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三島市不動産 ハートランドの日記

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伊豆を愛した名優三國連太郎さん、ご冥福をお祈りいたします。

2013-04-21 17:51:52 | 日記
こんばんは
ちーぼーの代打、
ケンさんです。

先日、釣りバカ日誌のスーさんこと三國連太郎さんが亡くなりました。
90歳ということですが、大滝秀治さんも昨年亡くなり、
昭和で活躍された名優がまた亡くなることはとても残念であります。
<釣りバカ日誌のスーさん:右>


三國さんは、
群馬生まれ。実は生後7か月から旧制中学2年まで、
伊豆の土肥町(松崎町説もあり)で育ったということで、
晩年には沼津にも在住され、沼津市の観光大使に選ばれたこともあります。
笑っていいとものテレホンショッキングに出演した時は、
タモリに土肥のことを「あんな良い所無いですよ」ってコメントしてますし、
ホント、伊豆地方が大好きだったようです。
鰻が好物で、三島の鰻屋にもよく来られたそうです。

三國さんは昭和時代、個性派の演技で定評がありました。
年配の役作りのために、歯を10本を抜いた話はびっくりしました。
役者魂!ですね。
お若い世代は釣りバカ日誌をイメージされるでしょう。
スーさんのキャラクターでコミカルな演技でイメチェンしました。
<若き日の三國さん:20台後半くらい>


三國さんの昭和時代の代表作は沢山ありますが、
今回は「飢餓海峡」を紹介しましょう。
<飢餓海峡ポスター>

<伴淳三郎さん、三國さん。高倉健さん>


(あらすじ)
敗戦直後、北海道岩内における強盗放火事件に関係した男(三國連太郎)。
逃亡途中、函館港外で起きた青函連絡船転覆事故の騒ぎに紛れ、津軽海峡を渡った。
青森県大湊で娼婦・杉戸八重と知り合った男は、犬飼多吉と名乗る。
八重は犬飼から受け取った金で借金を返済し、東京に出る機会を掴む。
八重は犬飼の好意をいつまでも忘れずにいた。
十年後、八重は犬飼にそっくりな篤志家・樽見京一郎のことを知る…。

この作品、自分が生まれた1964年に製作された映画で、白黒です。
主役の三國さんが41歳、刑事役の高倉健さんが33歳で、
ちょうど俳優として油の乗り切った時期ですね。
他にも、左幸子さん、伴淳三郎さんなどの名優が出演しています。

またまた、話が長くなりましたが、
三國さんの不敵な表情は貫禄充分、左さんも怪演で見事であります。
この「飢餓海峡」は、成功者が暗い過去を隠すべく殺人を犯すところは「砂の器」に通ずるものがあり、
「天国と地獄」も含めて個人的には邦画の骨太3大犯罪サスペンス大作と思います。

伊豆を愛した名優三國連太郎さん、ご冥福をお祈りいたします。

それでは
May his soul rest in peace.



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