つぶやきイチロー

思いついたことを、思いついたまま綴る。ヒマな時に更新。

今週はF1日本グランプリ!

2006-10-05 14:42:21 | 日記
今週末はF1日本グランプリが鈴鹿で開催されますが、例年以上に盛り上がっているようでして、ネットオークションで探すとパドックパスに75万円の値が付いているものがありました。ただし入札件数は今のところゼロでしたが・・・。

今年は例年以上に見どころが沢山あります。

①熾烈なタイトル争い:シーズン序盤は今年もアロンソの独走かと思いきや、中盤からシューマッハの怒涛の盛り返し。現在、マイケルとアロンソが同ポイントに並んでいます。鈴鹿でもこの2人のバトルが見られると最高!

しかしアロンソはタダ者ではないですな。これほど情熱的に、かつ冷静に走るドライバーはこれまで見たことがありません。セナやMシューをも超えていると思います。他のドライバーがヒーヒー言いながらドライブしているのに、彼にとってF1カーのドライブは近所に自転車で買い物に行く位の簡単な作業なのかも知れません。

②マイケル・ラストラン:Mシューマッハは今年限りで引退です。プロフェッショナルとして一瞬、光り輝く事が出来る人は沢山いますが、それを何年も継続させるのは至難の業。特にマイケルは何度もタイトルを取っており、レコード面で殆ど全ての項目でトップに君臨しています。人間は奢る動物ですから、こうした状況下でモティベーションを保つのが大変だと思いますが、その面で松井秀喜とMシューはプロ中のプロだと思います。

③来年以降、鈴鹿は当分見られない:来年の日本グランプリは富士スピードウェイで行なわれるそうです。トヨタが金に物を言わせたのでしょうか。昔の記憶しかない私は、あんなボロ・サーキットでF1?と思いましたが、かなり改修をしているみたいですね。超難関コース:鈴鹿でのグランプリが見られなくなるのは残念。まあ、相対的にエンジンパワーがある日本勢にとって1500mのホームストレートがある富士は有利なんでしょうが。。。

最後に、佐藤某には何の期待も持てませんが、トップ勢の素晴らしいバトルを邪魔しないようミラーを気にして走って欲しいと思います。間違っても、周回遅れなのに後続の車をブロックすることなんかないよう・・・。今度問題を起こすとライセンス剥奪の危機に晒されると思いますが、仮にライセンス剥奪となれば無理やり亜久里チームを立ち上げた関係者に申し訳なさすぎです。

ちなみに私には同チームを存続させる意味が理解できません。常に最下位を走り、他のドライバーから頻繁に非難されるドライバーを、日本人だからという理由だけでを応援するほどファンはお人好しではないと思います。日本にF1という異国文化を普及させる意義があった15~20年前の中嶋悟の時代と今とは異なります。無理やり日本人ドライバーを「創り出す」必要はないでしょう。お金のムダと思います。

P.S. ちなみに中嶋悟がホンダパワーをバックに30代半ばでF1デビューしたときのチームメートはAセナでした(Lotus Honda)。中嶋のデビュー年である1987年、確か英国グランプリでホンダエンジンが1~4位を独占して中嶋は4位だったと思います(上位3人はマンセル、ピケ、セナの順)。シルバーストンのロングストレートを駆け抜けるキャメルカラーの車体はカッコよかった。

あの頃のF1はエンジンパワーが勝つための絶対的な要素としてあって、車のトータルパッケージの良さがキーとなるの今とは大きく異なります。ホンダやトヨタがなかなか勝てない理由はココの辺りにあるかも知れません。車の設計に対するセンスがヨーロッパ人の方が上を行っているような気がします。スペックで表せない「パッケージ力」に対するセンスが違うような。。。