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2012/07/29 リーグ前哨戦@保土ヶ谷

2012年07月29日 17時43分34秒 | Weblog

【2012/07/29  保土ヶ谷公園天然芝 vs バースFC】
参加メンバー: 鈴木大、中原、小池、角、清水、新木、小林、上野、高山、鈴木由、松本、平神、小坂

vs  バースFC

30分×3

8-4
得点(アシスト)
鈴木大×4(上野×2、小坂)、上野×2(清水、小池)、清水(平神)、小坂(なし)


ここしばらく会Kくんに更新任せっきりにしてしまっていたが、今日はリーグ前にまとめたい事があるので久々のカキコ!

来週のリーグ戦と同じカードという事に今日気付き、急遽前哨戦設定での練習試合となった訳だがΣ(´Д`;)

今のWolfの強さと弱さが分かりやすいくらいハッキリ出た試合だった。

攻撃についてはやはり今日のように広いグラウンドだとFWとトップ下の縦に早い推進力が生き、1、2本目までは面白いくらい点が取れてた。

守備についても2本目までは前線と中盤のプレス、Cリスの対処や最終ラインのコントロールもほぼパーフェクトにこなして問題ナシ。

問題は3本目。疲れてくると、全体が間延びして前線と中盤のプレスの連動が機能しなくなって相手に余裕が出てくる、マイボール時の組み立てが雑になりフォローが疎かになる、最終ラインの押し上げが遅くなる、という悪循環から相手に攻め込まれる時間帯が多くなり、バタバタ失点し、マイボールになってからの攻めの形もチグハグになる。

これだけ暑いと疲れてくるのは仕方ないが、それは相手も一緒。これから本格的に暑い日が続く中、こうなった時にどういう守りをして、どう攻めるかをチームで共通認識をもっていないと集中力も切れやすいので一つの切っ掛けでゲームの流れをひっくり返される。

帰りのMTGでみんなから話が出たように、それぞれに思うところがあり、技術や連携面ではできるところから理想に近づけていくのは勿論だが、まずは自分たちの長所と弱点を再認識して、リーグ戦のように勝たなきゃいけない試合でどうサッカーする必要があるのかを意識共有しないと去年みたいな残念なリーグ結果になる。

大ざっぱに言うとWolfの良さはラインを高く保つ事で前線までの距離をコンパクトにして、相手のスペースを突く縦への早いタイミングでの推進力を繰り返し活かし続ける事。その攻撃のスイッチが基本トップ下にあり、マイボール時はここを経由する事を全員が意識する事で相手が嫌がる攻めのチャレンジを繰り返してシュートで終わらせる。これが出来てる時は必然的に相手に攻める時間を与えないというのが勝ってる試合でのWolfのセオリー。疲れていても、Wolfにはこれを繰り返せる前線の走力がある。疲れてチグハグし始めた時こそここを徹底する事で前線と相手DFをスペースに走らせて後ろを休ませる事ができる。前線にも中盤にも溜めを作れる選手に恵まれているチームなら話は別だが、居ないんだから。理想を語るよりもっと現実を理解する必要がある。逆に言えばこれを実践できてた1~2本目の貯金があったからこそ3本目で大きく崩れてもトータルでは逃げきれてる。

つまり勝ってる時も負けてる時も基本はこのベースは崩さず、バリエーションをこのベースに付随する緩急という認識を持ってほしい。当然の話、点取れないと勝てない訳だが、良くも悪くもWolfが各上とやっても勝てるのはこのベースと全体の走力があってこそ勝ててるチームだという事を忘れない欲しい。

相手が引いてスペースがない時に限っては、FWがDFを引っ張ったスペースを中盤がミドルを打つなりサイドがゴール前にガンガン放り込むなり点をこじ開けるまではシンプルに相手の嫌がる事を繰り返すのがWolfのリーグ戦での鉄則。

先制されないのは大事だが、予測できない事が起きるのがサッカーな訳だから、いちいち動揺しないでWolfのベースを崩さず攻め続けるブレないハートと気力を最後まで維持する事の方がよっぽど大事。他の細かい疎通はMTGとプレイの中で繰り返していこう。

【2012 総合通算戦績 25戦 14勝5分8敗 総得点99点 総失点59点】
【2012 vs バース 通算戦績 5戦 4勝1敗0分】