すっかり間が空いてしまいました。久しぶりの更新となります。
6/22(火)は営業をお休みし、スタッフ全員で芝生のメンテナンス作業を行いました。
芝の生長が早い春から秋は、頻繁に刈り込むことでいいコンディションを保てますが、秋を過ぎると芝が休眠して茶色くなり、その状態で使い続けると芝が飛んで土(裸地)になってしまいます。
そのため秋に冬芝(ペレニアルライグラス)の種をまいて養生(オーバーシード)し、1年を通して緑を保っています。
夏芝の弱点は、冬場の枯れた時期には、スライディングなどで強い負荷がかかるとオーバーシードした冬芝ごとめくれて飛んで行ってしまうことです。
霜の影響などで地面が緩いときはなおさらです。
そこで、毎年少しずつですが、夏芝をスタジアムなどで使われている強くて丈夫な「ティフトン芝」に張り替えています。
まず、張り替える部分を専用の機材で切り取ります。
そして、遠く九州の芝生牧場から2日かけてトラックで運ばれた30cm四方に切り出された芝を、1枚1枚、人の手で隙間なく張り込んでいきます。
組立型のカーペットを張り込む作業を想像してもらえるとわかりやすいです。
この日は約3時間かけて、F3とアカデミーセンターが使っているF2を、スタッフ・関係者の約40名で行いました。
張り替えた部分は茶色くやや枯れて見えますが、水をまいてお日様に当たれば元気を取り戻してきます。
2週間ぐらいで芝と芝の継ぎ目が目立たなくなり、一面美しいグリーンとなります。
順調にいけば7月の下旬には使えるようになるでしょう。
全面ティフトン芝になるには、まだ数年かかりますが、多くの人々にいいコンディションでスポーツを楽しんでもらえるよう、これからも努力していきます!
P.S. 芝のメンテナンス後はレッズランドのスタッフ全員でアグリフィールドの草むしり。
雑草の生長の早さと、生命力の強さ(根がなかなか抜けない)にはビックリです。