black-and-white cats

baby にゃん
まーごは元気だよ。

にゃんの治療方針

2010-07-02 21:12:54 | 日記

病院から帰ると




朝からほんと、ありえない。



にゃんは布団の下の隙間に潜り込み




朝からほんと、ありえない。




また一人お留守番させられたまーごは
ベランダに出て拗ねました。















岸上獣医科病院に行ってきました。

先日のERで受けた検査結果を持って
にゃんの今後の治療方針の相談をしてきました。


はじめににゃんの症状に関しての説明をしました。
今回受診するきっかけになった嘔吐によるER受診だけでなく
過去の受診歴や薬の投与等に関しての質問もしてくれました。

次に触診。
これまでに受診した病院ではあまり触診をしてくれなかったので
今回はずいぶん色んなところを触って調べるんだなって
興味深く眺めていました。
「ちゃんとお顔を見ておいてあげてくださいね」
にゃんを診察してくれた先生がにゃんを触診している間
にゃんと眼を合わせながらずっとにゃんを撫でていました。

その後にようやく治療方針の相談です。
触診結果や私の話を聞いて想定される病名を列挙します。

胃、十二指腸炎
膵炎
腎不全
肝不全
腸閉塞
腹腔腫瘤、消化器型リンパ腫

持参したERでの検査結果と照らし合わせることで
最も可能性の高い原因として先生が残したのは
やはり腫瘤でした。

では、どう治療するか
一つの選択肢として
対症療法としての投薬。

もう一つの選択肢としては
積極的に原因を追及するために検査をするということ。
検査のためには全身麻酔をかける必要があります。
にゃんの現状から言って全身麻酔が不可能なわけではありません。
どうしても必要であったら迷わず麻酔をかけることができる状況だそうです。
腫瘤であったらどうするか?
一般的に抗がん剤治療や免疫療法がありますが
なんにせよにゃんは高齢です。
負担の大きさと治療効果を比較した上ににゃんの年齢のことを加味すると
どちらの治療も強くは勧められないと言われました。
その他の治療法としては対症療法としての投薬です。



原因を追求することも可能です。
しかし、原因がはっきりしたとしても治療の方針としては
対症療法しか現実的には残されていないのです。


うん。
にゃんの治療方針が定まりました。
消化器型リンパ腫であることを想定した対症療法を行っていきます。
ステロイドと胃腸炎の薬の投薬です。

ERで腫瘤の可能性があると言われてから今日まで
すぐにでもにゃんを失ってしまうような気がして
私自身の食欲もなくて
夜も眠りが浅くて
ともすると泣きそうで
どうして良いか分からなかったんだけど
そうじゃないんだよね。
完全に回復するということはないけれど
にゃんの日々の暮らしが少しでも楽になるようにすることは
対症療法でできるんだよね。

うん。
まーちゃん、一緒ににゃんを守っていこう。
とにかく一緒に
暮らしていこう。
ゆっくり一緒に
生きていこう。

うん。
もう大丈夫。

大丈夫。