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唾石症との奮闘

唾石症との闘い7 再手術編

2025-03-22 20:18:30 | 日記
思い切って、年間200件以上唾石症の手術をされている、横浜市立大学附属病院の唾石症専門外来の岩井医師にダイレクトメールを送って、相談してみた。
(こちらは、横浜市立大学附属病院のホームぺージにリンク先がありました。)

「自分ならすぐに手術ができる。紹介状と画像を持って受診ください」、と外来にでられる日が添えられた返信があった。

3月4日に初診。前回の手術内容の確認後、すぐに同じ口内法で手術できる旨説明があった。即決でスケジュールを調整し、2週間後に入院2泊3日で手術になった。

翌週術前検査と入院面談をし、迎えた入院初日。再度CTをとって、手術に臨む。食事は夕食まで普通食。それ以降は禁止。
飲水は手術の3時間前で禁止。

手術着を着て、さあいざ手術室へ。
麻酔科の医師による準備が始まり、すぐに意識がなくなった。
すぐに名前を呼ばれて起こされる。
終わったようだ。
全身麻酔のため、3時間くらいは息苦しいし、
痛みが続く。トイレに行けないのが一番つらく、神経がそこに集中したせいか、あっと言う間に時間が過ぎた。

その後、痛みが続くので、鎮痛剤をもらい少ししたら、普通に歩き回れるように。飲水はok.
食事は翌朝から。

ベッド脇には摘出された唾石があり、みたら4つ。「あれ?2つだけじゃなかったのか!」と、驚いた。





唾石症との闘い6 様々な煩わしさ編

2025-03-10 23:27:48 | 日記
食後の痛みは続いていた。
ロキソニンと、カロナールの服用。
もっと強い痛み止めを求めたが、処方はしてもらえない。
噛む回数が少なくてすむ食事をすすめられる。
カロリーメイトのゼリータイプは、意外に美味しいが、この食事を半年も続けるのは現実的ではない。

ある日、風邪の菌が入ったせいか、頬が腫れてしまった。抗生薬の点滴で対処するらしい。研修医は点滴の針を入れることができなく、内出血箇所だけが増えていく。何故、細い針で入れてくれないのだろうか。
入院して、カテーテルで抗菌薬を入れると、当番医が言い出した。急に入院と言われても難しいと伝え、自宅休養で抗生物質で様子をみることに。

職場に状況を伝えるも、これまで、
たかが石でとか、そのくらいの病気でとか、
言われ続けていたので、休むのは難しい。
当番医は「10日くらい休めないのか。症状によっては点滴をうちに連日通院が必要になる」と言われたが、難しい。
無理はしないとの条件で帰宅した。

こういった炎症は繰り返すようだ。
手術まで半年待つのはかなりストレス。
痛み、食事制限、上司の小言、考えると、早く手術をしてくれる病院を探した方が、メンタル的に落ち着けるような気がした。






唾石症との闘い5 病院探し編2

2025-03-07 16:11:30 | 日記
転院先の医師は、とても穏やかな方だった。
紹介状と画像にさっと目を通して、触診。

「辛かったね、手術」と、一言。
涙がでそうになった。家族や友人を除く周りの人々には、外来手術、石をとる手術、を軽く見る方が多かったから。
「こんな手術、患者に負担かけるだけだよ」
あの状況をわかってもらえるなら、再手術をお願いしてもいいのかも、と期待。

医師は大きい皮手帳を開いて、
「早くてもGWあけかな」と。
半年待ち!、この痛みに耐えることができるか、正直自信はない。
かと言って、首を切開する手術の決断もできない。
とりあえず、そのスケジュールでお願いをして帰るも不安は募るばかり。

唾石症との闘い4 病院探し編

2025-02-21 21:01:28 | 日記
一度不信感を抱いてしまうと、もう命は預けられないもの。
さて、どのようにして転院しようか。
ネットで唾石症について調べる。
手術方法が3つあることがわかった。
口内法、外切開法、内視鏡手術。
内視鏡手術ができる病院は限定されているようだ。

また、唾石症を患っている方のブログを読む。私と同じように手術が上手くいかない方もいるようだ。そんな中、救世主とされている医師がいた。年間200件以上も唾石症手術をされている。
この医師になら、何とかしてもらえるかもしれない。希望を少し持てた。

手術後、1週間経った受診にて、再手術は内視鏡手術を希望するので紹介状が欲しい旨伝えた。
執刀医は、内視鏡手術ができる病院を、その場で検索し、連携機関である病院宛に紹介状を出すと言う。
残念ながら、私がネットで見つけた医師とは違う方だったが、実績がある方のようだったので、まずは紹介先に行ってみることにした。




唾石症との闘い3 手術編その2

2025-02-21 05:16:45 | 日記
手術着を着替え、看護師に手を引かれながら診察室に戻った。
その間3分程度なのに、口の中は血でいっぱいになる。
急いで診察室の流し台に血を吐き出した。

執刀医は、石が取れなかったことを謝罪した。
痛み止めと抗生物質を処方するので、明日また受診するように言われた。

その夜は、39度台の高熱が続き、痛みも治まらず、一睡もできなかった。

翌朝、舌が動かないことに驚く。
全体的に痺れがあり、また付け根に痛みがあり、舌を動かすと痛みがあり、話すのも難しい。

執刀医は、
「舌の痺れ、痛みは2か月くらい続くだろう。
石は取れなかったが、化膿していた箇所の水疱は取れたので唾液はでるようになった。もう大丈夫」と説明をした。
石は取らないの?食事後の痛みはずっと続くわけ?
何を言っているの??
頭が混乱する。

我慢ができず、再手術はいつするのかを聞いたら、傷口が塞がるまでの2か月はできないと返事があった。
その間の痛みはどうするのかと聞いたら、ロキソニンを処方するので耐えてと言われる。

執刀医は穏やかな方だが、再手術もお願いしたいとは思えなかった。