話をして、祖母を介護中の母の事をお願いしました。

なのにドンはその数か月後、6歳でお空に旅立ってしまいました。

パルボでしたが、まだそんな名前の病気は広く知られていない時代でした。

可愛いだけではいけない大切の事を、ドンは無知な私の心に残してくれました。

 

そしてまたその数か月後。。。

私たち新婚夫婦の目の前に、突然舞い降りた天使は

人間の子ではなく、マルチーズの迷子犬でした。

 

ガッちゃん(女の子)♪

 

長くなるので、次に続きます。